猫背って?
猫が座っている姿勢、
人間の背中が猫のように丸くなるる現象を猫背と言っています。
現代の猫背は「スマホやパソコンを行う姿勢の長時間化」が主な理由ですが
実はもう一つ
大きな原因として「低い枕での横向きに寝る」というものもあります。
21世紀型の猫背である
「巻き肩」はPCスマホ生活や低い枕での横向き睡眠姿勢によって起こるのです。
>猫背の起きる順番を見てください<
(@ABCの順に猫背の姿勢は起こります。)
- 首の前方変位(いわゆるストレートネック)
- 両肩の内方変位(いわゆる巻き肩)
- 背中の湾曲
- 骨盤の後方変位
スマホやPCの長時間使用により起こります。
<高い枕>
首の角度も自然で肩関節の負担も少ない。
横向き寝がメインなら高めの枕が良い。
<低い枕>
枕が低くなると肩関節が前方に動き始める。
長時間続くと肩関節がゴキゴキ鳴るようになる。
当院で特に早期改善できるのは@とAです。
「40才代までならほぼ100%
70才代まででも80%はこの@Aです。」
BCは長期間@Aを続けたことによって起こる
骨の変形なども含み治療に時間がかかります。
姿勢悪化者(@首の前方変位、A肩関節の前方変位)に共通しているのは、
呼吸が浅くなることです。
気道、胸、胸郭が広がらなければ呼吸は浅くなってしまうのは必然です。
呼吸が浅いと、慢性的に酸欠が起こり、
「眠い、だるい、動きたくない」
結果、頭への血流量が減少し、
なかなか治りにくい慢性的な片頭痛を起こしやすくなります。
(実は、筋緊張型頭痛の原因はかなりこの「浅い呼吸」です。
しかも、呼吸によって背中の裏側の筋肉はいつもマッサージされ
自然な状態での深い呼吸により
それだけで肩背中のマッサージ効果があるのです)
これは一般の治療家でも知らない盲点です。
実際、この慢性症状の方の全員が、胸骨から肋骨にかけての靭帯に強い痛みが共通してあります。
自分でできる治療法もこの胸骨周辺のマッサージになります。
胸の真ん中にあるのが胸骨という骨です。
この胸骨についている肋軟骨(画像の青い骨)を上下に軽くマッサージします。
この項の最後に
コロナウィルスの発生
2020年からコロナウイルス対策のマスク生活が始まったことで
この「呼吸が浅い」ことによる弊害が異常なくらい増えました。
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