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修正・追加。(2001/07/xx)


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ポケットモンスター
(ぽけっともんすたー)
[pocket monster]

任天堂が1996年からゲームボーイ用ソフトとして発売したRPGシリーズ。開発は、ゲームフリーク。「ポケットモンスター」とは本作品に登場するモンスターのこと。またアニメシリーズ『ポケットモンスター』のこと。「ポケモン」と略し、むしろ略称の方が認知度は高い。

1996年の発売以降、3年近くトップセールスを続けるなど、ゲーム業界の数々の記録を塗り替えた。単独ソフトタイトルとしての販売本数900万本は世界一。

ゲームは、主人公のポケモントレーナーとなって、ポケモンを集め、育てていき、大会で優勝するのが目的。プレイヤーは育てたポケモンを友達と戦わせたり、交換したりできる。全部で150+1種類のポケモンが存在するが、登場するポケモンなどが少し違う「赤」「緑」の2種類の『ポケットモンスター』が発売された。
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ポケットモンスター
(ぽけっともんすたー)
[pocket monster]

ゲームとしての面白さは、まず集める楽しさが挙げられる。ポケモンを探し、倒し、集め、育て、交換し、自分のポケモン図鑑を完成させていく楽しさである。また、2種類の『ポケットモンスター』が存在するため、だれかとポケモンを交換しなければ、全種類を収集することは不可能となっている。そのために行う交換する楽しさ、そして友達に自慢する嬉しさ、友達と情報を共有する喜びが味わえる。

人気自体は口コミで広がっていったが、爆発的に火がついたのは、1997年4月からはじまった東京放送によるテレビアニメの放映開始がきっかけ。とは言え、大人にとっては「なんだか子供にすごく人気のあるアニメだなぁ」程度の認識であった。そのポケモンアニメが世間から注目を浴びたのは、「ポケモン事件」というてんかん事件だった。

ポケモン事件」は、1997年12月16日放映のアニメ『ポケットモンスター』第38話で、光などの刺激によって子供たちが痙攣症状などを起こしたものである。テレビアニメなどの過剰な効果表現(何色もの光がピカピカしたり、ぐるぐる画面が回ったり)は以前から問題になっていたが、「ポケモン事件」はテレビを見る環境も問題になった。つまり、子供たちはポケモンに夢中になりすぎたため、テレビを近くで見すぎていたのである。皮肉な話だが、この事件でポケモンの認知度はさらに高まった。

ゲーム、アニメだけではなく様々な関連商品をもつ『ポケモン』であるが、その広がりは凄まじく、1996年以降の日本経済に与えた影響は少なくない(冗談ではなくて、真剣に)。数あるポケモンの中でも「ピカチュー」の人気は飛びぬけて高い。幼児・子供・小学生・女児・少女・女性・母親と圧倒的な支持を受け、あらゆるメディアと比較しても1990年代最大のビッグアイドルと言って、過言ではない。

1999年には遅れながらも、ゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター』が「金」「銀」の2種類発売された。1996年の発売以降、前作『ポケットモンスター』ファンが待ち焦がれていた『ポケモン 金・銀』は簡単に販売本数500万本を突破した。

(ちなみにゲームソフトの販売本数は、20万本を超えればヒット、50万本を超えれば大ヒットと言える。100万本を超えるソフトは年に数本で、200万本を突破するのは数年に数作。300万本を超えると歴史的なヒット作品。)

日本国内で売れに売れた『ポケモン』はついに米国に進出。もともとアメリカでは地味なRPGは売れにくいと言われていたが、こちらも大ヒット。アメリカでも社会現象となった『ポケモン』は、さらに欧州にも進出。こちらでも各国でヒットしている。しかもどの国でも人気ポケモンはピカチュー。
どうなってンスか?

僕の個人的な意見であるが、ゲーム業界における『ポケモン』の最大の功労は、こどもの存在をアピールしたことだ。現在、ゲームをする年齢層は非常に幅広いが、その中心は15歳以上、20歳前後になっていった。特にRPGはシナリオ・演出など、ターゲットから小学生はズレはじめているものが多くなっていた。そんななかでの『ポケモン』の大ヒットは、ゲーム業界に「ターゲットが小学生でも100万本以上売れる」ことを見せつけた。
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『ポケットモンスター赤(緑)』
(ぽけっともんすたーあか(みどり))
[pocket monster aka/midori]

任天堂のポケットモンスターシリーズ第1弾。1996年2月27日に、ゲームボーイ用ソフトとして、定価各3980円で発売。ストーリー・ゲームシステムは『赤』『緑』共通だが、登場するポケモンが少し違う。

ポケットモンスター(ポケモン)を捕まえ、育てるポケモントレーナーとなって、ポケモンリーグで優勝することが目的。151種類のポケモンが存在するが、一方のソフトだけで全てを捕まえることは不可能で、『赤』と『緑』で通信交換することで全種類をそろえることが出来る。
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『ポケットモンスター ピカチュウ』
(ぽけっともんすたー ぴかちゅう)
[pocket monster Pikachu]

劇場版『ポケットモンスター』の公開を記念して、任天堂から1998年9月12日に、ゲームボーイ用ソフトとして、定価3000円で発売。『赤』『緑』と同じストーリー・システムだが、最初にもらえるポケモンがピカチュウで、ゲーム中では主人公の後ろをピカチュウがてけてけ歩き、「なみのりピカチュウ」というミニゲームもある。
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『ポケットモンスター青』
(ぽけっともんすたーあお)
[pocket monster ao]

任天堂から1999年10月10日に、ゲームボーイ用ソフトとして、定価3000円で発売。『赤』『緑』と同じストーリー・システムだが、登場するポケモンの種類が違う。このソフトだけで全てを捕まえることは不可能で、『赤』や『緑』と通信交換することで全種類をそろえることが出来る。
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『ポケットモンスター金(銀)』
(ぽけっともんすたーきん(ぎん))
[pocket monster kin/gin]

任天堂から1999年11月21日に、ゲームボーイ用(ゲームボーイカラー対応)ソフトとして、定価各3800円で発売。ストーリー・ゲームシステムは『金』『銀』共通だが、登場するポケモンが少し違う。

ポケモントレーナーとなって、各地のポケモンの様々な不思議を解き明かす。ポケモンは250種類で、性別の概念ができ、タマゴから生まれたりするようになった。一方のソフトだけで全てを捕まえることは不可能で、『金』と『銀』で通信交換することで全種類をそろえることが出来る。
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ポケモン
(ぽけもん)
[pokemon]

任天堂から発売されたゲームボーイ用ゲームソフト『ポケットモンスター』の略称。または、『ポケットモンスター』に登場するモンスターたちの略称。正式名称は知らなくても、この略称は有名。詳細はポケットモンスター参照。

任天堂としては、ポケモンをディズニーのように長く愛される商品にしたいらしい。

外国人は、ポモンと発音していた…。
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ポケモンセンター
(ぽけもんせんたー)
[Pokemon Center]

任天堂直轄の『ポケットモンスター』関連グッズを専門に販売している店。東京、および大阪にある。ポケモンセンター限定発売のグッズなども販売している。

海外でも『ポケモン』好調を受けて、アメリカにもポケモンセンターをオープンするらしい。
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ポケモンブーム
(ぽけもんぶーむ)
[pokemon boom]

1996年からはじまった『ポケモン』の爆発的ヒットのこと。不況日本でいったい何万人の人がこのブームに助けられたのだろうか…。
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ポリゴン
(ぽりごん)
[Porigon]

ポケモンの一種類、正式名は「電脳戦士ポリゴン」。テレビアニメ版『ポケットモンスター』では第38話(1997年12月16日放映)に登場。

ゲームやアニメ中での能力はどんなものだか知らないが、例の事件のせいで、現実世界では最も危険なポケモンとして名を馳せた。映像産業界、なかでもテレビ東京に大きなダメージを与えた。またアニメ産業でも過剰なフラッシュの自主規制などを巻き起こした。弱点はPTA、放送禁止。
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ホワイトユーザー
(ほわいとゆーざー)
[White User]

極めてお気軽に、お手軽なゲームをプレイする人のこと。ゲームを趣味ではなく、どちらかと言えば時間つぶしに近い遊びととらえている。

ライトユーザーとほとんど同じ意味だが、ライトユーザーよりさらにゲームをお気軽に(lightに)遊ぶ人たちをホワイトユーザーと言う。

(「ゲームをやり始めたばかりの超初心者だから、ホワイトユーザー」とか、「余りゲームが上手くない万年初級者だから、ライトユーザー」というわけではない。)
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