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第6日目6/14(水) マチュピチュ ➝ クスコ ➝ リマ 


今まで、朝早くの出発が多く朝食も慌ただしかったが、今日はリマへの移動だけなので少しゆっくりと頂いた。朝食はビュッフェスタイル、数種類のフレッシュジュースに、種類豊富なハム・ソーセージやチーズ、ポテト、フルーツ、パンや卵料理など。紅茶やコーヒに加え、高山病に良いと言われるコカ茶も、各種ハーブティーが用意されているのも嬉しいサービス。シェフが目の前で焼くオムレツやワッフルも美味しかったです。ただ高地だけにサラダ等の野菜類がなかったのがチョット残念でしたが。
午前8時20分ホテルを出て、徒歩でマチュピチュ駅へ、駅には既にペルーレイルの列車が停車している。マチュピチュ駅08時53分発エクスペディション号にすぐに乗り込む、来る時と同じタイプの列車、来るときは真っ暗で外の景色もあまり分からなかったが、今回は日中、しかも常にウルバンバ川を見下ろす、進行方向に向かって右側の座席。車窓からは、アンデスの霊峰やウルバンバ川に沿って残るインカの遺跡を見ることができ、素晴らしい景色を堪能出来ます。



マチュピチュの駅


ペルーレイルの列車


エクスペディション号の車内


車窓から見た山あいにはマチュピチュとは違うインカの遺跡も見える


ウルバンバ川に沿って列車は走行

乗車時間1時間40分でオリャンタイタンポ駅に到着、ここからバスに乗り換えてクスコを目指します。オリャンタイタンポからクスコへの道中には「聖なる谷」と呼ばれるエリアを通る。聖なる谷は正式にはウルバンバ渓谷と呼ばれ、インカ帝国時代の多くの遺跡、名所がある。ペルー国内でも最も重要な観光地のひとつとなっている。





上の写真は何だか分かりますか?クスコに行く途中の「聖なる谷」の切り立った崖に取り付けられた、全面が透明なカプセルホテルです。3棟あり、それぞれの棟内にはベッド4台とダイニングスペース、トイレなどが完備されているとのこと。ただ、ここにたどり着くまでに、約400メートルの崖を登らなければならないが(写真右下の赤い矢印の先に登っている人がいる)、ペルーの神聖な谷間を眺めることができます。旅行会社から色々なサポートやガイドがあるので登山未経験者でも絶対に大丈夫です!とのことでしたから、あなたも一つチャレンジしてはいかがですか?

「世界の果てまでイッテQ!」という日本のテレビ番組でイモトアヤコさんがロッククライミングして泊まったホテルらしいです。しかし、よくもまぁこんな崖っぷちのホテルに泊まる物好きがいるのかと思ってたら、大人気で世界中からの予約で半年先まで満杯らしいですよ!。



昼食は 「聖なる谷」沿いの素敵なRestaurante Tunupaでビュッフェランチ


ケーナの生演奏でペルーの楽曲「コンドルは飛んでいく」等を聞きながら


ウルバンバ川と緑に囲まれた自然豊かな素敵な場所で美味しく昼食をいただいた

昼食後、バスでまた聖なる谷を通り、一路クスコへ。二度目のクスコなので身体も慣れたのか、高山病のことはすっかり忘れ、飛行機に乗ってから高山病を思い出す始末で、当初の心配もどこえやら自分でも体調の良さにびっくりだ。
クスコ発16時50分の国内線、ラタム航空LA-2042便でリマに、アンデスの4000m級の山々が連なる上空を飛行し、約1時間30分で定刻の18時20分リマ国際空港に到着。すぐにバスでスーツケースを預けているシェラトン・リマ・ホテルに向う。ホテルで夕食後は疲れで早々に就寝。


第7日目6/15(木) リマ ➝ イグアス(ブラジル) 


今日はリマからブラジルのイグアスへ観光なしの飛行機での移動日。従って朝のホテル出発は午前9時前と少し遅く、朝食もゆっくりと頂けた。さすが五つ星のシェラトンは、朝食のビュッフェの種類も多く、そして何よりも美味しく、ナントおかゆとみそ汁がビュッフェ形式で出されていた。それだけ日本人観光客が多いということだが、ペルーの治安状況を考えると、少々高くてもやはり大手の大規模ホテルは安心できる。

リマ国際空港12時30分発ラタム航空LA-2443便でイグアスへ、飛行機の座席は3列-3列になっており、ほぼ満席状態で、殆どがイグアスの滝目当ての観光客のようでした。ブラジルのフォス・ド・イグアス国際空港には現地時間18時25分に到着、時差が-2時間あるので実際の飛行時間は約4時間。
国際空港といっても小さな空港なので、入国手続きに大した時間はかかりません。入国審査には既にビザをとっているので、出入国カードと税関申告書の提出だけで、フリーパス状態で入国出来ました。すぐにバスで2連泊するビアレ・カタラタス・ホテルへ。

ブラジルのビザの取得は、入国審査が厳しいので旅行会社に依頼した。今までは、例えばスリランカ旅行のビザはインターネット上で簡単に取得できた。所が、ブラジルのビザ取得は書類が色々とあって、ルールも多く「面倒くさい」ことで有名なのです。

何せビザ申請に預金通帳の残高証明書が必要、夫婦の関係を証明するために戸籍抄本添付、そして顔写真の顔部分の写りが縦横何センチと厳格、家内は写真屋さんで撮った顔写真が規格より少し大きく、私の場合はメガネをかけて写真を撮ったら、光線がほんの少し反射して写り、旅行会社の人にこの写真ではダメかもしれませんよ!と驚かされたり、結局はOKだったみたいだが。そしてビザ料金と手数料で1人につき15000円ほど必要、わずか3日しかいないのにえらい出費です。
但し、2018年1月から、観光ビザの申請から受領までが全てオンラインで出来る新システムが開始され、この上なく便利になったらしいです。



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