今年も昨年に続き、奈良の大和郡山市にある市立片桐中学校で、「職業人に聞く」という職業体験学習の講師として、中学2年生を前に、建築設計について話をする機会がありました。
今年も前回同様、9業種(警察官、料理人(イタリア料理)、スーパーマーケット、JR新幹線運転士、美容師、機械技術者師、マスコミ(朝日新聞)、音楽家(奈良フィルハーモニー)、建築設計)の職業の方が来られていました。
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昨年度に一度やっているので、気分的にはリラックスして、中学生の前で話をすることができました。
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模型、住宅プレゼンテーション用図面、設計図書、竣工写真などを使い、設計という仕事の流れや内容を説明しました。今の時代、コンピューターが当たり前ですが、手書き用のスケールや定規、ペーパー、ブラシといった小道具も持って行き、使い方を説明しました。
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昨年と比較し、先生や生徒たちの反応も全く違いました。今年は、生徒たちがおとなしかった分、先生が割と活発な感じで、安藤忠雄や黒川紀章の名はご存じでしたし、JR奈良駅の話をされていました。 |
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今回改めて思ったことは、中学生を前に話をするということは、社会的責任を含め自分たちの日頃やっていることを見つめ直すいい機会になるなぁということです。
自分たちの考えや仕事を人にやさしい言葉で伝えるということは、もう一度自分を原点に戻してくれるような感じがします。
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