児童英語 文法 フォニックス BICSとCALP 教材内容

児童英語

総合的な学習の時間を利用した国際理解教育


 ある小学校における英語指導の報告と児童のための英会話学校での実践報告の中で、そのような英語指導を受けた生徒を受け入れた中学校の報告があり、「聞く・話す」中心の授業が行われているが、話す力を伸ばすという点ではあまり効果が表れていない。しかし、外国人に対して違和感を持たないという点では成果をあげている、ということでした。
 小学校の授業で文字を習わず、ゲームやroll playingだけの英語指導をされた子らを受け入れた中学校の報告では、中学校入学時のアンケートによると、その子らは文字を学びたがっているということや、60%の生徒が英語は嫌いと答えている現実です。中学校入学の時点でアルファベットが書けない生徒が多く、学力差は2年生になっても縮まらないという結果が出たそうです。現在のトレンドである児童英語に文字「記憶と伝達の道具」を早期にやさしく導入することが、急務ではないでしょうか。
 2002年7月に文部科学省は、国際社会で活躍する人材を育てるため、中学校卒業時に英検三級程度、高校卒業時には英検二級・準二級程度と具体的な目標を設定した。また、英語教員に対しても英検準一級、TOEIC730点を求めています。


幼児教育からの脱却のため、文字を教えるプログラム作り


 私のおしえ子に、父親の仕事の関係で小学校五年生、三年生の時にアメリカに行った子がいます。当時、英会話授業に行きづまり、書き方も教えていました。一年で帰国した時にアメリカの小学校では小学校6年生ぐらいで日本の中学3年生程度の国語(文法)を学んでおり、私の授業が十分に役に立ったと感謝されました。(この教え子は中学は有名私学、大学は東京理科大学に進学しました。)
 その後、小学生で英検4級、中学生で準2級という目標を設定して、実践的な指導を行っています。



 
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