東照宮東西透塀

所在地 栃木県日光市山内 種別 近世以前/神社
構造形式 東透塀:折曲り延長四十三間、銅瓦葺
西透塀:折曲り延長四十四間、銅瓦葺
時代区分 江戸前期 年代 寛永13年(1636)
指定年月日 1951.06.09(昭和26.06.09) 番号0034 所有者 東照宮
日光については、輪王寺大猷院霊廟の項を参照。東照宮については、東照宮陽明門の項を参照。
東西の透塀は、正面唐門と背面唐門の間に設けられ、本社を囲んでいる。西透塀は四十四間(79m)あり、本社の石の間の戸口と向かい合うところに潜門が設けられている。東透塀は西透塀と対称形であるが、潜門の代わりに一間(1.8m)の空を設けており、四十三間の長さになっている。上下の長押には亀甲花菱の文様装飾、土台と下長押の間は水鳥、上長押の上は花鳥の彫刻で飾られている。上下の長押の間には、緑青の縁取りと金箔の格子からなる花狭間格子窓が設けられている。


平成の大修理のため、カバーで覆われて全容を見ることができない。


上下の長押の間の花狭間格子窓


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