いよいよ結婚式の当日というのに、夜中の2時頃まで、式が始まる前に みなさんに見ていただく二人のプロフィールのビデオの最終確認をしていました。
朝は5時に起きて準備。白無垢で家からお嫁に行くのが娘の希望で、きちんと
お仏壇に報告して、私達両親に今までの感謝をのべて嫁いでいきました。
もう一つ、赤い蛇の目傘を叔母にさしてもらって嫁ぐのがゆめだったらしくてとうとう
夢が叶って幸せないちにちでした。朝8時に家を出て新郎の自宅に15分ほどでついてそれからお仏壇にお参りして角隠しで赤い打ち掛けに着替えてご近所のご挨拶に回りました。玄関をでると近くの娘の会社の方たちが(日曜日は営業)20人ほども見に来て下さってとってもにぎやかな出迎えになりました。
そして結婚式場のお式にはまた白無垢に着替えて望み、披露宴で招待客の方がたにもう一度打ちかけ姿で登場してみていただきました。着物の好きな娘もこれで充分満足かと思っていたら、今度は主人と赤い蛇の目傘で会場を相合い傘であるいて拍手喝采でした。結婚式のプロフイールなどのパンフレットや段取りは全て手作りだったので時間が足りず、当日まで
席次表の名前の変更があったり、パソコンから写す機械のもちこみ設定などセピアの妹も弟も総動員で した。妹のビデオ編集の腕もすばらしかったです。10年の交際期間の写真や遠距離交際の切符までフラッシュをつかって写真を動かしたりウエディングの文字を動かしたり・・・まるで映画の一こまを見るみたいでした。お茶会の写真も入れて着物姿のお稽古の様子も見ていただきました。炉の時期の旅箪笥のお稽古ででした。
白無垢に合わせて新郎の白い羽織と仙台袴とっても似合っていてすてきでした新郎のお母様も息子の姿にホレボレ(笑)初めてさわった白扇の使い方をセピアにおしえてもらったり。結婚式は正装の場所なので扇子が頻繁に使われます。自宅での両親への挨拶に始まり嫁ぎ先に着いたときもご挨拶の前に扇子を置いて改めて新郎のご両親にご挨拶をします。
他に取り柄って差してないセピアですが 、茶道を習っていていつもお稽古でそのように教えていただいているので自然に身についていて内心ちょっと安心でした。噂をしてるのが届くでしょうか(笑)今頃はオーストラリアでハネムーンです。あちらは夏で暑いらしいです。おみやげ話が楽しみです。
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