「食育・収育が自然にできる」「住まいつくりは、健康つくり」を モットーに |
CM方式とは
【コンストラクション・マネージメント システム 】 の略語で、「分離発注方式 」 とも呼ばれます。
今までの 一般的な家づくりの方式は、「一括発注方式」で、工務店や住宅メーカー、不動産屋
さんが、建築主様と請負契約を結ぶ 方式です。
それに対して、CM方式(分離発注方式)は、 『建築主(お客様)と大工さんや電気・水道設備
工事施工業者と直接請負契約を結ぶ』のですが、建築のプロでない方には、ハードルはかなり
高いですよね。そこで、この方式には【コントラクト・マネージャー(建築士):以下CMr】が、間に
入り、トータルで工事の進捗・管理等をマネージメントする方式です。
つまり、分離発注・設計・施工管理を建築主の代行としておこなう建築主の代理人(CMr)によって
実施される方式のことです。
これは、費用削減とコストの透明性を高めるための 非常に有効な方式です。
すなわち、建築主に全ての中心を置いて進めることが、CM方式の目的なのです。
CM方式のメリット
◆ 透明性を確保できる
「一括発注方式」では、工務店等側の一方的な情報に頼っていました。
(工務店側にも全てをオープンにできない事情もあるのですが・・・・)
広告費・営業費の負担は建築主?下請業者?etc の諸費用の不透明性が付きまとってきますよね?
CM方式では、そのあたりの透明性を ぐ〜ん と アップできます。
◆ コストダウン等の効果を期待できる
・全ての業種が元請業者であり、各専門工事会社の工事明細がすべて建築主に公開されます。
あいまいさが、存在しません。
・一括請負による工務店の価格構成・配分の??ゾーンが無くなります。
・建築主と設計者によるオリジナルティ(自分らしさ=オンリーワン)を発揮できます。
・ローコスト化の手段としての成果が見込まれます。
・建築主の積極的な参加は、管理の徹底にも繋がりますので、手抜き工事や欠陥の防止になります。
・自分の懇意にしている専門業者を指定することもできます。
CM方式のデメリット
こうしてみると、『 CM方式って良いことだらけ じゃ おまへんか〜!!』 と思えますが、世の中 上手くできています。
CM方式の説明で 『建築主と工事施工業者と直接請負契約を結ぶ』 『建築主に全ての中心を置いて進める』
とありますが、ここがポイントです。
そうです。 【建築主も家つくりに積極的に参加していただかなければならない】のです。
具体的な例を挙げると、建築主は発注者であり、総合請負者でもあるので、色々な責任がともないます。
「専門業者(職人)選定の責任」「委託業務・発注業務に対する支払いの責任」等・・・
毎日が忙しい方(皆 そうだと思いますが・・・)や、細かいことの苦手な方には、なかなか 大変そうですよね。
でもご安心ください。そのために CMrが、親身になって ご協力します。