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耐寒性フクシアの露地植え

hardies grown as bedding plants

露地植えの方法

ここでは、オランダの Gelders Fuchsia Info-site (GFI) の管理者による、耐寒性フクシアを路地植えするときのアドバイスをご紹介します。
これらのアドバイスは、先方からのメールの内容を、許可を得て翻訳・転載したものです。
先方の国は、ハーディネス・ゾーンマップを見る限りゾーン8〜7に相当します。

写真は F. magellanica の一種
  • 根が十分に発達した2年苗を植えること。
  • 株の地際が、少なくとも 10cm、周囲よりも低くなるように植えること。
  • 全日照の環境に植えること。春先に太陽の光で根を十分に暖めることで成長を促せる。
  • 定植後、2〜3回は十分に水を与えて、以後は控え気味にすること。こうすることで根がより深く発達して必要な水を自ら吸い上げられるようになる。
  • シーズン中にあまり肥料をやりすぎないこと。葉ばかりになって花付きが悪くなる。高温期は花数が減るが、夕方、葉裏に葉水を与えることで改善効果がある。

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日本の露地植え情報

管理人は、露地植えができない環境での栽培経験しかないので、露地植えについては自分の言葉で語れません。

北海道のかたからお聞きした話では、道内の多雪地帯では F. magellanica var. versicolor が地植えで越冬しているそうです。 たとえば小樽 (ゾーン7b) では地植えで 1m 程度に育っているとのこと。
札幌 (ゾーン6b) でも F. magellanica var. molinae の地植え実績があります。「フクシア・ギャラリー」 - Fuchsia magellanica をご覧ください。

一方、道東には 「道央では可能でも、当地ではおそらく無理だろう」 と仰る方もおられます。
F. magellanica を育てるには夏が涼しいことが必須条件ですが、日本でそのような地域は往々にして苛烈な冬が問題になりそうです。
残念ながら、私自身は実験できません。やってみなくてはわからない … と思われて挑戦するかたを応援するばかりです。

札幌市の北海道農業専門学校のサイトに、現地での露地植え方法が掲載されていますので参考にしてください(「北国の花の育て方」 をクリックするとフクシアのページが見つかります)。

(2013年2月18日)

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