地蔵菩薩像のお話
今回は信仰の対象において「観音」と人気の双璧である「地蔵菩薩」を取り上げました。
「宝珠」の正式名は「如意宝珠」で日本の「打ち出の小槌」、西欧の「アラジンの魔法の
「勝軍地蔵」だけは甲冑を身に着け手に剣を取り、中には馬に跨る像もあります。戦
天、人、阿修羅、畜生、餓鬼、地獄の六道で最悪の所、地獄に堕ちるのは生前中に |
私事ですが5年前に父親が亡くなってお墓を造ることになり |
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「新薬師寺」には裸形の地蔵菩薩像があり俗に「おたま地蔵」と言われ男性のシンボ |
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「地蔵菩薩立像」は平安初期の作と言われております |
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「十輪院」の寺名の由来は |
「寺院建築−鎌倉時代」をご参照ください。 |
「石仏龕」は覆屋で覆われております。見事な龕でそこに彫られた像は |
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釈迦、現在の地蔵、未来の弥勒と過去、現在、未来の三世仏となっております。すな |
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「子安山帯解寺(おびとけでら)」で帯解寺の寺名は珍しいです。多分、
我が国でも |
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「地蔵菩薩坐像」の前で本来住職が座られる所 |
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上記の地蔵菩薩が半跏踏下げのスタイルをとる |
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「野上神社」は若草山山焼きが無事終了 |
入山出来る期日は「奈良公園管理事務所 0742-22-0375」でお問い合わせください。 |
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地蔵菩薩を本地仏とする神は多いですが春日大明神もその一つです。春日大明神が |
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「春日山石窟」は「滝坂の道」での「首切り |
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![]() 地蔵菩薩 |
上記の地蔵菩薩は「滝坂の道」にあります。「柳生街道のお話」をご参照ください。 |
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「安産寺」は無住の寺院で室生 |
国道165号線を走ると北側に入る案内標識がありますがその標識は少し道路より入 安産寺と「室生寺」の間は「やまなみロード(無料)」を通れば15分程度です。 |
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「安産寺」は山懐に抱かれた緑こんもりの高台にあり |
「法隆寺金堂の吉祥天像」と同じです。 |
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![]() 十一面観音立像 (室生寺) |
![]() 地蔵菩薩立像 (安産寺) (三本松中村区) |
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天台系では本尊薬師如来の脇侍は観音菩薩と |
置に並べてみました。ただ、本尊は寺伝では釈迦如来立像ですが金堂の「蟇股」の文様 |
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「臼杵石仏(後述)」の「地蔵菩薩と十王像」です。中央の「地蔵菩薩像」は半跏像で右手 |
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「臼杵石仏」は昔々に訪れましたが当時は仏教美術に余り興味もない時代で記憶は乏 |
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「ホキ石仏第二群」は向かって右側から入っていきます。龕の番号は順路とは逆につ |
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![]() 九品の阿弥陀如来像(第二龕) |
観音菩薩像は阿弥陀の化仏はありません。左手には宝瓶、華瓶を持たず蓮華を |
九品の印相が判別出来ないくらいに |
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![]() ホキ石仏第一群 |
阿弥陀如来、大日如来、釈迦如来と |
「ホキ石仏第一群」の最初は地蔵菩薩と |
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![]() 如来三尊像(第二龕) |
薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来で過去、 |
薬師如来、阿弥陀如来、釈迦如来 |
![]() 地蔵菩薩と十王像(第四龕)(前述) |
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阿弥陀如来、釈迦如来、薬師如来らしいですがこれこそ三世仏ですね。 |
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大日如来を本尊に多くの密教の尊像が祀られております。 |
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![]() 仏 頭(大日如来像) |
昔の記憶で残っていたのは仏頭が下に置いてあったことでし |
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