海筏 (うみいかだ)



徒然紀行
(つれづれ)



伝 業平の墓  


 滋賀縣高島市マキノ町在原(ありはら)
その集落の外れに
伝 業平の墓 が 
ひっそりという感じで 存在する




集落の中央を流れる小川の名は竜田川
今は 閉校となっている マキノ北小学校
在原分校の前から民家は無く 約五分で
伝 業平の墓 という標識に行き着く
 






以前は茅葺きだったとみられる民家が
点在する在原集落の戸数は20数戸
人影を認める事は出来なかった




竜田川沿いにも民家が点在する 上流に
見える民家も茅葺きの面影を残している





 
地産直販所 自動販売機有り とあるが
長年にわたり営業の気配はなさそう




 駐車場から少し行くと村境なのか
六地蔵が並び ひめウツギの花が
、、、、



   田植の済んだ田んぼの中の道には
簡易舗装がされている


      



二つめの標識 このあたり道は雑草
に覆われ 山の中の墓へ続ゐている 



 
林の中に五輪の供養塔がある 
これが 
伝 業平の墓 である

「 
つつましき御墓在五中将忌 」 




 「 業平の墓に供華なる夏花摘む 」

季語 夏花(げばな)

夏花とは 夏安居(げあんご)の間に仏に
供える花 特に樒(しきみ)の葉をさすこと
が多い 旧暦 4月16日から7月15日
までに 僧侶が一室に籠り修行する
のを 夏安居 という



 
マキノ町在原へは ルート161の小荒路から
県道287へ入り マキノ白谷温泉で県道
533に入り白谷 野口線を5キロ北上する
小荒路から30分ぐらい



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