(かと ひとし)
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思いつくまま

 2007年4月22日(日)
  雇用問題
格差社会が広がる中で、雇用にも地域格差が顕著になっています。
農村部に於いては就職先を確保するのも難しい現状がある。
更に、運が悪ければ倒産やリストラなどの憂き目にあうことも多い。
そして、年齢を重ねるとともに、もし、失業すれば再就職が非常に困難な状況にある。
これは私自身が身をもって経験しています。

また、就職出来ても、パートや契約社員、派遣社員などが多く、不安定な状況に置かれることも多い。
そういう場合、賃金も低く抑えられることも多いだろう。
我が国の「相対的貧困率」の高さがそれを物語っています。

さらに、パワハラと言う言葉をご存じだろうか。
いわゆる、職場での職権を利用したいじめのことですが、これらも我が国には横行している。
特定の人間を排除したいが為(辞めさせたいために)に行われることが多いと聞く。
例えば、わざと仕事を与えないとか、またはその逆に、明らかに物理的に無理な仕事の指示(物理的に無理な複数兼務など)を強いたりして、失敗すればその責任を取らされたり、些細なことでしつこく叱責するとか、無視、明らかな嫌がらせ的な配置転換などある。多くの場合、従業員にとっては我慢するか、退職するか・・・そのどちらかしかない。
逆らえば職務命令違反とされてしまうことが多いからです。

私の知り合いにもそう言う憂き目にあっている人を知っている。
ある地方の某企業で、便利屋的にみんなが嫌がる仕事や、あきらかな単純作業、雑務ぐらいしか仕事を与えられなかったり、その人だけがあからさまに各部署の人手不足の埋め合わせに転々とさせられていると聞いている。
ごく一部の人以外はその人に無理解で、職場では孤立しているらしい。
それでも何とか頑張っておられる。

真面目に頑張っても報われない・・・。悲しいことだと思う。
パワハラなど許されることではない。しかし、それらが横行しているのは、自公政権、格差社会が生み出した弊害とも言えます。
 2007年4月21日(土)
  民主党兵庫第5区総支部大会
先週末は風邪をひいて体調が良くなく、今週になってやっと体調も戻ってきた。
今日は、民主党兵庫第5総支部大会に参加しました。
和田山での開催だったので昼前に出発しました。
昨年度の報告と今年度の予定、そして、辻参議院議員の貴重な講演を聴かせて頂いた。

度重なる弱者いじめの改悪を行う自公政権を倒さない限り、明るい未来は開けないと私は思います。
ますます広がる格差社会・・・。
医療崩壊、雇用問題、年金問題、いろいろな問題が山積しています。

特に医療崩壊は深刻です。
早急に医師不足の改善を行わないと、近い将来、農村部や地方都市に於いては地域医療が崩壊すると言っても過言ではないでしょう。
他の先進諸国に比べて医師の絶対数が少なく、更に研修医制度がまねいた地域格差(医師の偏在)を早急に改善せねばなりません。
それには、医学部定員の見直し(増員)も必要でしょう。
また、医師偏在を招いた一番の原因である、「研修先選択の自由」を見直し、例えば出身大学の指示する研修先に行かねばならないシステムにするなどの改善が必要と思います。
また、地域と都市部の医師偏在を少なくする意味でも、医学部を有する大学に地域への医師派遣を義務づける方策も必要かも知れません。
安心、安全な社会を築く意味でもこれらの施策は急務だと思います。
医学部定員の見直しを行い医師増員を目指したとして、その効果が出るのは、8年〜10年先です。そう言う意味でも出来る限り急ぐべき課題だと思います。

雇用問題についても深刻な状況です。
このことについては稿を改めて記したいと思います。
 2007年4月13日(金)
  戦争が出来る国への序章
国民投票法案が衆議院で強行採決された。
野党との修正案協議を一方的に打ち切っての強行採決である。
自公政権は数の論理で何でも許されると思っているようだ。
このままでは、国民管理を強化する法案が次々と成立し、戦前の暗黒の時代に逆行するだろう。

そもそも、自公政権は何故、改憲をしたいのだろうか。
それは、戦争が出来る国にしたいからに他ならない。
そして、それには憲法9条が邪魔になってくる。
だから、この機に乗じて一気に改憲をしたいのだろう。
おそらく、その裏には米国も糸を引いているに違いない。

そして、自公政権の出した国民投票法案の骨子で一番問題なのは、国民投票の成立を有効投票数の過半数としたことだと思う。
なぜなら、有効投票数の過半数では国民の過半数の意志を反映しているとは言えない。
例えば、30%の有効投票率しかなくても、その15%を超えれば成立となってしまう。
もちろん投票に行かない人にも責任はあるのだが・・・。

やはり、有効投票数に対して基準を設け、それに達していない場合は、たとえ過半数の賛成があっても無効とするべきと思う。
もっと言えば、私は、有効投票数以外の数・・・すなわち投票に行かない人たちの分も反対票とすべきだと思う。
憲法改正等、国家の行く末を左右する重大な法案の是非にはこのぐらい厳しい基準を設けるべきと思う。
政争の具にされ、言葉巧みに国民を欺き、その結果、簡単に成立の方向に流されしまう...そうならないためにも、そう易々と成立しない基準にすべきと思う。

自公政権が目論んでいる、戦争が出来る国になど絶対にしてはならない。
戦争から得られるものは何もない。
あるのは血と殺戮だけです。
そして、悲惨な目に遭うのは我々国民です。
戦争を引き起こした者たちや、一部の企業だけが国民の生き血を吸い、戦争を利用して甘い汁を吸うのが、戦争というものです。
それらは先の戦争でもそうであったように歴史が物語っています。

今、我々は国が戦争という危険な方向に向かいつつあるのを危機感を持って真剣に考えねばならないと思います。
そして、その答えを出すのは我々国民です。
駄目なことは駄目と、否定していかねばなりません。
戦争が出来る国にしては未来はありません。
次の国政選挙ではその答えをきっちりと明確にすべきと私は思います。

 2007年4月9日(月)
  県議会選挙
昨日、県議会選挙が終わりました。
県内では、自民大敗とのこと。
悪しき考えを変えようとする変革の波を有権者は選んだ。
気分が晴れる思いで一杯です。

篠山では、小西さんが堂々3000票余りの差をつけて当選された。
彼の真面目な人格が我々の心をつかんだ。
開票の時間、私は所用で篠山に居らず、歓喜溢れる事務所に行けなかった。
きっと、熱気溢れる光景だったに違いない。

彼は本当に幸せ者だと思う。
粉骨砕身、彼の選挙のために活動してくれた、仲間がいる・・・。
そして、彼の心からの思いが有権者の心をつかんだ・・・。

彼のような真面目な性格ならばきっと良い県政を行ってもらえるものと思う。
心からお祝い申し上げたい。