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常明寺 |
江戸におけるそば切りの初見「慈性日記」の慶長19年2月3日の条に一度だけ登場する「寺の名前」。「常明寺へ、薬樹・東光にもマチノ風呂へ入らんとの事にて行候へ共、人多ク候てもとり候、ソハキリ振舞被申候也」とあり、そば関係の多くの書物は「多賀大社の社僧が常明寺でそば切りを馳走になった」としている。が、はたしてそうだろうか? 慈性日記には多くの寺院が登場していてそれぞれの当時の所在や登場している理由がわかるのだが、唯一常明寺だけは江戸の歴史の中でなにひとつ資料は見つからない。 |
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