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★第9日目7/15(土) サンフランシスコ → / (日付変更線) 関西国際空港★ |
午前7時過ぎ起床。 さぁ、今日はいよいよ帰国や、何とか事故もなく無事に帰国できるな!よかったな!と言いながらふと入口の方を見ると、ドアの下にA4のペーパーが入っている。 ナニナニと寝ぼけ眼で読んでみると、“今日はチェックアウトされるお客様が多いので事前に請求書を入れさせて頂きます、よろしくお願い致します” なるほど、そういえば昨日電車で一緒になった日本人も、半導体の国際会議が終わって今日帰るようなことを言っていた。そしてこの国際会議には日本人も大勢出席したような事も言っていた。 それで判った、3ヶ月ほど前、ユナイテッド航空の予約をするとき、希望日以外の日は残席が多くあったのに希望日は僅かしかなくて慌てたことを。ちょうど希望日と国際会議の開催が重なったようだ。 それはともかく、請求書を見て思わずカッとなってしまった。予約したときの宿泊料金より1泊21ドル計42ドルも多く請求書に書いてある。いままでこうした間違いは一度もなかっただけに、日航さんどうした? 今朝も朝食は部屋でホットコーヒーをつくり、前日買ったサンドイッチ、サラダ、フルーツで済ませる。窓から外を見れば、やはり長袖やパーカーの人が多く今朝も寒そうだ、夏だというのにサンフランシスコの朝晩は寒すぎる。 午前8時過ぎフロントへ、ところが日航の経営といえどもフロントに日本人は一人もいない。 仕方なくその内の一人に、請求書と予約時の宿泊料金の違いを質すが、ラチが明かない。 ようやく何処かへ電話して、日本人のスタッフを呼び出したから話せという。 この日本人の女性スタッフとの電話のヤリトリにもカッときた。要は、予約したときに決めた宿泊料金と精算時の料金の違いだ。女性スタッフは、チェックインの時に日本人の係員が料金アップを説明し、こちらがそれを了承して書類に署名したと主張・・・。確かに英文の何の書類か判らなかったが署名したことは記憶している。だけど2人で聞いていたが料金アップの説明なんかなかったし、もし説明があったら、その場で直ぐに抗議しているはずだ。 だいいち、予約した宿泊料金の部屋が、満室か何かで無い場合、アップグレードの部屋を無償で提供するのは、ホテルサービスでは当たり前ではないのか、それを無いからといって、チェックインの時に料金アップを了承せよとは無茶苦茶な論理ではないか?ホテルビジネスの基本が判っているのか? 結局、30分近くスッタモンダして、最終的に日本語を話すアメリカ人のマネージャーが出てきて、非を認め謝ったので終わったが、このマネージャーの言い草がいい、“コンピュ−ターのミスで申し訳ありません”と。ウソつけ!人為的なミスやないか! 楽しかった旅行の最後になって、気分を害しやがってと腹が立ったが、そばにいて一部始終を聞いていたアジア系のボーイが、タクシー乗場まで平身低頭してスーツケースを運んでくれたので、少し気分も落ち着いた。 ホテルから空港へはタクシーで行くが、土曜日でフリーウェーもガラガラ、15分ばかりで着いた。 飛行機出発の3時間半も前だったからか、ユナイテッド航空のチェックインも待つことなく直ぐすんだ。 国際線専用セキュリティチェックの手荷物、身体検査も厳しかったが無事通過し、出発ゲートのあるユナイテッド航空専用のコンコースGへ向かう。 このコンコースGでは、入国時に入国審査官が行っていたことを、出国時はUS-Visit Programの機械が代行している。そのことをすっかり忘れて、待ち時間を半分すぎた頃ようやく気づき、あわててこの機械でパスポートの読込み、指紋採取、顔写真の撮影を無事完了、フウッ〜!ヤレヤレだ。 午後12時40分ユナイテッド航空UA885便サンフランシスコ国際空港離陸。一路日本へ向け順調に飛行。 |
★ 第10日目7/16(日) サンフランシスコ → / (日付変更線) 関西国際空港 ★ |
日付変更線通過 日本時間午後4時00分、関西国際空港に無事着陸。 |