アポロ14号のエドガー・ミッチェルは驚異の宇宙の真相を語った
“月探検の任務を無事に果し、予定通り宇宙船は地球に向かっているので、精神的余裕もできた。落ち着いた気持で、窓からはるかかなたの地球を見た。無数の星が暗黒の中で輝き、その中に我々の地球が浮かんでいた。
いつも私の頭にあった幾つかの疑問が浮かんできた。私という人間がここに存在しているのはなぜか。私の存在には意味があるのか。目的があるのか。
いつも、そういった疑問が頭に浮かぶたびに、ああでもないこうでもないと考え続けるのだが、そのときはちがった。疑問と同時に、その答えが瞬間的に浮かんできた。問いと答えと二段階のプロセスがあったというより、すべてが一瞬のうちだったといったほうがよいだろう。それは不思議な体験だった。宗教学でいう神秘体験とはこういうことかと思った。心理学でいうピーク体験(至高体験)だ。詩的に表現すれば、神の顔にこの手でふれたという感じだ。とにかく、瞬間的に真理を把握したという思いだった。
宇宙は創造的進化の過程にある。この一瞬一瞬が宇宙の新しい創造なのだ。進化は創造の継続である。神の思惟が、そのプロセスを動かしていく。人間の意識はその神の思惟の一部としてある。その意味において、人間の一瞬一瞬の意識の動きが、宇宙を創造しつつあるといえる。
こういうことが一瞬にしてわかり、私はたとえようもない幸福感に満たされた。それは至福の瞬間だった。神との一体感を味わっていた。
地球上で起こっているすべてのことには意味があったのだ。すべての事は決して偶然ではなく、宇宙の創造という神のプロセスの一環として個々の人間の成長のために起こっているのだ。因果律は人間が成長するために必須だったのである。神の分霊である人類の成長なくして宇宙の創造はあり得ないからである。
シャーリー・マクレーンもこう言っている。悲劇的な事件は偶然に起こるのではなく、確かな理由があって起こっているのだと。その確かな理由というのは、私たち一人ひとりの成長のために必要だから起こっており、もし自分の人生は自分の内なる神を経験する為のものだと常に忘れないでいるならば、私たちの人生は輝きに満ち、一見悲劇に思えることも、実は悲劇でないのだと言う。
その他にもエドガー・ミッチェルはこうも語っている。
神とは宇宙霊魂あるいは宇宙精神(コスミック・スピリット)であるといってもよい。宇宙知性(コズミック・インテリジエンス)といってもよい。それは一つの大いなる思惟である。その思惟に従って進行しているプロセスがこの世界である。人問の意識はその思惟の一つのスペクトラム(範囲)にすぎない。宇宙の本質は物質ではなく霊的知性なのだ。この本質が神だ。
霊が存在する驚異の証拠 衝撃の前世の記憶 これが本物の心霊手術だ 現世の女性が前世の我が子と再会する実話 これが演歌だ アインシュタインの誤り量子もつれ