まずはハリーポッターについて。そしてココでのご紹介役、
  「ほとんど首なしニック」についても少々ご説明。
 
【J・K・ローリング】

 この物語はJ・K・ローリング(J.K.Rowling 1965〜) という人が世に送り出した、おそらく20世紀最後のそして20世紀を代表するであろう大ヒットファンタジー物語であります。25才の時、遅れた列車を待っていた時にふっとこの物語のイメージが沸いてきたそうです。まさに魔法の国への列車であったのですな。しかし物語を書き上げるのは簡単なことではなかったようです。ローリングはシングルマザーで生活保護を受ける生活をしていました。お決まりのカフェで1杯のコーヒーを注文して娘が寝ているあいだに書いたというのが、第1巻の『ハリーポッターと賢者の石』(Harry Potter and the Philosopher's Stone)なのです。
 
【ハリーポッターと賢者の石】

 そのお話の最初はこんな感じで始まります。おかしな事(特に魔法なんてもの)が大嫌いなダーズリー家に、ある日ある事件で生き残った赤ん坊が預けられます。その子がこの物語の主人公のハリーです。ハリーは伯父・伯母・いとこにあたるダーズリー一家に虐げられて育ちますが、やっと11才の誕生日を迎えたその日からハリーの人生が大きく変わるのです。1枚の、いやいや数え切れないほどの手紙がハリーの人生を変えたのです。それは魔法魔術学校への入学許可の手紙だったのです。
 
9と3/4番線からホグワーツ魔法学校行きの列車に乗ってハリーの新しい人生が始まったのであります。親友、魔法の勉強、クィディッチという魔法のほうきに乗ってやるスポーツ、隠された秘密、悪の存在、・・・・楽しい学園生活の中に勇気と冒険が描かれており、イッキに読まずにはいられないことは請け合いますぞ。
 
【ハリーポッターシリーズ】

 ハリー・ポッターは7巻からなるシリーズの物語です。ローリングによれば毎年1巻ずつ出す予定なのだそうな。この物語の構想はすべて出来あがっており、7巻めの結末を記したものは金庫に厳重に保管されているのです。毎年1巻とはちょっと待ち遠しい気もしますが、じっくり楽しめると考えるとそれもいいのではないですかな。
 
【ほとんど首なしニック】


 さて、ハリー・ポッターのことが少しは分かって頂けたところで、わたくし、ニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿のことを少しばかり紹介を。私はホグワーツのグリフィンドール塔に住むゴーストです。かれこれ400年にはなりますか。ホグワーツの連中は私のことを 「ほとんど首なしニック」と呼びますがね。どうしてかって?それは私の首が皮一枚でかろうじて繋がっているからです。昔のこと、私の首を切り落とそうとしたがしくじったんですな。だからほとんど首なしなのです。しかしむしろ呼んでいただくのであればニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿でお願いします。

さてさて、私のことはこの後の物語で語られることを期待していますぞ。ローリング殿。
 

【このサイトでは】


 このサイトに関することを少しばかり。  このサイトの構築は、基本的に「静山社」の邦訳をもとにしています。またハリーポッターシリーズで登場する英語の固有名についてはJ.K.Rowlingさんに、邦訳の固有名詞については「静山社」「松岡佑子」さんに著作権があります。
 固有名詞等の使用には充分注意をしていますが、誤記や内容的に間違っている点がありましたら、お手数ですがご指摘頂ければ幸いです。 なにせこれからハリポタを勉強するような者が作ったサイトです。暖かくご支援下さい。

  ポーピントン 拝


ハリーポッターシリーズで登場する英語の固有名についてはJ.K. Rowlingさんに、
また邦訳の固有名詞については「静山社」「松岡佑子」さんに著作権 があります。
 

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