本文へジャンプ 2007年前半

 



乗馬日記 2007年1月〜6月

2007年6月28日(木)
カップ(658鞍)障害レッスン

今日のカップは頑張ってました!
相変わらず速歩はポニーより遅いんですが、カップなりに必死で頑張ってるのが乗っててわかりました。
駆歩が出そうな勢いなのに遅いんです(笑)
「カップめっちゃ頑張ってるけど遅いわ」
「馬それぞれなんで気にしないでください」

駆歩も順調すぎるほどです。
「左手前は苦手なんで頑張ってください」
苦手なんか?って思うほど順調な駆歩です。
カップに何度も乗ってるので、ちょっとコツがつかめてきたのかもしれません。
おかしい反動も乗りなれてきたんで大丈夫です。

今日の障害は真っ直ぐ入って真っ直ぐ通過でした。
最初は大木3本を速歩で通過。
次は真ん中の大木だけ高さをつけて、大木の間は3歩で駆歩。
カップはすごく頑張って走らせないと3歩はムリって今までの経験でやっと覚えたんで、元気いっぱい動かしました。
いつも何度も言われていることを思い出しながら、最後の隅角は馬から離れて、でも歩度はおとさないように気をつけて直線になったら馬の邪魔にならないように静かに乗ってました。
キッチリ3歩で通過できました!カップ最高!
次は少し元気すぎたんですけど、すこしつめれば3歩で通過できました。
次もバッチリです。
直線になるとカップが障害を通過しようとするヤル気が伝わってきました。
珍しく歩幅が乱れて失敗することなく、大満足の結果になりました。
厩舎から出す時が大変なんですが、出すコツも覚えたんですぐに出せるようになったしレッスンも頑張ってくれるし、よいお馬さんです。

2007年6月28日(木)
スプラッシュヒット(657鞍)馬場レッスン

以前、最悪の結果になって私のレベルでは難しいから二度と乗ることはないだろうと思って、すっかり忘れていたスプラッシュに乗ることになりました。
馬装してる時に虫が気になるみたいだったので、虫よけを足に少しだけ試しにかけてみました。
すごいビクッと反応して、違う足にも少しかけると同じく異常な反応。
虫よけが嫌いみたいなんで使うのをやめました。

このレッスンは結果からいうと、やっぱり最悪でした。
でも前に乗った日の記事を読むと今日のほうがマシっぽいです。
並歩、速歩は頑張ってたと思います。
左手前になると妙に内側に入ってくるので、輪乗りをやっても他の方より一回り小さな円になって注意されました。
「もっと内方脚を使って」
自分の中では使ってるつもりだけど反応ないんだよねぇ。。。
正反撞をすると加速するし、歩度をつめると休憩するし。
鞍から伝わる感じは、はっきりいって挙動不審。
私の合図で動いてるんじゃなくて、何かに導かれて動いてる状態です。
真ん中で休憩して外に出ようにも内側に入られるし。
「なんか内側ばっかり入って動いてくれへん」
「そこを出さないとダメです!鞭を打って出してください」
やりたいけど、けっこう頑固っぽさが伝わってきて、やっぱり難しいです。

駆歩はちゃんと発進できたのに、なんかオカシイ感じです。
反動がオカシイのか速度が遅すぎるのか、ガタガタした動きで座りにくかったです。

「鞍から挙動不審が伝わってきて撃沈です」
「馬も鞍から挙動不審を感じてたんじゃないのかな?」
そうかも。まだスプラッシュの癖とか全くわからないから私のビビリ症が出てたんだと思います。
「駆歩から速歩、移行の時にアゴが上がってるので、上がらないようにしてください」
姿勢の悪さが気の緩みと共に出てしまうんでしょうね。
今日は手綱をしっかり握り続けられたんで、それだけは良しとしましょう。
なんだか気持ちが疲れたレッスンになりました。
最後に先生から「スプラッシュであれだけ走れたら十分ですよ!」と言われて少し気が晴れました。

乗りたいと思わない馬ですが、また乗ることがあったら今度は強気で乗れるといいなと思います。


2007年6月22日(金)
ミックス(656鞍)障害レッスン

この時間もマンツーマンでした。
「今日は中でも外でもどっちでもいいです」
「ミックスが暴れない所で」
「暴れないっすよー。じゃあ気合を入れて外でしましょう!」
「でも障害レッスンの時、他の人が乗ってたら突然プッツンしてるのをよく見るもん」
雨の降る中、広い馬場を貸切です。
「先生、ミックスに名前をつけた。ブキミックス」
「そんな名前ダメー」
「だって何考えてるかわからんし不気味なんやもん。ブキミックスっていいわ」

「さっそく速歩してください」
しかし、速歩が出ません。結局、並歩のまま輪乗り一周したところでやっと出そうに!
出そうになったのに、出るフリだけ。
仕方ないんで蹴りまくって出すことにしました。
けっこうサクサク動いてくれます。出発だけが問題です。
駆歩も何の問題もなくできました。

「じゃあ、あの大木をまたいだら手前をかえて、また大木をまたいでください」
私の中では安定した速度で気に入ってたのに先生が「遅ーい。もっと走るー」
かなり元気いっぱいです。
「次はクロスバーも同じように通過してください。さっきよりもっと元気に走って直線では何もしない!」
ミックスは障害の3歩前になると、やたら丁寧な動きになるので3歩前が数えやすいです。
「元気よく走ってきたら絶対に飛んでくれるんで、試合のペースで走ってください」

馬場のあちこちに設置された障害を言われるがまま飛びまくってました。
雨が降ってるのもあって途中の休憩もなく。
「次はこれを飛んで!その次はあれ!次はこれ!飛んだら走らせる!」
言われた障害を飛んだら、私もホッとしてしまうのですが、今日は飛んだら走らせるように言われっぱなしです。
激しい・・・。かなり腰にきます。
ミックスは頑張って走り続けてくれました。
途中で小暴れしましたが「ミックスいい子やし頑張って走って!」って声をかけて走らせました。

レッスン前半はブキミックスでしたが、後半はマジメな馬だと思いました。
前半後半といってもレッスン時間が15分〜20分くらいだったんで短かったですけど。
でも、飛び続けてたので内容は濃かったです。

2007年6月22日(金)
フェイマー(655鞍)馬場レッスン

今日は一日ずっと雨でした。雨の日はマンツーマンの確率が高くなります。
そして予想通り屋内でマンツーマンでした!
今日は馬場鞍をお借りしてやってみました。
鐙の長さをもう少し長くすれば良かったかも・・・

障害鞍と違って、お尻の周りが固定されたような感じで、ふくらはぎに馬体がくっついたような感じです。

輪乗り運動が中心でした。
フェイマーは左手前になると一気に内側に入ってくるので苦戦します。
重いことで苦戦してるのに、汗ダクになりました。
「自分の体を傾けないようにして、しっかり内方脚を使って」
そういえば、この間も同じことを言われてた!私の悪い癖なんだろうなぁ。
右手前は外にふくらんでしまいます。
「外方手綱を張って外方脚でおさえて」
これはスムーズにできました。
「円の中心を通って手前をかえて。中心にきたらハミと脚を入れ替えて」
限られたスペースなんでテキパキやらないと、やり損ねてしまいまそうです。

左手前の駆歩は一発で出せませんでした。
「めっちゃいい速歩してるわ」
「そうやねぇ。でも今は違うんだよなぁ」
もう一度やり直して駆歩です。
すんなり出てくれないんで鞭を使ってみました。
ペチ。
あんまり効果なかったみたいです。
ちょっとキツク打っても大丈夫そうなんで、また打ってみました。
パチーン!めっちゃいい音がしたんで、かなり効果ありました。
久しぶりに大きな音だったんで自分でもビックリです。
内心ビビッてました。

輪乗りの中で巻き乗りをしたり、巻き乗りの時に絶対に速歩にならないように、ひたすら脚でした。
フェイマーは手綱を短く持つと銅像のように動いてくれないので、今日も手綱を長く持っていたんですが、手までゆるくなってしまって「手綱はもっとしっかり握っておいてください」言われてしまいました。
どうしても手綱を持つ手がゆるんでしまうのも悪い癖です。
これはなかなか直らないんで、もっと意識しないとダメですね。

最近になって、やっとフェイマーを動かすことができるようになったかなと思っています。
フェイマー的には馬場より障害のほうが好きっぽそうな気がします。
馬場レッスンだとヤル気が出てなさそうだし。

2007年6月15日(金)
フェイマー(654鞍)障害レッスン

今日のフェイマーは厩舎の前を馬が通ると怒ってました。馬装の時も。
めちゃくちゃご機嫌悪そうです。

今日は天気が悪いのが原因なのか貸切デー状態です。
馬場で並歩しようとすると出口へ向かって勝手に歩いていきそうになります。
ここで負けたらレッスンで撃沈してしまうので何とかワガママを阻止しようと動かすことにしました。
「フェイマーって手綱ブラブラのほうが良かったんやったっけ?」
「そうそう」
手綱を引っ張らない程度に持って速歩しました。
けっこうキツメに拍車をブサブサ使いました。
なんとなくヤル気になってくれてるのかな?あっ、でも出口付近は減速する!
出口付近は拍車を使って加速気味にしておきました。
しばらくすると諦めてくれたみたいです。

最初は大木通過でした。
大木すら裏切られそうに!あと少しで横にきられそうだったのを脚でブロックして強引に通過しました。

障害を2コ使って駆歩で通過を何回かやってミニコース走行をしました。
「まだ飛んでない障害はきられる可能性が高いんで、脚でしっかりはさんでください。それと障害前に失速するので脚を使い続けてください」
最近かなり気をつけている最初から元気いっぱいに走らせることと、最後の隅角は馬と離れて体制を立て直すことを思い出しながら、かなり元気に走らせました。
フェイマーは暴走しないんで安心です。障害前に裏切るか止まるかだけ気をつければいいんで。

左手前は大回りする癖があるので外方脚でガッチリ押さえてふくらまないように気をつけました。
歩数が合わなかったりしたけど何とか飛びについていけたし怖さもなかったです。
フェイマーが失速のオーラを出しまくってるので、絶対に失速させるもんか!と脚でガッチリはさんでというか拍車でガッチリはさんだ状態で通過しました。

手綱の加減を気に入ってくれたのか、後半はヤル気になってくれて一生懸命に走って飛んでくれました。
とっても賢いフェイマーでした。
「なんか歩数が合わへんけど順調に飛んでるわ」
「合ってへんけどOK。今日はいい感じですね」
「欲を言えばバーの真ん中より左側を飛んでるし真ん中を飛びたかった」
「そうですね。でも今日は良かったよ」

飛ぶ時も脚で馬体をしっかりはさんでいるので自分も体が安定できるし、歩数があわなくても何とか馬の飛びについていけるので、飛ぶ時も馬をはさみ続けることを忘れないようにしたいです。

2007年6月15日(金)
バンブーペレ(653鞍)馬場レッスン

久しぶりに金髪王子!鞭だけ持って拍車ナシでいいかな。
「拍車をつけなくても大丈夫ですか?つけてない日に限って重かったと思いますが」
「鞭だけで大丈夫だと思います」重くても鞭さえあれば・・・
「先生、今日は貸切ですか?」
「違いますよ!一人おられます」
誰だろうと思っていると、調教中のお馬さんでした。
先生2人と私。かなり強烈というか何というか・・・。
「この馬、未完成だけど変わる???」
「絶対イヤや!ペレでも危ないのに」

地上から先生に見られ、後ろから先生に見られ、なんか緊張します。
後ろに先生がいはると思うと、きっと姿勢とか脚の使い方とかバッチリ見られてるんだろうなぁ。
未完成のお馬さんが荒れてくれれば監視されなくて済むんだけど(笑)

最初は蹄跡で右手前と左手前の速歩でした。
もちろん隅角は大きくです。
右手前はギリギリまで大きく通れて、ペレのお尻もクイッと大きく通っているのがわかりました。
左手前は右より大きく通れずでした。

輪乗りも蹄跡の上は一歩だけ通って綺麗な円になるように、いつも以上に慎重にしました(後ろの先生が気になって・・・)
左手前は微妙に内側に入ってきて内方姿勢もとりにくかったです。

正反撞になると一気に速度がおちてしまって止まりかけ!
「遅すぎます」慌てて加速。
正反撞になると遅くなるってことは脚が使えてないんですよね。

次はさっきの輪乗りの右手前左手前を交互にやって8字の運動でした。
手前を変える時は馬の体を真っ直ぐにして、脚を入れ替えて手前を変えます。
これも左手前が右よりダメ。

駆歩も同じように8字で。
手前を変える少し前に速歩並歩にして発進です。
右手前は順調なんですが、左手前は最悪でした。
内側に入りこんできます。
内方脚を使って押し出したい気持ちでいっぱいなんで、気がついたら体も内側に倒れこんでました。
「もっと右足に体重をかけて体を真っ直ぐにして、右肩を少し後ろにひいた感じにして、そのままの状態で内方姿勢をとってください。発進は丁寧に」
右足に体重をかけると輪乗りの円が大きくなってきました。
肩も少し引いて丁寧に丁寧に。
ちょっとマシになってきたかも。

最後は蹄跡の駆歩をして終了です。
輪乗りだと加速しないけど、長蹄跡を走ると「羽ばたきたいよ〜」ってオーラが出て力いっぱい歩幅を広く加速してテンション上がります。
それがメチャクチャ怖いです。
たぶん隅角の時の速度を保ち続ければ大丈夫なんですけど、隅角を通過すると気が抜けて手綱がゆるくなって加速するのかもしれません。

久しぶりのペレ様でしたが安全に乗ることができました。
左手前が満足のいく結果じゃなかったんで残念です。

2007年6月8日(金)
マグナム(652鞍)障害レッスン

障害レッスンは外なんで、雨が心配でしたがレッスン中だけやんでました!
久しぶりにマンツーマンレッスンでした。
「こないだ試合でマグナムに乗った時、止まりにくかったんで今から速歩並歩の移行をやっていきます」
止まりにくかったって事はダラダラと勢いよく走ってしまうってこと???
「じゃあ、速歩。歩度を伸ばして。そうです、脚に反応してます。並歩にする時は手綱だけじゃなくて脚の合図もしてください。半減脚っていいます。脚の合図をしないで手綱だけ引っ張ってしまうと馬がビックリします。脚に意識させてください。手綱と脚の両方を使うことは難しいですが、馬は必ず反応します」
並歩に戻す時に脚をしっかり使って並歩のイメージにすると、すぐに反応してくれました。
最初は慎重にしていたんですけど、だんだん移行するのに時間がかかってきたので3歩後退の指示がありました。
でもマグ様は3歩後退を知らないみたいで固まってしまいました。
「もっと手綱を引いていいです。力いっぱい引いていいです。ちょっと後ろに体重をかけてください。う〜ん、マグナムは知らないみたいですねぇ。ちょっと顔を右に向けて、すぐに戻して後退してください」
こんなに引っ張ったら口が裂けてしまうわってくらい引っ張りました。
2回だけ成功して、あとは失敗。ずっと停止したままでした。
また速歩並歩の移行をして、駆歩を軽くやってフラット終了です。

障害は最初は大木を通過でした。
障害へ向かう時は脚をつけてじっとしておく。真っ直ぐに通過したら元気よく走らせて障害へ向かう最期の隅角で自分が馬から離れる。
馬から離れるって意味がイマイチわからなかったのですが今日やっと理解できました。
元気よく走らせたままの自分の姿勢だと障害直線で突っ込んだ状態になってしまうから、最期の隅角で姿勢を真っ直ぐにして脚だけで馬を真っ直ぐに向かわせる感じに。
馬から離れるっていうのは自分の力を抜くっていう意味じゃないです。
姿勢を真っ直ぐにすれば、ちょうど隅角の所なんで自然と脚を使うことになります。極端にいえば手綱がいらないような状態です。
馬から離れることによって、自分が今まで元気よく走らせていたテンションもなくなって、また新たな出発の感覚が出るので、馬を焦らすこともなく直線で冷静に前を向くことができました。

大木でしっかり練習したあとはクロスバーと垂直です。
高さが上がっていっても、大木通過と同じようにすれば高さを感じませんでした。なので、怖さがなかったです。
「馬から離れることによって、歩幅があわずに飛越しても自分が馬についていけます。もし離れないまま向かってしまうと、馬を焦らせたり自分だけ先に飛んだりします。反抗などは人間が悪いです。バーを落とすのは馬が悪いです」

マグナムは障害ビビリ症の私に色々な事を教えてくれます。
こうすればちゃんと動くよ!今の合図だとこんなことするよ!っていうのが明確なんです。
出した合図をそのまま正直に受け取ってくれる馬です。
「動きたくな〜い」などワガママがありません。
マグナムは人気絶頂らしいんで、乗れる機会が滅多にないと思いますが、乗れた時はいっぱい教えてもらおうと思います。

2007年6月8日(金)
ヴェネ(651鞍)馬場レッスン

「今日はヴェネです」「ヴェネ?」また新しい馬かと思ったのですがディックでした。
本当はディックの前にヴェネってのがついてたそうです。
厩舎にはヴェネしか書いてないのでヴェネです。
でもディックのほうが呼びやすかったなぁ〜。
ヴェネのヴェをどう言えばいいのか・・・。

名前が変わっても相変わらず大きいお馬さんです。
今日は天気が悪くて雨が降ったりやんだりで屋内馬場になりました。
隅角を大きく回ることを中心にひたすら蹄跡を速歩と正反撞での速歩の繰り返しです。

隅角は自分が思っているよりも早くから内方脚でしっかり押さえて内側に入らないようにすれば、かなり大きく回ることができました。

駆歩は右手前が最悪でした。
一発で発進できなかったし、ちょっと気を抜くと(脚の合図を留守にすると)速歩におちてしまいます。
脚の使い方は昔よく乗ってたフェブリルみたいに、ひたすら馬体に脚を密着させてないと動かないなぁと思いました。

左手前は反対手前に出てしまうし頑張ってと先生に言われたのですが、反対手前にならず、ヴェネはかなり頑張って動いてました。
途中でネックストレッチが外れてブラ〜ンとなってしまったんで、すぐに停止しました。
ネックストレッチにかかる力がスゴイってことはハミ受けよりネックストレッチにかかってた負担のほうが大きかったってことですよね。
右手前で失敗しまくってたんで、左手前は慎重に合図を送り続けて駆歩が持続できました。

「大きい馬はスライドも大きいんで駆歩になると隅角が大きく回れません。でも、そこで大きく回れるように馬を我慢させることができるといいですね」
はい。それが出来るようになることが今度からの目標です!
いつも外ばかりなんで、隅角を大きく回る意識が薄れていたように思います。
屋内馬場だと隅角にかなり意識できるのでいいです。
だけど囲まれて逃げ場がない感じが苦手です。

2007年6月1日(金)
カップ(650鞍)障害レッスン

馬装している時にカップの前髪がくくってあってチョンマゲになってることに気がつきました(笑)ほどかずにそのまま頭絡をつけてレッスンです。

今日のカップは、カップにしては頑張ってたと思います。
小股ですが、速歩の歩度を伸ばすと駆歩みたいな動きの速歩をしてくれるし、頑張りが伝わってきました。

大木通過も終わって、クロスバーになりました。
「障害へ向かう直線は何もせずにじっとして、通過したら真っ直ぐに出ます。出たら元気よく走らせて最後の隅角の時に体を起こして馬から離れて直線へ向かってください」
最初は加速がたりずに直線で歩度を伸ばして無理やり通過しました。
「直線で合図を出すと、馬が慌ててしまうので、飛んだあとに走ってしまったりするので焦らさないようにしてください」
最後の隅角で内側に入ったりして定まらなかったんで、歩幅が全くあいませんでした。

右手前は得意なのか歩度は安定していましたが、左手前は遅いので、これではダメだと加速して歩幅は合わないのですが、先生に言われたことに気をつけて通過しました。

60センチの垂直も歩幅があわず、カップなら勢いでいってくれると期待して飛越姿勢をとったら、ものすごい小さな一歩を入れたんでカップより先に私が飛んだ状態になって大飛びになってしまいました。
やっぱり歩幅が合わない不安があると60センチでも怖さがあります。
歩幅を合わすのは難しすぎます。どんな感じに調整していけばいいのか、あの勢いの中で考えてる間に障害へ向かっているんで・・・。

2007年6月1日(金)
ミックス(649鞍)馬場レッスン

今日も初めてのお馬さんです。
障害レッスンで他の方が騎乗されているのを見るのですが絶対にヤバイ馬です。
何でもないのに突然プッツン行動・・・。なんで急に暴れるんかな?
そんな馬に乗るなんて最初からビビリまくりです。
顔はとっても可愛いし、体は小さいです。でも乗ってみると横幅があって広い背中で乗りやすかったです。
ミックスはイタズラっ子みたいで、すぐに首を巻きつけてきたりします。
もちろん乗る時もからんでくるので乗れずに先生に動かないようにもっててもらいました。

乗ったら鞍が傾いているのか?自分の体も左へ傾くんです。
鐙の長さが違うのかと思って直してもヘンになるばかりだし、他の方は準備も終わって並歩してはるし出遅れました。
「こっちへ歩いてみてください。う〜ん、ミックスが傾いてますねぇ。ちょっとヘンですね」
「もうこれでええわ。乗ってるうちに大丈夫になるかも」
「ハハハっ」
並歩で様子を見たかったけど、その時間もなくなってしまって、かなり不安になりました。
並歩は、ものすごく優雅な反動で前進というよりエレベーター状態です。
上に上にって感じでフワフワしています。
優雅な動きはいいけど他の馬からどんどん離れていってしまいます。
近道して距離をつめたり、得体の知れない動きと、重たくはないのに動いてくれないし苦戦。

速歩も出なくて、馬場の真ん中へ入って並歩で動かすのが精一杯。
でも速歩しないとレッスンにならないので、どうしよう状態です。
「蹴って蹴って、鞭も使っていいよ!とにかく動かして!」
しばらくして、やっといい感じに動いてきました。

駆歩も最悪。
いきなりプッツンするんでは?っていう不安もあったし、初めて乗る馬なんでどんな合図を出せばいいのか悩むし。
なんとか出たら、今度は隅角で怪しい動き!空中で止まったような感覚になったと思ったら速歩に戻ってしまうんです。
けっこう内側に入ってきやすいタイプだと思います。
こんな怪しい反動の馬は初めてです。

最後は蹄跡を一周したら斜めに手前を変えて、また蹄跡を一周を1頭ずつでやりました。
さっきの状態だったらミックスは駆歩にならないかもしれないし惨敗の感じがしました。
だけど少しでも頑張ってもらわないと!
慎重に合図して、怪しい動きをした場所は要チェックです。
ちょっと拍車を入れて、無事に通過。
ミックスに乗ってると自分の体が傾いた瞬間がわかるので、傾くとプッツンオーラになりそうな軽さになります。
傾いたまま乗ってたら暴れるんかもしれないと思って、姿勢が真っ直ぐになるように気をつけました。
ちょっと苦しかったけれど何とか出来ました。
「さっきの状態から見てダメかと思ったけど出来ましたネ!まだ4歳で若いからオカシイんですよ(笑)この馬は障害専門だし、でも高い障害は飛べないけど(笑)」
「最後の最後にちゃんと出来たから良かったですネ!」
先生や会員さんに声をかけてもらって終了です。

ミックスはすごく味のある馬だと思います。
ハミを噛んでいる音がよくしていたし、広い背中で乗りやすいし、何回か乗ったら並歩も元気に動かせそうな気がします。
可愛い顔してるし、色々なことに興味津々みたいで、オモチャ探しをしているんだと思います。

2007年5月24日(木)
シャンハイ(648鞍)障害レッスン

先生「シャンハイ出してきます」
ずっと前に乗ったことがある名前なんだけど、どんな馬だったか記憶にないです。
記憶にないってことは普通だったのかも。
腹帯は凶暴でした。
どうもシャンハイは重たい馬っぽい感じです。
馬場へ行くまで何回も止まるし。
やっと馬場へ到着して並歩しようとしたら隣の馬場を見学して、蹴りまくっても動かないし。
「ちょっと手綱を長くして乗ってください。ブレーキはすぐにきくから」
手綱をブラブラで乗ると、動いてくれます。
思ったより重くないし、時間をかけて手綱を短くすることにしました。
シャンハイも左手前が苦手みたいで、ものすごい内側に入ってきます。
首を外に向けてるくせして内側に入ってくるし、どうしていいのか悩みます。

最初は大木を通過。
3本の大木も、シャンハイの歩幅だと全部の大木をガンガン踏んで通過。
「3歩前がわかると、シャンハイでも踏まずに通過できます」
3歩前を意識して、ちょっとつめると踏まずに通過できました。

大木とクロスバーも、さっきの3歩前を意識しながら通過。
いつも障害へ向かう最後の隅角は速度を落とさないように意識するのですが、シャンハイの場合は、大きいくせして内回りするので、逆に歩度を少しつめるような感じにすると、うまい感じに歩数が合いました。
垂直になっても、歩幅が合っていたので高さを感じることもなく飛越できました。

障害を飛びだしてからハミをカチャカチャ噛んで、動きが良くなってきたので、動かしやすかったです。

2007年5月24日(木)
パルチーダ(647鞍)馬場レッスン

パルチーダ!?何度も書いてますが初めてのお馬さんは怖いです。
フロントで「一人で出せるし大丈夫!」と言われたので、馬装までは一人で出来そうです。
厩舎へ行くと毛は真っ黒でした。2003年生まれって、若いですね!
真っ黒の馬は芦毛の次にニガテです。
攻撃的だったり、馬装中に後ろ回し蹴りしたり・・・。
向こうから近寄ってきてくれたんで、何事もなく出すことができました。
ちょっと大きいかな?顔はカワイイです。

今日は風が強くて、風が強い日に事件が起こる馬場でレッスン。
乗る前に腹帯を締めようと鞭をブロックの上に置いてたのに、なくなっています。
パルチーダがイタズラして放ってました。

並歩は軽めっぽい感じです。ちょっと頭の位置が高いので、そこが不安です。
速歩も軽いし、すごくラクでした。
左手前が苦手っぽそうで、やたら内側に入ってきます。
蹄跡から中央線も素直に入ってくれたしマジメです。

駆歩。初めての馬の時は異常なほど緊張してしまいます。
その馬にとって合図が強すぎたら暴走されてしまうし、弱弱しい合図しか出せません。
なので、大失敗です。
最初は左手前の駆歩からで、左手前が苦手っぽいパルチーダは体ごと右に向いてしまいます。
強引に内方姿勢をしたら、そのままの状態で駆歩するパルチーダ。
どう見ても走りにくいんちゃうの?
しかも内方姿勢に気を取られていて、やっといい感じになってきたと思ったら
「かなり内側に入ってきてますよ」先生に言われて気がつきました。
輪乗りのつもりだったのに、巻き乗りになりそうなほど小さな円になってました。

右手前は左手前より動かしやすかったけれど、なんか微妙なんです。
一定の速度が保てなくて、急に止まりそうになったり、ヨロヨロしたり。

どちらの手前もですが、首がクネクネして手綱操作しにくいんです。
きっと上手な方だったらハミ受けバッチリで、格好よく乗れるんだろうなって感じの馬なんです。

他の馬が駆歩してるのを一生懸命に見たり、馬なりに真似しようって思っているのでしょうか?
自分の周りを走っているのを、わざわざ首を回して見てるところがカワイイです。
先生の話は退屈らしくて、首を下げたりフラフラしたり、ちょっとソワソワしてみたり。
若いから、色々と見て勉強したいんでしょうね!
行動が犬っぽいんで、そこがまたまたカワイイです。
首がクネクネしないように乗りたいんで、何回か乗ってみたいです。

2007年5月18日(金)
カップ(646鞍)障害レッスン

並歩から重たい感じです。苦労しそう・・・。
速歩は、ちょっと鞭を使ってみました。特に速くなることもなく意味なさそうです。
「カップにしては動いているほうです!」
めっちゃ重くて酸欠になりそうなんですけど〜。

最初は大木1本通過でした。
「真っ直ぐ入ること、途中で速歩に戻らないようにすること、大木を通過したら手前が逆にならないようにすることの3つに注意してください」
真っ直ぐに入るのは何とかできても、速歩に戻りそうな気がします。
最初は順調だったのに最後は歩幅が合わなくて速歩に落ちてしまいました。

大木通過が終わってクロスバーです。
障害の間は4歩で。
遅かったら裏切られそうな気がしたので、けっこう頑張って障害に向かって行きました。
4歩で通過するなんて、すっかり忘れて・・・。
「もう少しペースを落としていいですよ」
次は4歩を頭に入れながら通過しました。

次はクロスバーを通過したらアップル、で、クロスバーに向かうミニコースでした。
行きは順調だったカップですが、勢いが良かったくせに帰りの最初のクロスバーで一瞬躊躇。脚で押し込んで強引に通過しました。
躊躇したのが幸いして、綺麗な4歩で通過できました(笑)

最後は行きのクロスバーを通過して、出た手前の向きにアップル、帰りのクロスバーです。
左手前で入ってきてバーを通過したあとの手前が瞬間にわからず、とりあえず右に出てみると逆手前。
素直に左手前に出ればバッチリだったのに・・・。

それにしても乗りにくい馬です。
障害へ向かうと、けっこうヤル気っぽい雰囲気になってくれますが、フラットはダメですね。
ちょっと待機してしまうと自分の番になっても銅像のように動きません。
強引に動かして諦めてもらいますけど(笑)
速歩は小股だし、駆歩の乗り心地は悪いし、レッスンの後半になっても前半と同じ合図を送り続けなければ続けてくれないので、くたびれます。

2007年5月18日(金)
ディック(645鞍)馬場レッスン

ディック、どんな馬だったっけ?印象がないって事は平和だったって事(笑)
厩舎へ行くと“ネックストレッチを使ってください”張り紙がありました。
ネックストレッチなんて記憶にないし、使ったこともないので、ディックの新しいアイテムなんでしょうね。とにかくネックストレッチって何?って感じです。
ディックに乗る直前に先生が何かを取り付けはりました。
単車とかの荷物をくくるゴムみたいです。
「これをつけると何の効果があるんですか?」
「頭が上がらなくなります」
腹帯もしっかり締めて並歩するとディックの頭がかなり下がっています。
いきなりハミ受けっぽい感じ!
だけどネックストレッチで強制的に頭が下がってるだけなんで、手綱をどうやって持っていればいいのか悩みます。
気にしないように、最初は手綱をブラブラ状態で並歩しました。
運動する前から強制的に頭を下げ続けるのは、ちょっと可哀想な感じです。

速歩になって一発目から出せなかったところでディックの印象を思い出しました。
確か速歩も駆歩も出るのに時間がかかってたような???
速歩になるとディックの頭が上がりました。
きっとゴムが伸びる限界まで上がっているんだろうなって感じの微妙な高さです。
いつも輪乗り運動が多いのですが、今日は蹄跡運動でした。
途中で斜めに手前を変えたり、中央線を通ったり。
馬がヨレないようにしっかりと真っ直ぐに動かすのは難しいですね。
ディックは中央線まではガンガン真っ直ぐ行ってくれるのに、中央線を越えるとヨロヨロします。
「ハミに気をつけて!」「微妙にヨロヨロしてますよ!」
細かいチェックが入ります。

駆歩も一発で出ないんだろうなぁと覚悟しながら、かなりパワーをためこんで合図すると素直に反応してくれました。
左手前は気を抜いたり、少しでも速度が落ちると速歩に戻ってしまいます。
ちょっと難しいかも。
右手前も同じような雰囲気ですが、駆歩を持続できるコツがつかめたので順調でした。
今日は輪乗りや巻乗りがなかったので、ゆったりしたレッスンでした。

レッスンが終わった瞬間に先生がネックストレッチをはずさはりました。
馬場をダラダラ歩かせている間、ディックは首をクネクネ曲げていたので、かなり窮屈だったんだなぁと思いました。
レッスン中の小休止でもディックはずっと下を向いたままだったんで、ものすごくツラかったんでしょうね。
レッスン嫌いにならないことを祈ってます。

2007年5月11日(金)
マグナム(644鞍)障害レッスン

お気に入りのマグ様です!強風でも大丈夫かな?
フラットも順調だったし、大木も素直に通過してくれました。

今日はミニコース走行をしました。
マグ様は元気いっぱいに走らせれば裏切ることなる飛越してくれます。
コースになると、少しフラつきそうになりましたが両脚でしっかりはさむと大丈夫でした。
微妙に歩数が合わないことがあるんで、もっと一定の速度で走行しないといけないと思いました。
最近、障害前の最後の隅角で速度が落ちないように自分なりに気をつけているんで、以前よりいい感じで向かっていけてると思います。

マグ様に乗ると、怖さが遠のいて少し勇気を出すことが出来るんで障害レッスンが楽しいと思えます。
この馬は私にとって、障害に対する恐怖感を取り除いてくれるし、どうすればスムーズに飛越できるのかを私のペースに合わせて待っててくれるし、教えてもらうことが沢山です。
人懐こくて馬装も手入れもされるがままで、レッスンも乗り手に合わせてくれるマグ様は、とっても人気があるようです!

2007年5月11日(金)
ホーリー(643鞍)馬場レッスン

今日は強風です。雨より危険がいっぱいなので緊張します。
馬はホーリーなんで暴走はナイと信じています。
ホーリーのお腹のハゲがなくなっていたので拍車をつけていいか先生に聞いてOKもらいました。
久しぶりにホーリーをラクに動かせます。
ホーリーは来月から自馬になるみたいです。

今日のレッスンも大きな輪乗り運動でした。
内方脚をしっかり使って内方姿勢をとって動かす。
ホーリーは無難にこなしてくれます。
駆歩も順調です。

最後は一頭ずつ駆歩で右手前の輪乗り、円の中心で速歩におとして左手前に変えて輪乗り。それの逆バージョンを交互にしました。
いつも上手なHさんの番の時に、先生が私のほうに来られ「あれが見本です。騎乗姿勢は良くなってるんで、あとは、あれくらい頭が下がるといいですねぇ。」
どうすれば頭が下がるんでしょうね!やっぱり技術面を磨かないとダメですね。

やっぱり強風は危険です。
一頭は暴走しました。
もう落ちはるかもって思いましたが、先生が体を起こして!とか色々な指示を出していはったんでセーフでした。
暴走した時に黙りこんで見守る先生と、指示を出す先生がいはります。
馬が暴走したら助けようがないんですけど、黙りこまれるより、指示を出してくれる先生のほうが責任感があるなぁと感じます。
黙って見守られてたら見捨てられてる気がします。
暴走してる馬に乗ってる本人は必死だから聞こえてるか聞こえてないかはわかりませんが、待機していると、先生はどうしはるんかな?って気になります。
もし黙って見てはるような先生だったら、自分が乗ってる馬が暴走した時も見捨てられるし、指示を出さはる先生なら暴走されたら怖いけど安心感はあります。

ホーリーのレッスンは無難すぎるので、レッスン内容が印象に残りません。
どの馬も、ホーリーみたいに無難に乗れたらいいなぁと思います。

2007年4月27日(金)
マグナム(642鞍)障害レッスン

初めてのお馬さんです。
障害レッスンで初めての馬は緊張と警戒心でいっぱいになってしまいます。
マグナムなんて名前、ぜんぜん聞かないし最近のお馬さんかな?
厩舎へ行くと個性的な顔でした。田舎っぽい顔(笑)
そんなに大きくないけど妙に顔が大きいし、ちょっとアンバランスな感じです。
でも、ものすごく大人しいし人懐っこくて馬装もしやすかったです。

脚の反応もいいし、乗り心地も抜群にいいし、駆歩も最高です。
歩度の変化もちゃんとつけてくれるし、なんて優等生なんだろう!

でも、フラットはよくても障害になったらどうなんだろう???
今日は障害は真っ直ぐに向かってくるようにコース走行をしました。
必ずバーの真ん中を通過して、障害へ入ってくる時も必ず馬体を真っ直ぐにしてから。
ビビリの私はマグナムを低速で走行させていました。
もちろん最後まで勢いが保てないので速歩におちてしまいました。
「初めてやしビビッてるやろ?乱暴にしても大丈夫な馬やし元気よく入っておいで」

鞍に座った時にお尻に伝わる妙な安心感を信じて、マグナムを元気に動かしてみました。
元気よく通過して、次のバーまでに歩幅が中途半端になりそうだったんで少しつめてみました。
マグナムはちゃんと理解してキッチリ通過してくれました。
この馬めちゃめちゃいいやん!
今まで乗ってきたお馬さんの中で一番のお気に入りかもしれません。
初めて乗ってこんなにお気に入りになるなんて。
マグ様に癒された障害レッスンでした。
いつも障害が怖くて常にビビりながらレッスン受けてますが、最初は怖かったけど、マグ様のおかげで怖さがなくなりました。

「どうやった?いい馬やろ?」
「うん、めっちゃ良かった。マグ様に癒された」
「専用馬におススメするわ」
専用馬にしたいです。だけど仕事辞めるし、仕事辞めてなくても今の給料ではムリ。
私の理想の馬に出会えて本当に感激です。
毛色や体型はちょっと理想じゃないけど、見た目より性格重視かな(笑)

2007年4月27日(金)
フェイマー(641鞍)馬場レッスン

結果からいうと惨敗、終了です。
お腹がハゲハゲ(お腹だけじゃなくて、皮膚が弱いのか薄毛すぎるのかハゲてる)なので、もちろん拍車ナシです。
馬場へ行く道中で何となく質問しました。「先生、脚をよく使うには拍車ナシのほうがいいんですか?」
「う〜ん、そうでもないですねぇ。拍車ナシだと合図が乱暴になったりキツくなったりするし、少しの合図で動かすには拍車ですね」

今日の私は手綱をしっかり握ってハミを味わおうと目標を立てていました。
それが惨敗の原因だと気がつけばよかったんですけど、アホな私はそこまで頭が回りませんでした。

レッスンでは蹄跡の隅角を大きく回れるように内方脚をしっかり使うようにと言われました。
フェイマーは隅角が近づくと、かなり内回りになって悪戦苦闘。
「なんかめっちゃ内側に入る〜」
「フェイマーは隅角が苦手なんで、徐々に近づけていけばいいです」
地道な合図の結果、最初に比べれば上手に隅角へ入ってくれます。
「うん、いいねぇ」先生からOK出ました。
その間も、手綱をしっかり握ってハミが押し出されたら腕を少し伸ばして、常に同じコンタクトが取れるように自分なりに気をつけていました。
時々フェイマーが頭を振ってたのですが、強烈でもなかったんで気にせずに運動していました。

駆歩になって、合図をしても一発で出ません。ナゼ?
出ても速歩では隅角を何とか大きく回れてたのに、ものすごい内側に入ってきて、もっと最悪なのは内側というより急カーブして勝手に輪乗りになったり、速歩におちたりしました。
やりたい放題です。
そこでやっと気がつきました。
フェイマーって手綱がきついと指示を聞いてくれなかったってことを・・・。
障害レッスンの時は手綱を長めにしてフェイマーの自由がきくようにしているのですが、馬場だと手綱をしっかり持ちたくなってしまって、それが大嫌いなフェイマーは集中できなかったのだと思います。
やっと気がついた私はフェイマーの手綱を緩くしたんですが、時すでに遅すぎです。
今さら長くしても無駄やわって態度を取られてしまいました。
「もう惨敗やわ。終了〜」久しぶりに凹んだレッスンで先生もノーコメントでした。
フェイマーごめんね。馬場の時も手綱を緩くするように気をつけます。

2007年4月20日(金)
フェイマー(640鞍)障害レッスン

厩舎から出したフェイマーは痛々しい姿になっていました・・・。
ハゲるタイプみたいで、拍車をつけていないのに拍車痕?踵痕?
血がにじんでいて痛々しいです。
フェイマーも痛いみたいで、少し触れるだけで怒ります。
これでレッスン大丈夫なんだろうか?
先生に聞いてみると「大丈夫や!でも何でこんなにハゲるんやろな?」
「フェイマーがマジメに動いてくれたら脚は使わへんし頑張ろな」
起こり気味のフェイマーに声をかけて馬場へ。

フラットは頑張ってサクサクと動いてくれました。
駆歩は先生から見て遅いみたいで「もっともっと!」こんなに頑張ってるのに〜。

「今日は踏み切り1つと障害を2つ使います。障害の間は4歩。馬にとって飛びやすい速度がどれくらいなのかやってもらいます。もし5歩になったり4.5歩になったりすると障害を踏んでしまいます。それは馬にとって飛びにくい速度です」

フェイマーだと4.5歩になりそうな気がする私。
かなり元気に走らないとダメっぽそうです。
案の定、失敗しました。
これは自分の思っているより加速しないと4歩で通過できません。
障害へ向かう最後のコーナーで少しでも勢いがなくなるとダメってことがよくわかるレッスンでした。
もし勢いがあれば直線の時に体を起こせば歩度はつまるし、もし遅いままだと直線で歩度を伸ばそうにも絶対にできません。
今度は成功しました。

障害がクロスバーになって、同じように通過しようとした瞬間、フェイマーは裏切りました。
絶対に裏切らない速度だと思ってたんで落馬しそうになりましたがセーフ。
「ちょっとこっち来て」
先生に言われた通りクロスバー直前で停止。
「怒って。拍車がないからナメてるわ」
フェイマーを怒りました。もちろん痛々しい部分がかなり痛かったハズです。

今度こそと思って元気いっぱいに入ってきたのに、またしても裏切りのフェイマー。
「またこっち来て」
「見たりひんかったんかな?」
クロスバーの直前で停止。先生はフェイマーの真横に立って、いきなり“ボコッ!!”
フェイマーは先生に殴られてビックリ!私も全く予想してなかったんでビックリです!
「これでいいわ」
ほんまに飛ぶんだろうか。
再度チャレンジして、今度はちゃんと通過したんで愛撫しました。
「愛のムチが効いたな(笑)」
これぐらい強気な態度でないと馬にナメられるんでしょうね。
逆ギレされたらどうしようって思うと強気な態度が出来ない臆病な私です。

2007年4月20日(金)
ディック(639鞍)馬場レッスン

初めてのお馬さんです!ドキドキします。
厩舎へ行って「ディック!」って呼ぶとのっそりと近寄ってきてくれました。
カワイイ顔して見た目はOK!オーラも大人しそうなんで良さそうです。
無口をつけて出してみるとディックは大きかったです。
大きくて大人しくて、これでレッスンもマジメだったらお気に入りになりそう!

今日は輪乗り運動が主でした。
ハミ受け出来るかなぁと手綱を握っていると「ハミ受けの形を作るんではなくて、馬がハミを押し出していくので、押し出したら腕を少し伸ばして、手綱が緩んだら手前に寄せて、常に手綱に伝わるコンタクトが一定であるようにしてください。そのうちに頭が下がってきます。」
どうしてもハミ受けのイメージの形を作りたくて手綱を固定して、歩度が遅くなったら脚で押して動かし気味だったので、先生のチェックが入るのは当然だと思います。
巻き乗りも速度が遅くならないように馬がハミを押し出しているか気にしながら、蹄跡に戻った時もフリーにならないように、細かいチェックが入りました。

手綱に伝わるコンタクトを一定にすることばかり気にしていたので、速歩も駆歩もなかなか出ずに苦労しました。
ディックは乗り心地が良くて、安定感がありました。

今日、一回で発進できなかったんで先生に聞いてみると「馬の収縮が足りなかったので、馬が伸びた状態だったから合図をしても発進できない状態でしたね」
ということは一定のコンタクトは取ってても、コンタクトが緩かったのかもしれません。
手綱の加減が難しいです。

2007年4月13日(金)
カップ(638鞍)障害レッスン

カップ、厩舎から出たがらないから苦戦しそうです。
人参を持ってきてないし、そこらへんの雑草でこっちへ来てくれるかどうか・・・。
きっと10分くらいは格闘したと思います。
やっと出せたところで先生が見に来られました。
「カップ出せたんですか?!ホーリーは出せなかったのに!」
「先生、カップ出せて大満足や」
「ホーリーが出せへんって意味わからへん(笑)」

今日は直線だけの障害でした。
大木が3本。
これを真っ直ぐ通過です。
真ん中の障害だけがクロスバーになったり平行になったりでした。
障害に向かうまでに元気よく走ってきて、直線になったら拳をじっと下へ。
最初の障害を通過したら勢いが出ているので、すぐに体を起こして4歩で次の障害、また4歩で障害です。
カップは小股なんで5歩OK。
最初の障害の歩数を次の障害でも出来ればOKなんですが、そんなに上手くいくはずがありません。
4歩で通過して4.5歩で通過など、けっこう怪しい状態です。
結局、最後まで歩数が合わないままレッスン終了です。

カップの駆歩は乗り心地が悪いし、頭が上下にガンガン動くので、手綱をどうすればいいのか悩んでいました。
頭の動きにあわせればいいのか、あまりに動くから手綱もどんどん伸びてしまうし。
先生に聞いてみると、薬指と小指で手綱が伸びないように握っておいて、ガンガン動くのも耐えて、その場でジッとしていれば急にガチッと動きが止まるらしいです。
そこにもっていくまでが大変そうですが、次回はフラットワークの駆歩で試してみたいと思います。

2007年4月13日(金)
ホーリー(637鞍)馬場レッスン

今日はホーリーだし、平和に終わるだろうと思っていたのに・・・。
なんと!厩舎から出せずです。
ホーリーみたいな大人しい馬が出せないなんて、大ショックでした。
珍しく無口をイヤがって、咬まれそうに!

レッスンは平和そのものでした。
相変わらず重たいし、歩度も伸びません。
各自で輪乗りで速歩と駆歩、あとは歩度を伸ばしたりつめたりしました。
ホーリーは歩度をつめるのが得意なのか、とまりそうなギリギリまでつめることができます。
これはスゴイことだと思います。
並歩みたいだけど反動は速歩です。

レッスンの最後はブロックを置いて、そこから駆歩発進でした。
が、失敗。
3度目の正直って思って合図を送っても出ませんでした。
各自の運動の時は反応あったのに。
きっと、もっと気合を入れた合図を送ったほうが良かったんだと思います。
「拍車がなくて大変そうでしたが、拍車がなくても動かせるようにしてください。あとは各自の練習で、馬がどれくらいの合図で反応するかを確かめて、ブロックが置かれても、同じように動かせるようにしてください」

最近、騎乗姿勢も前傾になってきているのか乗った瞬間にチェック入ったし、もっと頭のテッペンが上にいくようなイメージで乗るように気をつけたいです。

2007年4月6日(金)
カツゾウ(636鞍)障害レッスン

久しぶりにM先生のレッスンで少し緊張します。
「先生のレッスンやったなんて・・・。酸素いっぱい吸っとかな(笑)」
「吸いすぎたら過呼吸になるしアカンで!あっ、ここに看護婦さんがいはるし助けてくれはるわ(笑)」
カツゾウはM先生を意識してか、フラットワークから立派に動いてくれました。

今日はコース走行でした。
馬場で例えればXの地点の周りに障害が6個あって、それらを通過します。
Xの地点がポイントになっていて、馬が無理なく通過させるとXの地点を必ず通過することになります。
障害を通過して、なめらかにXの地点へ行かせて真っ直ぐに立て直してから次の障害へ向かいます。
って頭の中では理想の図を描けるのですが実際は、そんなにうまくいくはずがありません。

カツゾウは待機中の馬が目の前に見えると、突然ワルゾウになってしまって半分狂いながら異常な動きでコースを走ります。
鞍から伝わる怪しいオーラが不安になります。
でも、そこだけが悪くて、あとは賢く動いてくれます。

直線だけの障害なら真っ直ぐだけを意識すればいいのですが、YみたいなコースでVとIがくっついてる真ん中の地点(X)を通過させるようなのがニガテです。
障害を向かうのは真っ直ぐじゃないとダメだし、Xの地点で次の障害へ向かう準備をするのが難しいです。
馬の一歩は自分が思っているより大きいし、考えている間にどんどん前進しているし。
手綱でどうこうしようとしてもムダだし、やっぱり脚でなんとかしないとダメなんだろうなぁと思います。

2007年4月6日(金)
サーカス(635鞍)馬場レッスン

久しぶりに団長です!
頭を異常に高く上げてオマル乗り状態だったことしか記憶に残っていません。
「サーカスにマルタンをつけてください」
おっ!今日はマルタン指示が出ました。珍しい。
「私の手綱はノーマルなんですけど、つけてもいいですか?」
ストッパーがないから、つけても効果がないもんで(笑)
「いいですよ!」
今日はオマル乗りから脱出できるかも。

レッスンは隅角をしっかり奥まで押し込んでいくことが主でした。
団長、かなり小股で妙な反動です。
左手前は押し込みにくかったです。
何周かしているうちに、やっと押し込めるようになってきてOKもらいました。

同じく正反撞でも。
団長の正反撞は加速するうえにセカセカしたような感じと変な反動で難しいです。
とにかく、ゆったり感がなくて落ち着けません。
しんどいながらも何とかレッスンについていきます。

駆歩は頭の上がりが減ったので、良かったのですが、ちょっと気を抜くと速歩におちてしまいました。

以前よりから乗りやすくなってたかもしれません。
そんなに重くはないのですが、なんか他の馬と違ったような反動で、それが難しく感じました。

「サーカスはトロッターやから小股で、ちょっと変な感じに思えるんやと思います」
厩舎で先生が言ってはりました。
馬の種類が違うと少しずつ動きが違うんですね。
団長は蹄鉄をつけていないし、なんとなく野生っぽい感じがします。
厩舎の出入り口でお尻を向けていても「サーカス」って呼べば、ちゃんと振り向いてこっちへ来て無口をつけさせてくれるし、性格は良いです。

2007年3月23日(金)
シャンハイ(634鞍)障害レッスン

前回、お気に入りになったシャンハイです。
しかし厩舎から出せないのでジュニアの子に出してもらいました。
荒い性格の馬も子供には寛大なんで、うらやましいです。
出してもらったんで、手入れしようかと思うと先生がやってきました。
シャンハイは急に噛むらしく、被害者が出ているそうです。
でも、前回めっちゃ顔をゴシゴシ拭いても噛まれなかったんで不思議で仕方ありません。
腹帯を締める時がかなり危険らしいのですが、それも不思議です。
先生はシャンハイの無口を持ち続けてはりました。
シャンハイを一人で厩舎から出せるように!これがシャンハイに対する私の目標です(笑)

フラットは相変わらず重かったです。
しかも、一度停止すると動かないので動かすことに自分の体力を使うので、それだけで疲れました。
駆歩は乗り心地いいけど頭がフラつくのが気になります。

今日の障害は大木をまたいでクロスバーを通過して大木。
障害の間は4歩でした。
だけど、大木を通過すると勢いがないので速歩になってクロスバーも普通にまたいで通過。
これはかなり最初から頑張って走って入ってこないと、普通にまたがって通過されるだけになってしまいます。
シャンハイは大きいし、わざわざ跳ぶ格好をしなくてもいいんだろうなぁ・・・。
だけど障害レッスンなんだから普通に通過はダメなんで、鞭を連打しながら障害へ向かいました。
なんとか駆歩を持続しながら通過できました。

でも、先生の話を聞く時に停止すると動かすまでが大変です。
蹴っても鞭を打っても無反応。
反応すれば後退するし。
「鞭を布団を叩くみたいに持って腹に打ってください」
先生から最終手段を教えてもらって打ってみました。
これも使い続けると効果なくなるので、あまり使いたくないです。

動物を叩くっていうイメージが強くて鞭を使うことに抵抗があります。
打ってキレて走られるのも怖いし、もし自分が叩かれたら痛いし、遠慮がちに打ってしまうので「そんなんハエも殺せへんわ」と先生に言われることがあります(笑)
拍車は無意識にブサブサ刺してしまってるのに。
いつもレッスン中に鞭を持っていても使わないので、今日は久しぶりにいっぱい使いました。

2007年3月16日(金)
シャンハイ(632鞍)フラットレッスン

さっきの馬場レッスンの延長みたいな感じのレッスンでした。
このレッスンでも輪乗りです。
馬場レッスンで足を下へ下へって言われていたのですが、下へ下へっていうのはどういった状態なのか聞いてみました。
先生によって言い方が違うみたいなんで、行き着くところは同じだと思うのですが、日本語って難しいですね。
正反撞の時に、ふくらはぎとカカトに力を入れると、だんだん足が上にあがってくるような雰囲気になります。
でも、それはヒザから上に力が入っているからだそうで、ヒザから上は力を入れずに、ふくらはぎとカカトに力を入れるそうです。
下へ下へって言葉は、足を下へ真っ直ぐに下ろせば自然とふくらはぎとカカトが馬体に密着するんですよね。

馬の体から自分の足が離れた状態だと、馬が勝手をするし、どの方向へ進めばいいのかわからないからフラフラするし、それなのに馬が動いているっていうのは、かなり危険だと感じました。
レッスンの時間が経つにつれて拍車が当たり続けてしまうので、たまにチェックされます。
つま先が真っ直ぐになるように乗るには、つま先を内股っぽいイメージで乗って、これでやっと真っ直ぐみたいでチェックされないです。
馬の体を触っているっていう感触がふくらはぎから感じ取れるようにならないといけませんね。

2007年3月16日(金)
シャンハイ(631鞍)馬場レッスン

ちょうど一年前の今日も競技会でした。
あの時は速攻で落馬してケガしたんで、緊張します。
馬場を見ると、競技中の馬が暴走していて「馬を止めてあげてください」
アナウンスが流れてましたが、どうやって止めるんだろう???
乗ってる方は落馬。担架で運ばれていきました。
やっぱり今日のレッスンは怖いわ。
フロントで「シャンハイです」
シャンハイ?また初めての馬やん・・・。
「カービングとか安全なのがいいなぁ」
「カービングはダメ!シャンハイはカービングの兄弟だよ」
でも初めての馬は怖いわ。
しかも厩舎に行くと必ずスタッフに出してもらってくださいって書いてあるし。

シャンハイは大きくて鞍をのせるのもちょっとしんどい。
乗り心地は普通かな?
ちょっと内回りしそうな雰囲気だけど、脚でおさえれば特に問題なさそうです。

レッスンは輪乗りでした。
内方脚を使って馬の体も輪乗り上にきれいにのせるのですが、そんな簡単にはいきません。
正反撞になると、脚でおさえるのが弱いのか内側に入られそうになります。
右手前も左手前も重めではあったけれど、初めて乗ったにしては順調です。

駆歩はかなり緊張します。
周りのガサガサした雰囲気もあるし、去年の悪夢もあるし。
しっかりパワーをためこんで脚で合図すると一発で発進できました。
駆歩の乗り心地は抜群です。
出入口に近づくと止まりたがるので、そこだけ脚の合図を強めれば問題なしです。
駆歩の時も内方姿勢を意識して、同じ速度で動かし続けるように気をつけました。
シャンの発進はパワーをしっかりためて、丁寧に合図すれば反応は抜群です。
並歩、速歩はちょっと重たいけれど、また乗りたいなって思うほど気に入ってしまいました。

2007年3月9日(金)
カップ(630鞍)障害レッスン

今日は2鞍とも女の子です。
カップも女の子。こんなことって珍しいかも。
カップは厩舎から出すのが大変なのですが、今日はこっちを向いてたので、すぐに人参をあげてモグモグしている間に無口。

カップのフラットは大変でした。
いつもですが、カップなりに頑張ってても周りからは頑張りを認めてもらえないんです。
遅いし(笑)
鞍から伝わってくるカップは「私すごく頑張ってるよ!」ってオーラです。
でも遅いから、人間側からすればもっと頑張ってほしいんです。

「前方騎座で動かしてください。鞭も使ってください」
この時間も前方騎座です。腰にくるのでニガテです。
「このままの状態だと障害を飛べません。もっと動かしてください」

やっと何とかOKが出てフラット終了です。
今日は大木を通過したら3歩でクロスバーを飛越して3歩で大木。
カップ、4歩になったりしながらも横切ることなく通過します。
前回の障害レッスンで馬体をしっかりはさみ続けることを意識しました。
意識しすぎて歩数は考えてなかったです。
だから乱れたんだと思います。

左手前は安定しているのですが、最初の出だしが遅いと乱れまくりです。
他の馬より出始めが遅いので、もっと助走距離を多くしてかなり頑張って走らないとスムーズにいきません。
ちょっと走ったぐらいでは遅いままで危険です。
でも、右手前でお尻を浮かすと急に気合が入って加速するし、しっかり座ると安定するし、カップは鞍に座る程度によってものすごく変わる気がします。

出始めが遅いと全てがダメダメになってしまいます。
いつも最初の障害は元気よく入ってくるように言われているのを、なんで忘れてしまうんだろう???
同じ失敗ばかりしてしまうので、次回は最初の障害は元気よく入れるように意識したいです。

2007年3月9日(金)
フェイマー(629鞍)馬場レッスン

馬場レッスンでフェイマーに乗るのは初めてです。
いつも上手な方が二人おられるので、足手まとい状態の私・・・。
今日もダメかも。

今日は久しぶりに鐙あげ。
鐙あげの時に爆走されたらどうしよう・・・。
実は私、鐙あげをして、そのあとスッと鐙をはくことができないんです。
他の方は動かしながらスッとはかれているんですけど、私は停止して鐙を見ないとはけません。
これって鐙を足のように使えていない証拠ですよね。
乗り方が悪いんか?

鐙あげで正反撞と軽速歩をやりました。
鐙をはいてないのに軽速歩をするって、どうすればいいのか謎です。
雰囲気だけ(気持ちだけ?)お尻と腿に力を入れて立つ座るをしました。
正反撞の時はベッタリと鞍に座っているだけでした。
なんか微妙です。

駆歩は撃沈でした。
鐙をはいて駆歩だったのですが、フェイマーは一発で発進できないんで難しいです。
手綱が短いと不機嫌になって動いてくれないし、長いと発進しにくいし、でもフェイマーの意見を尊重して長いままで合図すると、すごい勢いで速歩して前の馬に追いついてしまうし。
「もっとおさえて、まだまだおさえて」って言われて、おさえると、フェイマーの鼻先が空を向いてウマバウアー状態!
頭が上がるだけでも怖いのに鼻先が空を向くって、まさか空に向かって飛んでいくんちゃうやろなって思ってしまうほど。
このままおさえ続けてイヤがって走られたらどうなるんだろう???
アカン、やっぱり一頭だけで駆歩したほうがよさそう。
って思って真ん中で待機しました。
ここ最近、やたら自らの待機が多いです。スランプの時期に入っています。
真ん中に入ってしまうと、今度は動かしにくいのはわかっているのですが、やっぱり待機優先してしまいます。

フェイマー一頭で駆歩することになりました。
やっぱり一発で発進できません。
しかも遅いし。
前方騎座で鞭も使って走らせました。
「疲れるまで走ってください」
でも、調子こいて走ってたら自分が倒れてしまうので、すぐに終了しました。
本当はいっぱい走りたいんですけど、すぐに倒れて先生方に迷惑かけちゃうので。

駆歩もカカトを下へ下へ、自分が思っている以上に下へおとさないといけないことがわかりました。
先生がO脚っぽく馬体をしっかりはさむって言ってはりました。
じゃあ、O脚の人は乗馬に向いているのでしょうか?
自分が思っている以上に馬体をはさんで、脚に反応させる、そして次は手綱。
一番最初に手綱で操作してはいけないことを学びました。

2007年3月2日(金)
フェイマー(628鞍)障害レッスン

今日もお気に入りフェイマーでマンツーマンレッスンです。
「フェイマーは女の子でムラがあるから、今日のフェイマーはどんな感じですか?」
「前回みたいに激重じゃないけど、途中でどっかに気が向くみたい」
馬や犬、カラスを追って顔があちこち動きます。

さっきの馬場レッスンで習ったことを思い出しながら手綱を伸ばして元気よく並歩しました。
なんとなくいい感じです。
フェイマーは手綱の短いのが大嫌いみたいです。
先生に言われるがままの長さになるまで時間をかけて短くしていきました。
「その長さから短くしたり長くしないようにしてください」

フラット運動、キャバレッティ、クロスバーを終えて「今日は飛越姿勢のレッスンです」
「飛ぶ直前までは左右の重心が同じでも飛んでる時、着地した時にバランスが崩れると馬にとって苦痛です。背中に乱暴に座ってしまって跳ねたり、右か左かどちらに行くのか馬の勝手で行ってしまいます」
フラットの時に出来た蹄跡を見るとバーまでは真っ直ぐなのに、着地からは左側に乱れた蹄跡が・・・。

「障害の直線までにしっかりペースを作って、直線に入ったら追ったりしないでじっとしておいてください。飛んだらカカトをしっかり下げて、馬のお腹をカカトからふくらはぎでしっかりはさみ続けてください。UFOキャッチャーみたいにすればいいです」
飛んだ時に意識してはさみました。でも着地した時にはさんだまま体を起こすのが遅れてヘンな感じに。
なんかイメージがつかめません。
だけど、しっかりはさんでいるので今までになかった安定感があります。
何回か繰り返しているうちにコツがつかめてきました。
はさんでいるので、一回飛んで、体を起こす時も静かに座れて真っ直ぐ通過できるし、次の障害も体勢が乱れずスムーズに通過できます。
すごい!感動です。
馬が着地でつまずいても馬体をガッチリはさんでいるので慌てることもなく、不安なこともなく、すごい安心できます。

いつもは着地した時に馬をはさんでいないので自分が反動にあおられて地面が視界に入る確率が高くビビっていたのですが、今日のレッスンで馬をはさむだけで真っ直ぐ前を向いて通過できました。
久しぶりに内容の濃いレッスンで勉強になりました。
次回の障害はUFOキャッチャーを意識して乗ろうと思います。

2007年3月2日(金)
バンブーペレ(627鞍)馬場レッスン

今日ペレ様だったので拍車をつけて乗ろうと思って拍車をつけてました。
馬場へ入って「ちょっと勝手に足を触らせてや。俺の予想では絶対にいらんし」
と拍車をはずされてしまいました。
結局いつものノーマル騎乗です。

「今日は馬をラクにするレッスンです。馬をラクにするっていうのは、馬がダラダラするんじゃなくて、この人を乗せても動きやすいなぁと思わせる乗り方です。馬の顔が上に向いたまま、何かの動作の後に走ったりする、そういうのは人も馬も乗りにくい状態で馬がイライラしています」
「手綱を伸ばして引っ張らない。脚を使って速歩が出そうな並歩をする」
そんなことしたら馬力のあるペレ様はロケットスタートするんじゃないの?
でも先生の言う通りに手綱をブラブラにして元気よく並歩しました。
「動きだしたら首が伸びてくるので、伸びたら手綱もどんどん伸ばす」
今日のレッスンは手綱はいらなさそうです。

速歩の時も手綱は伸ばしたままです。
「脚に反応させる!同じリズムで動かし続ける」
「各個に半巻き」これも脚のみで。
やれやれ出来たわと思った途端に「各個に半巻き」
ひたすら半巻きの連続です。
そのうち号令が激しくなってきて「正反撞、半巻き、速歩、並歩、速歩、正反撞、並歩、停止、速歩」
こんな号令がガンガンとんできます。だけど手綱はブラブラのまま。
そのうち軽快になってきたペレ様は勢いが出てきました。

「正反撞、今の速度を変えずに軽速歩」
「先生、加速します」
「それは馬の背中をドンドンしてイライラさせてるからや、ラクにする、ラクに」
次は慎重に軽速歩をしました。

駆歩で手綱ブラブラは怖いなぁ。元気いっぱいで走りそうだし。
限界まで頑張って耐えてみよう。
「じゃあ、駆歩」
けっこうラクに走ってくれてます。スゴイ!
ペレで手綱をブラブラさせたまま乗ったことなんて怖くてなかったのですが、脚で色々な運動が出来るんだと思うと感激です。

非常にマジメで忠実なペレは脚に正しく反応してくれました。
駆歩の一歩が大きいので前に追いついてしまいます。
だから歩度をつめたくて少し脚の力を抜くと速歩に戻ってしまいます。
でも手綱を引っ張るとイライラさせて加速するだろうし。
「マジメに動いてくれるし脚をゆるめると速歩に戻る〜」
「じゃあ、もっと自分をアピールすればいい(笑)」
これは非常に難しい答えでした。
上手な人なら騎座で調節できるんだろうなぁ。

馬に「この人を乗せてもラクだなぁ」と思ってもらえるように気をつけながら乗ろうと思いました。

2007年2月23日(金)
フェイマー(626鞍)障害レッスン

初めて乗るフェイマー。どんな性格なんだろう?
厩舎へ行くと「拍車をつけないでください」
これは元気よすぎるってことなのか?!
すごくおっとりしていて、見た目もカワイイし、細くてガリガリって感じ。
あまりに細いから乗って大丈夫かと思うほどです。

フェイマーのフラットは、かなり重かったです。
重い馬で拍車痕ができたから使用禁止みたいでした。
重いけど、今まで乗った馬の中で乗り心地が自分に合ってると思いました。
右手前も左手前も自分に合ってて、それだけでお気に入りです。
内方脚をしっかり使って輪乗りでした。

障害はフラットと同じように内方脚をしっかり使って輪乗りです。
障害フェイマーは、もっと大変でした。
これだけ脚を使っても動いてくれへんの?ってくらい重いし。
しかもバーを越えたらすぐに速歩に戻って休憩モード。
常に休憩モードのフェイマー嬢。
癒されますが、レッスン中はもう少し動いてほしいです。

駆歩でクロスバーになった時、いきなり横切られました。
速歩で通過して覚えてもらってから再度チャレンジ。
その後も必死で駆歩を続けてもらおうと脚を使い続けました。
なかなかうまいこといかないのですが、さっきの恐怖の馬場レッスンよりマシです。

後半は鞭をちょこっと使いながら駆歩を続けさせて何とかスムーズに障害を通過できました。
速度と輪乗りの大きさが安定していれば歩数がバッチリ合ってきれいに通過してくれます。
めちゃくちゃ重かったけど、初めて乗った馬なのに安心できたし、すごく乗り心地よかったし、重ささえなければ最高なのに〜。
重くても、また乗りたいと思ったフェイマーちゃんでした。

2007年2月23日(金)
スプラッシュヒット(625鞍)馬場レッスン

今日、初めて乗馬をやめたいような心境に襲われました・・・。
前回と同じく、強風で馬はスプラッシュヒット。
蹄跡で前の馬がビックリして跳ねたのを見てスプもビックリ。
もうこれだけで怖いと感じました。
速歩でも加速するし、内側にも入られてどうにもならないし。
並歩から速歩にするまでも大変。
同じ運動ができないので馬場の真ん中で他の二頭をぼんやり眺めてました。
寒いし楽しくないし、ヤル気もなくなりました。
何回かスキを見つけては入って頑張ろうと思ったんですけどダメ。
ふと気がついたんです。
私の気がつかない間に、前の馬についていってるだけだと。
「前についていってますね。離れてやってみましょう」
あまりにも他の2頭と運動が合わないので、スプだけ孤立することになりました。
「見れませんけど、隅角を大きく回れるようにしておいてください」
先生にも見放されました。
とにかく一頭だけなら周りに影響されないし、問題は強風だけだし、並歩で蹄跡を歩きました。
ちょっといい感じになってきたのですが、他の二頭が視野に入ると動いてくれません。
とうとう先生に「曲がれません。左折不可能」と言って乗ってもらいました。
先生は右手前で乗って「すぐ乗ってください!怖いかもしれませんが鞭も使って前方騎座で動かしてください」
なんとか調子よく軽快な速歩ができるようになりました。
「じゃあ、駆歩してもいいよ」
でもスプは簡単に発進できひんねんなぁ、とにかく気合で蹴りまくろうか!
と、思った私の視界に入った光景は、ものすごく恐ろしい現場でした。

一頭は大暴れして暴走。跳ねるとか、そんなレベルじゃなかったです。
北海道で数々の暴れ馬を経験された上手な方なんで、落ちずに、そして暴走も早くおさまりました。
が、もう一頭は暴れ方はひどくなかったんですけど、大暴走の大暴走。
馬場を暴走しまくりです!
こちらの馬は自馬さんです。
ものすごい急な曲がり方をしても落ちずに乗ってはりました。
が、どこに向かって走っていくか予測できないので怖すぎます。
スプが影響されて同じように走らないことを祈って手綱を握ってました。
とうとう自馬のご主人さまは自ら落馬されました。
そのあと馬だけで暴走。
しかもこっちに向かって来るやん!どうすればいいの???
とにかく石のように固まる私。
馬は横を突っ走って通り過ぎました。
やっと出入り口で止まったところを捕獲されました。

そしてレッスン終了です。
もし同じようにレッスンしてたらスプも一緒に走ってたと思います。
上手な方は冷静だしビビることなく対処されて、本当にスゴイなぁと思います。
ちなみにスプラッシュに乗ることは今回で終わりだと思います。
私みたいなヘタクソには難しすぎたみたいです。

2007年2月16日(金)
アリコノワール(624鞍)障害レッスン

アリコかぁ。何度も乗ってるので多少のムチャも大丈夫っていう安心感があります(笑)
ただ、跳ね飛ばされないように気をつけること!ここだけがポイントです。
乗る時から危ないので、先生に手綱を持っててもらい、腹帯をしめる時も安全の為に持っててもらいました。

今日のアリコは拍車が触れると怒ってロデオになること間違いなさそうなオーラです。
膝で鞍をはさんで前の方で乗ってれば動いてくれたんで、珍しく鞭がフル稼働することもなかったです。
脚ではさめない馬に乗るのって難しいけど、ロデオにならなければ、その馬は苦痛じゃないんやと思うと、ちょっと嬉しくなります。

レッスンはキャバレッティから始まりました。
アリコ、キャバレッティがヘタクソすぎて妙な動きで通過します。
何度か速歩で繰り返して、次はキャバレッティとクロスバーになりました。
こんな動きの終わりにクロスバーって大丈夫?かなり不安です。
いきなり羽ばたいたりするような馬じゃないからいいけど、どんな動きなのか予測不可能。
しかも速歩のみで通過するように言われ、どんな状態になるのかわかりません。
まずは駆歩になってでもいいから元気よく通過しました。
ヘンだけど何とかクリアです。
でもやっぱり速歩だけで通過するように言われたんで、今度は気をつけながら通過。
怪しい動きをしながらも速歩のみで通過できました。

最後はキャバレッティが撤去されて大木1本とクロスバーになりました。
大木からクロスバーはバウンス通過で。
小股アリコがバウンスなんて出来るのだろうか???
何度か失敗して、最後は私も半分ヤケクソ。
アリコも跳ね落としたい気マンマンなんでヘンな動きをしながら狂ったように駆歩。
でもこれが良かったみたいで、最後は馬っぽく、馬らしくバウンスで通過できました。
一番最後の走行だけが、馬に乗ったぞ!って感じになりました。
私は障害に向かって通過する時に、体が傾いているらしいです。
それを直さないと自分も危ないし、馬も苦痛だし、気をつけなければ。
だけど自分の中では真っ直ぐに乗ってる気がしているんで、どうやって気をつければいいのかが問題です。

アリコって馬に乗ってる感じじゃなくて、何か別の生き物に乗ってるような気がしてしまいます。
すごく馬っぽく動いてくれた時は、気持ちがいいんですけど(笑)

2007年2月16日(金)
スプラッシュヒット(623鞍)馬場レッスン

今日は初めてのお馬さんです。
「スプラッシュなんとか。です」
「スプラッシュ???」
「パトラッシュじゃないよ」
どんな馬だろう???初めての馬は異常なくらいにビビる私です。
鼻先がホーリーに似ていて、すごく大人しい馬です。
細いし小柄なんだけど、ちょっと馬面が長いみたいです。

今日は強風で、なんとなくイヤな感じがしていました。
「じゃあ先頭で」「えっ!先頭なん??」
「後ろから行くより、先頭で行った(暴走するの意)ほうがいいかなと思って」
かなり不安ですが、まずは並歩で様子を見ることにしました。
3歩歩いた瞬間に強烈な内回り。これは手強いです。
私の脚なんて効かないんだろうなぁってくらい。
しかも激重。「ひょっとして、ものすご〜く重い?」「めっちゃ重いです」
あまりの重さに2番目に移動しました。
けっこう順調だったのですが、審判小屋?の波板が強風でパタパタ音がして動いたので、ちょっと体がビクビク状態のスプ。
次の小屋の真横で不運にも波板が風でバンバン音がして動いたので驚いて横っ飛び!
もう落ちるかと思いました。このまま気が狂って走ったらどうしよう?って心配になりました。

かなり危険なので場所を移動してレッスン再開です。
スプはさっきの事で頭がいっぱいみたいで、やたらビクビクしているし、誰も見ていないところで今度は前へ飛びました。
もうダメ。とりあえず落ち着くまで馬場の真ん中で待機です。
よりによって強風だし寒い。すごく寒いです。

正反撞するとナゼかどんどん加速するスプ。
背中が弱いんでしょうか?これ以上手綱を引っ張ると何かあった時に対処できなさそうです。
加速した時は少し軽速歩をしてごまかしました。
小屋が視界に入るとテンションがおかしくなるのか、加速してそのままどこかへ行ってしまいそうな雰囲気がするので怖かったです。

だけど必ず駆歩がやってきます。
一頭ずつの駆歩が始まりました。
次はスプの番です。でも内側に入りたがるスプは蹄跡に出すことからが大変でした。
出たら出たで、今度は駆歩が出せないし。
速歩の歩度を伸ばして、このまま駆歩が出ることを祈りながら2ポイントをとりました。
やっと出た!やっと。思ったより乗り心地はいいのですが止まりそうです。
「なんだか怪しい駆歩なんで続けてください」
ペースのいい駆歩がなかなかつかめませんでした。
微妙なまま速歩。まぁ、駆歩が出たんだし良しかな(笑)
次回、乗ることがあったら今度は雰囲気がつかめたんで普通に乗れると思います。
が、初めての馬って気がついたら、どこかに行ってしまってるのでスプも今日が最初で最後かもしれませんね。

新しい馬に乗ってもビビらずに乗れないと、馬は大好きだけど、馬は怖いって矛盾した壁から脱出できないんだろうなぁ。
何かあると、すぐに怖いって自分の中で怖さがイッパイイッパイになって、馬は平常心に戻ったとしても自分が怖いままだから、それが鞍から伝わって馬が挙動不審になってる可能性も高い気がします。
臆病者な私は、きっといつまでたっても成長できないんだろうなぁ。
怖さを克服しなければって常に思っているんですけど、まだまだ勇気が出ません。

2007年2月9日(金)
カップ(622鞍)障害レッスン

カップ、久しぶりの気がします。
確か遅くて乗りにくかったのだけ覚えています。
フラットワークは自分なりに元気に動かしたつもりです。
「カップのフラットでそれだけ動かせていたら十分です」

今日は障害を3つ使ってミニコース走行でした。
最初の障害を通過したら6歩数えて次の障害。
カップ、かなり元気いっぱいの速度でないと最初の障害で乱れそうです。
歩数が合わなくてもムリヤリ飛んでくれる気のきいた?!お嬢様なんで、ちゃんと数えて飛びやすくしてあげないと。
でも、ヘタクソな私はカップに無理ばかりさせてしまいました。
最初の障害を越えて、速度が上がったまま2番目に行ってしまい5歩に。
遠くからムリヤリ障害へ飛びついたカップの上でギッコンバッタン状態になって落ちるかと思いました。

今日は怪しい走行がありつつも、久しぶりに順調なレッスンでした。
カップ賢いです。
自分の思っている速度よりも、もっと元気よく走らせないとムリヤリ飛んで失敗しそうです。
「最初の障害は一番大事です。飛んでいく度に速度は上がるので、それを押さえるくらいで。途中から速度を上げようにも上がらないし、障害を落としてしまいます」
最初の障害までに良いペースを作っておくことが大切ですね。

2007年2月9日(金)
バンブーペレ(621鞍)馬場レッスン

今日も拍車&鞭ナシのノーマル騎乗にしました。
でも、今日のペレ様めっちゃ重い・・・。重すぎます。
「いつも拍車つけないんですか?」
「怖いからいつもノーマルです。右手前の駆歩は特に怖いし」
「ちょっと駆歩して出しましょう」
ということで、重モードの速歩はすぐに終了して駆歩しました。
これでペースをつかんで動いてくれるかな?
結局ずっと重たいままだったので、もう一人同じレッスンの方の鞭をお借りすることに。
「次からは拍車つけたほうがいいですよ」
ペレで拍車・・・。怖いけど次回は勇気を出してつけてみます。

レッスンは輪乗りで駆歩して並歩の号令がかかったら並歩。
すぐに輪乗りの中心へ入って、入った方向と反対の方向へ駆歩発進の繰り返しです。
ペレ様だからすんなりいくと思っていたのに、駆歩発進が出ません。
反動は駆歩なのに、肢は速歩の微妙な感じ。
「今、速歩と駆歩の中間が出てます」と先生。
駆歩発進で苦戦してしまい「輪乗りで速歩と駆歩を繰り返しましょう」
それでも駆歩がなかなか出ません。
何度か試しているうちにハッと気がつきました。
「私、内方脚がおもいっきり留守になってる。私が原因です」
きっとペレ様が教えてくれてたんだと思います。
内方脚で押さえると、駆歩がちゃんと出ました。

右手前、左手前どちらも同じ手綱の張り具合で握れていたし、速度も安定していたので、そこだけは良かったです。
あんなに力いっぱい引っ張って押さえてたのに、けっこう進歩したかも(笑)
またペレ様に乗る機会があったら拍車で挑戦です!

2007年2月2日(金)
カツゾウ(620鞍)フラットレッスン

「さっきワルゾウになってしまったんで、ヤバイかも」
先生に宣言しておきました。
さっきの先生はワルゾウになったら動かして勝手をさせないように言われたんですが、このレッスンの先生は速歩か並歩、駆歩から速歩に戻す時、思いきって押さえてリズムを作ると大丈夫だと言われました。
速歩から並歩の戻し方が甘いと、速歩から高速速歩になって勝手にどこかへ行ってしまいますし。。。

この時間はメリハリのある指示を出すことでした。
あと、拍車を使うのも少し速度がダレてきた時に使って、使い続けることはしないように!とか、合図の送り方も丁寧にしました。

さっきと違って馬場はレッスンが違う2頭だけでマンツーマンでした。
さっきと違って落ち着いて走行できました。
「今のところ安定していますね!」
「先生、隣の馬場やったら絶対に無理やわ(笑)」
隣の馬場は5頭ぐらいがレッスンしています。
たくさんの馬がいても同じ状態で動かせたらいいんですけど。
自分の恐怖心を脱出しなければいけないとわかっていても、やっぱり怖いです。
怖いと思っているから、いつまでたっても上達しないんですよねぇ。。。

2007年2月2日(金)
カツゾウ(619鞍)馬場レッスン

朝、起きたら雪が積もっていたのでキャンセルしようか悩みましたが、先週も行けなかったし道路は大丈夫だったので乗馬クラブも大丈夫だと思って行くことにしました。
クラブに近づくにつれて雪が本格的に降ってきました。
これは早く帰らないとヤバイことになりそうです。
クラブに到着して馬場を見ると真っ白でした。
「よく来れたなぁ〜」
「先週は来てなかったし今日は絶対に来ると思ってたけど」
「アホやん!こんな状況で!」
「アホやし来たんですけど、ワガママなお願いが・・・。1時間早いレッスンに変更できませんか?」
「そんなん、全然かまへんよ!」
ということで障害レッスンはキャンセルしてフラットレッスンに変更してもらいました。
屋内馬場では、どのレッスンを選んでも全員が同じ内容になってしまうので、今日は安全にレッスンしたいところです。
私は屋内馬場がニガテなんで、ちょっと緊張します。

今日は外と違って馬場が狭いので、少し細かい動きでした。
右手前駆歩で蹄跡。それから中央線に入って並歩。すぐに左手前の駆歩を出して蹄跡へ。
最初は3頭で速歩していましたが、駆歩からは一頭ずつになりました。

中央線の両サイドに馬が一頭ずつ待機しているので、100%ワルゾウになると思いました。
最初は順調だったんですが、中央線に入ってからは狂ってました・・・。
何かに取り付かれたように速度を上げて勝手に動いてしまいます。
ここで停止させたのがダメだったみたいです。
停止ではなくて蹄跡まで出して、乗り手はどんな事をしても合図を送り続けて勝手を許してくれない人なんだとカツゾウが思ってくれないと、それ以後はワルゾウになり続けるみたいです。
ワルゾウになった瞬間、ものすごい首が湾曲して頭が消えるほど・・・。
勝手にハミ受け勝手に動いて、全頭で動いていた時はすごく良かったんで、私の考えが甘かったようです。
それからは狂いながらもムリヤリ動かしてレッスン終了です。

自分の送った合図でない動きをすると、すごく怖くなって停止させようとしてしまいます。
それがカツゾウの勝手を許すことになるんですね。
自分が恐怖の壁を乗り越えないと、カツゾウにナメられっぱなしなんだと思っていても、やっぱり怖いです。

2007年1月19日(金)
カツゾウ(618鞍)障害レッスン

最近カツゾウがワルゾウにならないようにするコツがわかったような気がしています。
急にオートマチック化して勝手に動き出すのは、乗り手が手綱を引っ張ってしまっているからなんだと思います。
カツゾウは引っ張られると「おっ!そんなに引っ張っても負けへんしな!」って勝負したがるんだと思います。
引っ張り出しそうになったら手綱を緩めて闘争心をなくすと素直になります。
駆歩もどんどん首が伸びてきて突っ込んでいくような引っ張り具合になるんですが、そうなる前に手綱を緩めて、極端に言えば、脚でしっかり合図だけ送れば手綱なんて不要くらいにすれば、手綱の張りが良い状態に保てます。
フラットで何度も引っ張られて試されるんですが、コツをつかんできたんでワルゾウになりませんでした。
カツゾウでも、こんな弱い手綱の張り具合で停止までもってこれるなんて感激です。

今日は大木が3本並んでいました。
大木の間は3歩で通過です。
駆歩で同じ速度を保ちながら3歩で通過しました。
カツゾウは少し速くしないと歩幅が合わないみたいです。

真ん中のバーだけ少し高さを上げて、同じように3歩で通過しました。
なんだか歩幅が合わなくて、障害を蹴ったり微妙になってしまいます。
もうちょっと隅角で歩度を伸ばしたほうがよさそうです。
何度か失敗したものの、元気よく通過できた時はキッチリ3歩で通過できました。

今日は障害がどうのこうのよりも、ペレもカツゾウも同じ手綱の張り具合で乗れて、ほんの少し手綱を引くだけで停止できたり、すごくラクに手綱操作が出来たことを先生に言いました。
「馬とのコンタクトが一定に出来ている証拠ですよ。だから、すぐに停まれたりするんです。すごくいいことですよ」
やっと馬とのコンタクトが一定に出来てきたんだなぁと思います。
上手はHさんに手綱の張り具合を実践していただいてから、その張り具合だけを意識して気をつけた結果だと思います。
会員さんから教わることは貴重ですね。

2007年1月19日(金)
バンブーペレ(617鞍)馬場レッスン

今日の目標はペレ様の馬力任せにならないように、自分の脚で動かすことです。
でも、力みすぎて走られると怖いので拍車も鞭も持たずノーマル騎乗にしました。
最初の並歩から、しっかりと脚と使って動かしました。
いつもの私は、乗ったら脚を使わないように、ただひたすらドキドキして乗ってるだけです。
が、今日はいつもの私は脱皮して、思いきって脚を使いました。
ドキドキすることもなく、ペレ様は首をよく動かしてしっかり並足をしてくれました。

速歩も同じように脚を使いました。
重いこともなく、すごく順調です。
今日はジュニアの子が後ろにいて、先生から「拳を立てる!」を連呼されまくってました。
そのうち口調が荒くなってきて「乗り方(障害と)が違うんやで!もう何もしんでいいから、拳を立てたままにする!拳を立てるなんて、馬をどうこう動かすのと違って自分の気の持ちようやろ!」
めっちゃコワイ・・・。泣いてはらへんやろか???
私も馬場レッスンに参加した頃は伏せ拳だったんで、先生に指摘されて拳を立てるのには非常に意識していました。
ジュニアの子はワクワク乗り(障害前になると、なぜか肘がパタパタと開閉してワクワクした感じになる)が多い気がします。
たぶん伏せ拳になってるから、よけいにワクワク乗りになってるのかもしれないです。
先頭を走るペレ様は何のチェックもされず、ひたすら拳を立てに!の怖い声を聞きながら淡々と動いていました。

駆歩は一頭ずつでした。
最初は右手前から。
右手前は内側に入ってしまうので、これをどうすればいいのか・・・。
頑張って脚を使っても、すんなり外へ向かってくれないし、ちょっとニガテです。
右手前は内側に入られるの気をつけるだけで、歩度も安定していたので、安心できます。
問題は左手前。
「先生、またホ〜ホ〜言いまくるかもしれへん・・・」

馬にホ〜ホ〜語りかけるのは、馬を落ちつかせるためなんですけど、私の場合は自分を落ちつかせるために自分に向かってホ〜ホ〜言ってる気がします(笑)。
馬場レッスンのとっても上手なHさんに言うと「私も昔はホ〜ホ〜言って、ウルサイって言われてたよ〜」爆笑です。

「一度やってみましょう」
左手前で駆歩発進しました。
いつもの私なら、必死で手綱を引っ張って勢いを抑えているのですが、今日は違いました!
右手前も左手前も同じ手綱の張り具合で、走られることもなく、すごくラクラクです!
並歩も速歩も駆歩も全て同じ手綱の張り具合で動かせました。
ペレ様に乗って、手綱の張りが一定に保てたことに感激しました。
すごく嬉しいです。今度ペレ様に乗った時も失敗しないようにしたいです。

2007年1月12日(金)
アリコノワール(616鞍)障害レッスン

今日の障害レッスンはマンツーマンでした!
アリコに乗った瞬間、跳ね落とされそうになりました。
フラットでもアリコは機嫌が悪いみたいで、跳ねそうな雰囲気がします。
もう脚を使わないほうが良さそうです。
途中、無意識に「アリス!ちゃんと走って!」
「誰ですか?アリスって???」
自分ちの犬の名前を呼んでました。
家に帰ってアリスの名前がウィリーに変わってることは、多々ありますが、アリコとアリスを間違えるなんて・・・。

「今日はアリコ得意の小回りをします」
障害を通過したら、すぐに回転して隣の障害を通過、すぐに回転して最初の障害を通過したら隣の障害を通過。
大きな体で、こんな小回りばかりの障害は他の馬ではムリです(笑)
アリコは同じ速度で、しかも上手に小回りして通過してくれます。
途中から気合が入ってきて勢いが出ても大丈夫なんです。
ただ、右手前がニガテみたいで、けっこう膨らみます。
そこだけ注意すれば特に問題なさそうです。

アリコに脚を使うと跳ねそうになるので、ちょっと困りました。
「声も扶助です。アリコに優しく語りかけてください」
「アリちゃーん、駆歩〜。ほれほれ、走って〜」
「アリちゃん、いいこだねー」
脚も鞭も一切使わず、声のみで動かしました。
でもアリコは賢いので正しく動いてくれます。

こんな小回りを他の馬でできたらカッコいいんだろうなぁ〜。
今日のアリコは非常にご機嫌ナナメで困りましたが、ピタ止まりで乗り手を試されることがなかったんで良しとしましょう(笑)

2007年1月12日(金)
サーカス(615鞍)馬場レッスン

今日は初めての馬でした。きっと最近になって来たばかりのお馬さんだと思います。
どんなクセがあるのかなど情報がなくて、かなり不安です。
名前のイメージだと暴れそうだし。

厩舎へ行くと近寄ってきました。人懐っこそうです。
馬装も暴れず静かにしていました。

サーカスに乗って鞍から伝わるのは、なんだか軽そうで暴走しそうな雰囲気です。
歩かせてみると、以前ウイングって馬に乗ったんですけど、同じような感じで頭を上に上げるので、オマルにまたがったような状態になってしまいます。
しかも、ものすごく内側に入ってくるので難しそうです。
拍車があたるとビクッと反応するので、つま先が外に向かないように気をつけようと思いました。

正反撞は大変でした。サーカスは背中が弱いみたいで、正反撞をすると頭がますます上にあがって、しかも加速!
軽速歩になると加速はおさまるのですが、正反撞はダメみたいです。

駆歩も初めての馬は合図をどのように送ればいいか悩んで、弱々しい合図を送って高速速歩になってしまいました。
しかも内側に入ってくるので、ちょっと乱れ気味です。
駆歩の乗り心地は最高に良かったです。
ものすごくフワフワしていて、地面に着地したショックみたいなのが全くなかったんで、頭が上がることを除けば良かったです。

先生から「頭が上がりましたねぇ〜」と。
「縦拳で手綱を握って、馬によって手綱の位置は変わりますが、ハミから肘まで手綱が一直線になるようにしてください」
ハミから肘まで手綱が真っ直ぐにすればハミ受けが出来るのかな?
頭を上げる馬の時は、もっともっと脚を使わないと頭が下がらないんだろうなぁ。
次回は頭を上げる馬の時、思いきって脚をしっかり使ってみたいです。

2007年1月3日(水)
カツゾウ(614鞍)障害レッスン

さっきの馬場レッスンでは悪ゾウになったのを見てしまったんで気をつけなければ!
今日のカツゾウは今にも悪びれそうで、駆歩の時は押さえ気味で自分のペースのみで走れるようにしました。
手綱の張り具合がかなりラクで、たぶん悪ゾウになる前に押さえられそうな気がしました。

最初は障害を組まれる場所の長蹄跡は蹄跡の内側を真っ直ぐ行けるようにレッスンしました。
しばらくして障害が組まれました。
大木も真ん中をきっちり通過できるように。
カツゾウは障害へ向かうと微妙に速度が上がり気味。
横切られるよりヤル気があるほうがいいからいいかな(笑)

最初の大木を通過して4歩でクロスバーだったんですが、ゆっくり走りすぎて変な5歩になってしまいました。
ちょっと歩度を上げても4歩目のバーが微妙に遠くて強引な4歩目に。
次は速過ぎて4歩目が近くなって後肢をひっかけてしまいました。
一定の速度で走るって難しいですね。

初乗りは、けっこう順調でした。
今の悩みは秋から右の長靴で踝の部分があたって痛いってことかな・・・。
これは普通に歩くのさえ苦痛なほどの痛さです。
馬場まで歩く距離が遠く感じるほど。そして気が遠のきそうなほど。
乗ってる時も気になるし。
しっかり手入れしていない罰かな?

2007年1月3日(水)
カップ(613鞍)馬場レッスン

初乗りはカップでした。う〜ん、微妙〜。
確か右手前がものすごく乗りにくくて大変だったような。

今年はハミ受けできるように頑張りたいので、引っ張らないように気をつけて乗りました。
今日の先生は「ハミが真っ直ぐになるように!」など、ハミ発言が多くて、自分の手にハミが感じ取れるように集中しました。
ハミ受けができたかどうかの自覚はありませんでしたが、レッスン中は手綱の張り具合が一定にできたと思います。

左手前の駆歩は止まりそうなほどの速度でした。
「カップはいつもこんな感じです。」じゃあ、このままでいいかと。
右手前も相変わらず乗り心地は最悪でしたが落ち着いて走れました。
右手前の駆歩は馬の動きに合わせようとしても、なぜか人間がワンテンポ遅れてしまうんです。
カップはそんな馬です。

ハミ受けできるようにするには、手綱をしっかり握っておかなくてはいけませんね。
手綱を持つ手が緩んでくると絶対にできないって、やっと意識できるようになってきました。


2005年

2006年前半

2006年後半

2007年後半