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第1日目6/9(金) 関西国際空港 ➝ ロサンゼルス ➝ リマへ

関西国際空港を定刻の午後5時半頃離陸した日本航空JL-0060便は一路ロサンゼルスを目指し順調に飛行、食事も美味しく機内は快適、目が疲れるのでテレビ画面はあまり見てなくてほとんど寝ていたが、あっという間に10時間半の飛行でロサンゼルス到着のアナウンスがながれる。

十数年ぶりのアメリカは前回の個人旅行と違って添乗員付きの団体旅行だから入国審査もそれほど緊張しないが、それでも風俗・習慣の違いか、昨今のテロ対策とやらで、入国審査を厳格にやらなければならないからか、彼らの態度や仕草には少しばかりカチンとくるものがある。

入国審査も無事終わり空港の外に出たのは現地時間の午後1時過ぎ、今夜出発リマ行きの乗り継ぎ時間を利用してロスアンゼルス市内観光に、といってもサンタモニカハリウッドハイランドの二か所だけだ。今回の南米ツアーは最少催行人員の16名だからバス席も二人掛けの席を一人で占領とゆったりとしている。サンタモニカは空港からバスで30分ほど、ロサンゼルスの海岸にある代表的な観光地、これぞウェスト・コーストという雰囲気を醸し出している。




上の写真はサンタモニカビーチへの入口にある巨大な看板。昔(還暦の時)、レンタカーでアメリカ大陸横断をプランした時、西端の出発点はこの看板の下からと決めていた、東の終点はフロリダ州のキーウェスト。この場所は、アメリカで最初に作られたシカゴとロサンゼルスを結ぶハイウェーである旧ルート 66 の終点としても正式に認められ、ビジターセンターにはその看板も建てられている。結局、大陸横断は断念したが私には懐かしい所である。そしてもっと前の1971年にはこのビーチや近くのベニスビーチで青春を楽しんだ思い出(このHPの青春の欧州・アメリカ一人旅参照)もあるのでなおさら懐かしい所といえる。

この看板塔の奥がサンタモニカビーチやサンタモニカ・ピア(桟橋)、遊園地がある。
人気観光地が集まるロサンゼルスでも多くの観光客や地元の人々であふれ活気あふれるスポットとなっている。素晴らしいレストランやカフェ、ショップも多く、夕暮れ時には太平洋に沈む夕日がとてもきれいなので有名だ。


 
100年以上の歴史を持つサンタモニカ・ピア(桟橋)
 
遊園地のメリーゴーラウンド

多くの海水浴客であふれるサンタモニカビーチ

次はバスで約30分の二か所目観光地ハリウッドハイランドへ、ロサンゼルスと言えばまずはハリウッドということで、お上りさん感覚で1度は見ておいた方が良い観光地ではないだろうか。
ここもやはり人気があるのか観光客の多さはすごいもの、どこに行っても人でいっぱい。
ハリウッドハイランドはそのハリウッドの中心的存在で50以上の劇場、映画館、ショップ、レストラン、ホテル、ナイトクラブと娯楽施設が大集合した複合ショッピングモール。

ハリウッドハイランドの中には、ショップやレストランのほかにアカデミー賞の授賞式(例年2月か3月)が行なわれるドルビーシアターがあり、その前はレッドカーベットが敷かれる大階段で、当日はテレビでもお馴染みのその上をハリウッドスターが上り下りしている。有名なHOLLYWOODサインもここの渡り廊下から眺めることができる。

その横にはチャイニーズシアターがありその前のハリウッド通りの歩道には有名ハリウッドスターの手型・足型が埋め込まれた敷石がある。知っているハリウッドスターの敷石を探すのも楽しいものだ。そしてこの近辺には映画のヒーローのコスプレをした人達やストリートパフォーマーも多くいて、そこで一緒に写真を撮ったりすると、しつこくチップを求められたりするので要注意とはガイドの話である。



ハリウッドハイランドの渡り廊下から映したHOLLYWOODサイン

 
チャイニーズシアター
 
アカデミー賞の授賞式が行なわれるドルビーシアター前の大階段
授賞式当日はレッドカーペットが敷かれ有名俳優が上り下りする
 
マイケルジャクソン
 
ジャックニコルソン
 
ブルースウイルス
 
マリリンモンロー
 
ジョンウェイン

 スティーブンセガール
 
クラークゲイブル
 
大好きだったグレゴリーペック

ここの見物を終わって次は昼食か夕食かわからない食事を取りにバスで近くのファーマーズマーケットへ。このマーケットは、LA近郊の農家から集まった野菜や果物が所狭しと並んでいて、昔から安さと新鮮さが評判を呼んで地元の人や観光客までが集うマーケットになった。今では八百屋、果物屋などの生鮮食料品店からレストラン、ハンバーガー、メキシカンフード、中華料理、アイスクリームなどの屋台、フードコート、アクセサリーショップ、革製品、お土産屋さんなど、200近くのショップが軒を並べる大きなマーケットだ。ぶらぶら散策していて買って帰りたいお土産品もあったがまだ旅行がスタートしたばかりでは諦めざるを得なかった。ガイドのお勧めは、果物屋さんの絞り立てオレンジジュース、オレンジをそのまま二・三個機械に入れて絞り出したフレッシュなオレンジジュースで適度な甘みもあって美味しかった。

ここで今回は各自自由に好きな料理を注文しフードコートでの食事となった。我々はピザとコーラを注文、大きいピザなので一人前注文し二人で分ける。帰りの時間も迫ってきていたので急いで食べ、バスに乗り込んで午後5時過ぎロスアンゼルス国際空港に戻る。
ここでまた厳しい手荷物検査等を受けたが無事に通過し、到着した時と同じトム・ブラッドレー・インターナショナル・ターミナル(空港には9つの旅客ターミナルがある)で乗り継ぎ時間を過ごす。

午後9時半ラタム航空LA-0601便でリマに向う、約8時間20分の飛行時間だ。



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