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第8日目6/16(金) イグアスの滝(アルゼンチン側観光) |
朝8時ホテルをバスで出発、アルゼンチン側のイグアス国立公園を目指しました。 20分ほどでブラジル、アルゼンチン両国の国境に到着。ガイドがバスの中で全員のパスポートを集めると、まとめてブラジル側の出国手続きを済ませ、アルゼンチンの入国審査も同様に済ませてくれます。その間、我々はバスの中で待機と、すべてあなた任せで楽ちんです。戻されたパスポートを見ると、アルゼンチンの入国スタンプがきちんと押されていました。なお当日中にブラジルに戻ってくる場合、ブラジルの出入国スタンプは不要で、アルゼンチンで1泊以上して戻ってくる場合、ブラジルの出入国スタンプが必要らしいです。 国境から走ること25分ぐらいでアルゼンチン側のイグアス国立公園に到着。このイグアス国立公園は550平方キロ、1984年に世界遺産に登録されています。イグアスは先住民の言葉で「大いなる水」。イグアスの滝は、イグアス川が台地にできた亀裂を落ちるときにできる大小約275の滝の総称、その亀裂の長さは4kmにも及びます。一番水量の多い滝が最大落差80m、幅150m、長さ700mの「悪魔ののど笛」です。イグアスの滝のハイライト悪魔ののど笛へはトロッコ列車で向かいます。 このトロッコ列車には始発駅の中央駅ではなく、途中駅のカタラタス駅から乗り込みました。 のんびりと走るトロッコ列車に15分ほどの乗車で悪魔ののど笛に向かう終点の駅に到着です。 ここからは木製や鋼鉄製の遊歩道がイグアス川の上に架かっています。この一本道の遊歩道を、穏やかな川の流れを横目に見ながら、ぶらぶらと約1100mほど歩くとアルゼンチン側の悪魔ののど笛を正面に見る展望台に着きます。 遊歩道の先端に近づくにつれ、地鳴りのような音が聞こえ始め、やがてゴォーッという凄まじいまでの轟音とともに、イグアス川の大量の水が、怒涛の如く滝つぼに流れ落ちていきます。この悪魔が唸るような轟音から「悪魔ののど笛」という名がついたとか。悪魔ののど笛の名に恥じないド迫力です。凄まじい轟音で会話もままならす、風向きによっては水しぶきが容赦なく襲ってきて、ずぶ濡れになります。 今の季節は乾季で冬、イグアス川の水量も少ないのですが、ガイドの話では2.3日前に上流で大雨が降った影響で、イグアスの滝の水量も例年より多く見応えがあるし、また2.3前まで寒かったのに、昨日からは暖かくなって今日は暑いくらいで、水しぶきを浴びても寒くは感じず、皆さんは大変良いタイミングで来られましたと言っていた。 |
昼食は、最初に乗ったトロッコ列車の途中駅のカタラタス駅近くのレストランでビュッフェ形式。 アルゼンチン名産の牛肉を好きなだけグリルで焼いてくれて食べ放題。お皿にサーロイン、リブと牛肉を盛り合わせ、思いっきり食べてお腹はいっぱいに、少々硬そうな肉の部位もあるが、味もなかなかいけてる。食事後は3.40分ほど休憩し、次は楽しみの滝壺に迫るスピードボート乗り場に徒歩で向かう。 |
ボート乗り場に着くと、係員から丈夫で大きめの防水ビニール袋が一つ渡されます。この中に濡れては困るものをすべて入れます。乗り場には、着替える場所や建物はないので近くの岩場でこっそりと着替えるしかない。私の場合は、ホテルを出る時から海水パンツにはき替えており、後はカッパを着て運動靴をビーチサンダルに履き替えればOKです。乗り場には荷物の保管場所もないので、 ビニール袋を持ち救命胴衣を着用してボートに乗り込みます、40人乗りくらいのゴムボートです。 ボート乗り場を離れて数分後、滝壺に徐々に接近します!ただこの滝壺は悪魔ののど笛ではなく、それとは別の小さめの滝です。突入の瞬間は、高い所からバケツの水をいっきにかけられている感じで、衝撃もありメガネも吹っ飛びます。水しぶきがすごいので途中から目を開けられなくなりました。こうした突入を二度三度…と繰り返します、着ているカッパも一度目の突入では何とか役に立っても、二度目三度目では染み込んでパンツまで濡れてしまいます。 このボートツアーは絶対にお勧めです、イグアスの滝の偉大さを全身で感じられます。 そして乗客全員で、ワーワーキャーキャーと騒ぐのも楽しいものです。 少しぐらい濡れても歩いているうちに乾いてしまいます。外人さんたちは、カッパなどは着ず濡れても構わないTシャツに短パン姿でした。下船後は濡れたままの姿でそのまま歩いていきました。 |
下船後は近くの岩場で濡れた身体をタオルで拭いて着替えをし、歩いて集合場所の休憩所に向かう。休憩所に全員集合しまた歩いてバス乗り場へ、これでイグアスの滝(アルゼンチン側)のメインのイベントは終了。後は帰路に三国国境地点(アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ)のアルゼンチン側のモニュメント見学に。 アルゼンチン側の国境の町はプエルト・イグアス、この町の西の外れ、イグアス川がパラナ川に注ぐ場所でT字路状の地理を利用して19世紀以降、三国国境地点に。このパラナ川はやがてラプラタ川となって、最後はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスの河口から大西洋に注ぎ込まれます。 この近くには国境地点としての利点を生かした共同施設が多く建てられている。ブラジルとパラグアイの共同プロジェクトとして建てられた世界二位の発電量を誇る「イタイプー発電所」や、ブラジルとパラグアイにまたがる全長522メートルの「友情の橋」などがある。 |
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