おはなし 「ももとチロ」 1
  明日の私に会いに行こうへ もどる
 今どきの ナマぼうず が繰り広げる何でもないストーリー〜 *    

村はずれのあるところにちょっと太った ぼうず がいました。

ちょっと太ったぼうずは、なわとびをしてダイエットをしていました。

そのぼうずの名まえは、「ももぼうず」といいます。

(ももぼうず てどないな名前のぼうすやねん。)           

ある日のこと 村から4人の 悪ぼうず がやってきました。

ももぼうずは「いっしょにあそぼーや」と言ったのにしらんぷりされました。

(フッ。ムシかよ。)

ももぼうずは、うわあんと泣いてひとりぼっちで なわとびをしました。

「うわあん 何で遊んでくれないんだあ!」

ももぼうずはさけびました。

さけんだら家へかえる気になりました。

(単純なぼうずやな。)                      

家にかえると こたつ にはいろうと思ったのに、こたつにはいる気になりません。

「どうしたのかしら」とももぼうずの おかん(名は こまん いいます)はちょっとしんぱいしていました。

ももぼうずは、やっぱり こたつ にはいる気になりました。

こたつ にはいって みかん を食べるためのはいったのです。

(どないな ぼうず やねん。)

でも、その前に 手あらい うがい です。

(まめやな。えらいえらい。)                      

ぬくぬく こたつ でみかんを食べおわると こたつに はいりながらパッコマンをしていました。

ももぼうずは、パッコマンのたつじんです。

レベルは11で負けてしまいました。

(外へ行け、外で遊べ ぼうず!)

ももぼうずは、おこりながらテレビを見ました。

テレビを見るとキゲンもおさまるからです。

(どないな ぼうず やねん。)

テレビを見ながらねてしまいました。

そしておきたとき、ももぼうずのだいすきな ばんぐみを見のがしてしまったことに気づきました。

「うわあん 見のがしちゃったー」と泣きながら またねています。

(よーねるのー ぼうず。)    

                           

ももぼうずは、夜の7時30分におきました。

ももぼうずは、かにくんと、ぺんぎんのぺんちゃんと、だんごむしくん をさそってジャングルへぼうけんにいきました。

(なんでジャングルやねん いったい どこのジャングルやねん。)