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現在、滋賀県内には約3,000の遺跡があります。このうち琵琶湖や内湖
の湖底にある遺跡を「湖底遺跡」と呼んでいます。その数は約90ヶ所で、
これらの遺跡のほとんどは、水深1〜5mと比較的浅い所に位置していま
す。
湖底遺跡の発掘調査によると、守山市の湖岸では水深3.371m下で縄
文時代の遺構が発見されています。湖北町の尾上浜遺跡では水深
3.071mから縄文時代後期の丸木船が出土しています。延勝寺・今西の
湖岸では1.651〜1.881mで弥生時代中期の遺構が確認されています。
多少の上下はありますが、縄文時代、弥生時代、古墳時代、平安時
代の琵琶湖の水位は、現在の平均水位から低い時代で4.0m、高い時
代でも2.0mも水位が下がっていたことが確認されています。このことか
ら、現在琵琶湖に沈んでいる縄文時代〜平安時代のほとんどの湖底
遺跡が水位の上昇によって水面下に沈んだと考えられます。
しかし、このような現象では理解できない湖底遺跡があります。それ
が葛籠尾崎湖底遺跡です。

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