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犬の心臓病 ・フィラリア症 上の写真のように、長い糸のような寄生虫、これが犬糸状虫と呼ばれる寄生虫で、 この寄生虫が心臓に住み着いてしまう病気がフィラリア症です。 フィラリア症になると元気食欲がなくなり、咳が出たり呼吸が荒くなり、 呼吸困難や突然死を招いてしまいます。 また、この細長い成虫を駆虫してしまうと、 成虫の死体が心臓や肺の血管に詰まってしまうため、 うかつに駆虫することができません。 そのため、成虫が心臓に住み着くのをなんとか予防しなければなりません。 (→フィラリア症予防のページへ) ・僧帽弁閉鎖不全症 ![]() ![]() 中高齢の小型犬に多い心臓の弁膜の病気です。 心臓は大きく左右に分かれ、左右それぞれが二つの部屋を持っていますが、 心臓の左側を二つに分ける弁を僧帽弁と呼びます。 僧帽弁閉鎖不全症とは、この僧帽弁がうまく働けなくなるため、 血液の逆流が起こり、そのせいで心臓や肺に負担がかかってしまいます。 負担のかかった心臓や肺は、 咳、元気がなくなる、呼吸困難 などの症状を出し、重症化すると生命の危機になります。 動物医療で病気の弁膜を取り替えることはかなり難しく、 この病気とつきあっていくために、いかに心臓の負担を軽くしてあげられるかが 治療のカギとなります。 ![]() |