授業は月〜金曜の9:30から16:30までです。
昼休みは、公式には12:30から13:30となっていますが、それぞれの先生の 裁量によるようで、このクラスでは13:00過ぎから1時間がランチタイムとなって いました。 (そのため、月曜日12:30からの「図書館ツアー」には、申し込んだものの参加 できませんでした。こういったケースもあるのでお知らせまでに。)
Jenny先生は外国からの生徒に慣れていらっしゃるようで、シンプルでクリアー な英語で話してくださいました。助手のColorineさんも、とてもフレンドリーで、 技術的なことで困っていると、察してすぐ飛んできてくださったので、安心して クラスを受けることができました。
嵯峨美大の学生を含め日本人が多いクラスだったため、2日目の朝には、工具 入れの扉に日本語の挨拶一覧表が貼られていました。 hello = konnichiwa など。 そんな風に、クラスはとても和やかな雰囲気でした。
小山さん提供写真 | 最初の2日間は、先生が見本を示す→ 自分の机に戻って、それを各自やって みる、という形で、技術を一つ一つ学ん でいきました。
(以下、ちょっと細かな話になりますので、 ジュエリー以外の方は飛ばし読みしてくだ さい。)
最初は、工具を使ってワイヤーを真っ
直ぐ伸ばすところから。
←ジュエリーデザインの作業室 |
カットの仕方、直角の作り方、丸く曲げる方法等を教わった後は、ワイヤーを 電動で棒に巻き付けて、長いコイルを作りました。 取り外してからマスキングテープを巻いて固定し、糸ノコで縦に切って行くと、 Cの字型のパーツ( jump rings )がたくさん出来上がります。 繋ぎ合わせて奇麗に輪を閉じれば、チェーンの出来上がりです。
実際に使うものは、このままでは強度がないので、ロウ付け(溶接)します。 ロウ付けは、継ぎ目に、溶いたボラックスをブラシで塗り、ピンセットでロウを 置き、バーナーの炎を当て、ロウが溶けてスッと流れ込む瞬間に火を遠ざける という、職人の技(私には)。出来た物は、不純物を取り除くため溶液につけます。 同じく工具を使って、カラーワイヤーを2本(あるいは3本)きつく縒り合わせたり、 軽めにツイストしたりもしました。
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