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第2日目6/10(土) ロサンゼルス ➝ ペルーリマへ |
ロサンゼルスを前夜の午後9時半離陸したラタム航空LA-0601便は飛行時間約8時間30分(時差+2時間)で 北半球から南半球のペルーまで飛ぶ。現地時間午前8時前ペルーの首都リマのホルヘ・チャベス国際空港に到着。長旅で疲れているがそのままホテルではなくバスで昼過ぎまでリマ歴史地区観光へ。 ペルーといえばマチュピチュやナスカ、チチカカ湖など、多くの名所旧跡が人々を魅了するアンデスの国。そんなペルーの首都がリマ、1535年インカ帝国を滅ぼしたスペイン人征服者の総督フランシスコ・ピサロによって建設されたリマは、中心にアルマス広場を置き広場を核に大統領府、カテドラル(大聖堂)、リマ市庁舎などが広場を取り囲み街を築き広げていった。 アルマス広場にはピサロの像が街を見渡すように建てられている。これが旧市街、この周辺にはインカ帝国から黄金を手にした征服者ピサロが、大きな野望とともに築いたインカ文化とスペイン植民地時代の面影が残る建築物がある。今までに幾度も地震に見舞われ打撃を受けたが、主要な建築物は修復などによって残っており、当時の栄光を今に伝えている。旧市街はリマ歴史地区という名称でユネスコ世界文化遺産に登録されている。 リマは一年を通してほとんど雨が降らない乾燥砂漠地帯に位置し、太平洋沿岸を流れる海流の影響で湿度は高く夏は蒸し暑い時期が続き、逆に冬の5月から11月までは霧が立ちこめ1日中雲に覆われ,青空や太陽を見ることはほとんど稀といわれる。我々が行った日も一日中どんよりとした曇り空で青空を見ることはなかった。 |
サン・フランシスコ教会は100年以上の歳月をかけて1574年に建立、バロック様式とスペイン・アンダルシア風の建築様式が取り入れられた建物で、見所は2棟の鐘楼(高さ40m)と正面の装飾ファサード、地下にあるカタコンベ(地下墓地)など。 地下墓地には植民地時代の一般人の何万体もの骨等が残されていて、地下の迷路のような細道を歩いているとあちこちで頭蓋骨や人骨に出くわすがあまり気持ちのいいものではない。 この教会内部の宗教画と中庭を囲む美しい回廊に残された16世紀前半のセビリアンタイルも有名だ。 |
昼食後、長旅の疲れを癒すべく早めにホテルへ、さすが5つ星のシェラトンホテルだけあってロビーも広くて豪華、エレベーターもルームキー入れないと動かない仕組み(降りる時は必要なし)で安全面での配慮を感じた。部屋は豪華ではないが広くてキレイ。毎日ペットボトルの水が1人1本洗面所においてあった。テレビはNHKの衛星放送が見れ、Wi-Fiはロビーでの利用は無料だが部屋での利用は有料だった。 ホテルの施設は完璧だが難点はトイレ、トイレットペーパーは水溶性でないのかまた下水管が細いのか分からないが使用済みのペーパーはそのまま流せず、中国式のように横に置いてあるゴミ箱に入れなければならない。これは次のマチュピチュやブラジルでもこの方式だったから、一流ホテルのシェラトンといえども社会資本整備の遅れている国では如何とも仕方ないのであろうか。 リマは治安があまり良くないようで朝晩の外歩きは安全ではないとのことだったが、このホテルの隣はショッピングセンターでスーパーも併設されていてホテルの地下一階と直結し、出入口には警備員もいるので安全だし買物にも便利だ。偵察がてらスーパーへ行ってお土産品の値段チェックもしたが品数も多く結構参考になった。夕食はホテルのレストランて肉料理。明日の朝はナスカの地上絵観光で早朝出発のため早めに寝る。 |
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