20041227

2004/12/27 Mon
Tales of Comic-market67

3回前期の成績発表によりいよいよ留年が確定したので大変遅ればせながら金銭的にも時間的にもそもそも意識として遊んでらんないんだけど、前回C66行った時に毎回一緒に東京へ行ってるCくんと「今年の冬も一緒に行こうね☆」とエロゲならしょっちゅう出てくるようなありがちな約束してしまっていたので(←かれをダシに使いすぎ)これが最後だと言い訳しながら行ってきた。

毎度毎度のことなんだけど今回はとくに直前にサークルの忘年会があったり仮面ライダーの握手会があったり、あと年末って言うのもあって死ぬほど困難なミッションだと予想されたんだけどいつもやってる東京観光を省いたら割かし休んでる時間が多く、いつもどおりスケジュール上はたいへん慌しかったんだけど実際は結構ゆとりがあったかんじ。それでも29-30は死ねたんだけど。まぁそんなこんなの珍道中を掲載しておきますので適当に読んでください。なお例によって例の如く画像が・・・今回は少ないので多分大丈夫。流石にまったく同じ道を行くのが3回目ともなると物珍しさもダウンするわな。

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前々日の晩から忘年会→前日の昼には握手会ときて体は悲鳴をあげてたんだけど頑張って8時に起きて色々と準備をし、定刻の10時にはCくんともどもこの時期にでかけるには大げさすぎる荷物をかかえて下宿を出発できた。

10:08

去年行った時は当日の朝から降っていた雪がシャバシャバにとけていて、まだ穴の空いた靴を履いてたので足にしみる冷たさを感じながら歩いてたんだけど、今回は気温の低い毎日だけど雪は降らず靴も穴の空いてないのを履いてたから当然冷たさを感じることはなく、Cくんと「あれから一年も経ったのかー」とゲラゲラ笑いながら南草津の駅までいつもの如く徒歩(自転車だと帰りが大変で、バスで行くには短い距離なので)。

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例によって例の如く京都中央郵便局で旅費とか諸々を引き出して、駅前地下街で昼飯。

11:14

これまた例によって例の如くCくんの厳選食い物屋チェックで地下街を行ったり来たりしたんだけど、結局今年の頭ぐらいにYくんと金閣とか北野天満宮とかを散歩したとき帰りに晩飯食った店に落ち着いた。開店と同時ぐらいだったから他のお客さんとかおらず。そう言えば前日に仮面ライダーの握手会へ行った時もここの地下街で昼飯食ったんだけど、この辺の地下食い物屋街は大体ごはんと味噌汁(+サラダ)がおかわり自由で共通してるようなので食い物のジャンル以外ではあんまし店にこだわる必要とか無さそうだ。

昼飯食い終わったら恒例のお土産選びタイム。前回は色々下調べしたり小ネタ的なものもあったから割かし早く済んだんだけど今回は全くなにも考えておらず、毎度毎度コミケで渡す用とオフ用に2セット買ってくんだけどもうたこ焼きもお茶団子も生八橋も宇治抹茶も持ってったからさてどうしようと歩きながら考えてたんだけどふと見れば「鼓月」の文字が!

11:41

あんまし知られてない、いや誰も知らないだろうけどおれにとってこの世でもっとも美味い和菓子ランキングの第2位に入るのがここの千寿せんべい(ちなみに1位は千鳥饅頭、3位は抹茶ロール。千鳥饅頭は2・30個食ったことがある)で、これはおれの好物なだけでなく奪い合いになるぐらい我が家で評判のブツなのでさん用お土産に即決。ついでにCくんも千寿せんべい買って行くとのことなんで、オフで会うひと達用に小分けできるもの(たぶん飲み屋集合なので一堂に会したとき開けて食うようなものだと都合が悪い)ないかなーと探したら落柿舎と言う柿のゼリーがあったので、ええとオフ飲み会は4人参加だったよなと4つ買ったんだけどよく考えずとも自分は抜かして考えなきゃいけないのをこってり忘れていた。

金も降ろしたし飯も食ったし土産も買ったので新幹線の切符売り場へ。前回夏に行った時はここで発券してくれる職員の男性が超がつくほど愛想の悪い、いやもうありゃ態度が悪いと言って差し支えないぐらいアレなひとだったので心配してたんだけど、今回は声も態度もにこやかなんだけど手さばきが超光速グランドール、じゃなかった神速の域で視認できないほど手練の女のひとだったので良かった。つうか、これが普通だよな。

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無事新幹線の切符も買え、土産類も確保できたので後は新幹線に任せて2時間半を潰すだけで東京だぜー、と乗ったは良いんだけど思いの外自由席が混んでて見事におれとCくんだけが席からあぶれる形に。前後に分かれるなら座れんこともないんだけどそれもなんだかなぁっつうことで、多分名古屋で降りる人居るだろうからその隙に座るのをもくろみつつデッキから外の景色を楽しんだり談笑したり(←まけおしみ)。んで案の定名古屋で3席占拠してた子供づれさんが降りたのですかさず席を確保。

13:36

そして優雅に富士山を眺めたり。前々回は偶然にもかなり綺麗に撮れたんだけど前回は新横浜で「富士山ドコー?」とか言ってる醜態を晒しており、今回はちゃんと気をつけながら景色を見てて・んで見つけられて・デッキから遠景モードで撮影したんだけどちょっと遠いかんじか。そう言えば大昔に富士山へ車で登って何合目かで引き返してきたような記憶があるんだけどあれは何でだったんだろう。記憶違いかな。

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14:26

今回はさしてうるさいお子様とかそれに一々不満をもらすおっさんとか居なくて大変快適なまま東京に到着。なんかもうこのホームも見慣れてしまってて路線案内とか見なくても行くべき方向とか分かってる自分がおもしれーなーとかCくんと話しながら歩いてたら乗るべき山手線乗り場を通り過ぎてたりして、回数重ねてるけどまだまだ目を瞑って歩けるレベルには程遠いなぁとか。あと目を瞑って歩けるようになったとしてそれは東京民の仲間入りにはならないのよな、新幹線のホームだしここ。

当然ながら当然のごとく標準語が飛び交い、大阪や京都ならせいぜい電光掲示板式に駅名などが表示される車内表示の位置にある液晶モニタにやっぱり驚きつつ、サラリーマンにまぎれながら新橋へ。この辺は熟知してるゼ!て言うか毎回ほぼ同じ時間に同じ場所通ってるんだから当たり前っちゃ当たり前か。

14:48

わずか4ヶ月ぶりだけどまたやってきたぜ汐留ー!って地下道を抜けたらゆりかもめ汐留駅横にある三井住友ビルの陸橋がいまだもって完成してなくて笑った。まぁでもビルができてるのに基礎しかなかった前回から4ヶ月で仮設歩道ぐらいできてたからぼちぼち完成するのかなー。しかしビルが大変物々しくてツルツルテンなのにこれだけ青ビニルとベニヤ板で覆ってあるのは大分まぬけなのでさっさと作った方が良いと思う。

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4ヶ月ぶりの高層マンションもとい高層億ション。相変わらずラグジュアリーな空間でエグゼクティブな方々がハイソサイエティーなトークを楽しんでらっしゃってておれたちアウトオブポジションみたいな。これも毎度のことだけど受付のひとにアレな目でみられたり、年の瀬っちゅうことで色々出入りの多い住人たちに挨拶されたり(2重オートロック・土地柄上ほぼマンション住人だけの空間なので顔見知りでなくても挨拶する文化があるようだ)しつつ根城に到着。荷物を置いたら去年の同時期にもお世話になった床暖房を満喫したりこのためにわざわざ持ってきた三脚使って風景撮影したりとか

15:00

東京に着いたその日に飲み会と言う割と強行なスケジュールだったんだけど、池袋に19時集合だったのでそれまでCくんとロッタちゃんみたりしてぐだぐだと時間を潰す。いやしかし、ロッタちゃんいきなり下着姿で登場したりパンチラがあったり、果ては風呂シーンで裸体をさらけたりしててマジえろすぎだった。あんな幼女がいるなら欧州で性犯罪が増えるのも無理はない!とか言いながら割といい話(ロッタちゃんは笑えないぐらい生意気だけどサブのひとたちが良かった)だったので結局最初から最後まで見きってしまった。

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18時過ぎになってそろそろかなーっちゅう頃合になったのでCくんに留守を任せ、お土産を持って山手線で一路池袋へ。新橋の駅で電車待ってる時、そう言えば隙あらば明日にでも遊べないかなーと目論んでたのを思い出したので病さんに電話してみたんだけど連絡つかず。うぬぬ。

うちの兄さんは関東弁を聞いてるとそれだけでムズムズするとか言ってたけどおれはあんまし気にしないと言うか、いや実際「関東弁だと気付くほどには気にしてる」んだけどしかし気付いたからじゃあそれに何を思うわけでもないぐらいに聞き流すことも出来るので平静を保って電車だろうが一人で東京観光したりできるんだけど、何の因果か車両連結部付近で立ってたおれの後ろ側にある席に座ってた女性二人が大声で、やれ部数がどうの・作家がどうの・儲けが・人手がとかコミケ大手サークルの話をしてたのには参った。いくら関東弁耐性がついたおれとはいえ、ベースはただのオタクなんだから「そんなふうな会話」をされたら気になるし聞き耳だって立ててまいますよやっぱし!結局巣鴨だか駒込だか、池袋よりちょっと手前でその人等が降りるまで延々、いま買ってきたのであろうマグナカルタの取説にコメントつけてるのを聞いてしまった。なぜオタはゲームソフトの開封を帰宅まで待てませんか?

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前々回・前回は昼までコミケ→にえぞくんと秋葉原で遊んで→池袋で宴会、と言うパターンで毎度池袋駅の何処出口か分からず迷ってたんだけど案の定今回も迷った。電話で出口どこか聞いたりしつつ、ぴったりに着く予定で部屋を出たのに結局数分遅刻して待ち合わせ場所に到着。今年の面子はコミケの開催期間が例年通りに戻ってたりその割におれが余裕の東京入りをしてたせいもあり前回(下の方)のように面子が集まる事も無く、にえぞくん・おもとくん・Kさんおれの4人。(あと霧島さんへの連絡が行ってなかったみたいで申し訳なかったです。つうか今回はおれが算段サボりまくってたせいで最終的に「じゃあいついつどこでやる」ってのが決まったの12/26日の夜、宴会やってるにえぞくんから掛かってきた電話でというアレさもありつつ・・・。)

Kさんは遅れてくる予定だったので取り合えず挨拶とか小話をしながら3人で飲み屋を探すべくうろついてた(この時点でまだ飲み屋も決まってないとゆー)らKさんが到着したと言う連絡が入ったので落ち合ってまた飲み屋探し。どこにすんべと決めかねていたらにえぞくんが鍋を食いたいと言い出したのでどっか鍋食えるとこー、と言うわけで(?)前回同様北海道へ。

20:27

居酒屋"北海道"なだけにジンギスカン鍋ですのよー。この店に来ると否応無しに前回のラーメンの悲劇が思い出されて複雑な気持ちになるんだけど、今回は人数が人数だしダンケシェーン!と叫びながら杯をぶつけるような雰囲気でもなく、落ち着いてモテ・非モテやら携帯ゲーム産業やらあと少しMADや動画の話など色んなバカ話ができて、にえぞくんは相変わらず酒飲んで盛り上がろうと言う意思が微塵も感じられないダウナーっぷりだったり・おもとくんは前回ネタトークに終始してしまったのの再戦ということでアレな話とかコレな話を聞いたり(そう言えば信近エリの詳細は!)・Kさんはおれのなかで大食いキャラだったんだけど最近食が細くなってるとかだったりと、まぁ要するにたのしい飲み会だった。そう言えばこの日は忘年会シーズンだったからかものすんごく店員の対応が悪くて、いや対応自体は別にわるかないんだけどオーダーがなかなか通らなくて難儀したのがアレだった。結局3時間ぐらい騒いで、お会計は例によって超傾斜。ごちそうさまでした。

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前回の二の轍は踏まないぜーっつうかその轍作ったのおれだけどなーと言うわけで、ちゃんとお店を出てから持ってきていた落柿舎を配布(冷やしてから食ってもらうために袋とか無いのに持ち帰れと指示するおれの外道っぷり!)し、一本締めで忘年会兼オフ会は終了。あとなんかよくわかんないけど参加者の足写真。

22:32

解散してから駅に向かうまでの間に来年は東京にこれるのかとか単位取れよバカとか言われたんだけど、あー下手にブランク長くなりそうだしもしかしたらこれが今生の別れになるかもしんないんだよなーとかおもった。そりゃ会えるように努力する(頑張って生きる)けど、まぁそうなったらそうなったでそれも業だ。いやそんなこと言うんじゃなくて、みんなまた飲もうな!主にと言うかむしろおれだけが不安要素なんでアレなんだけど!

当初は予定してなかったんだけどKさんがゴーサイン出してくれはったのでCくんに連絡いれてからオフ会後恒例のお泊り会へ。剣神ドラクエは大人がやってもパターンなど難しいけれど筋肉痛とは無縁の小学生がやるべきゲームだーとか話をしたり、MIND GAMEのすごいとこだけ見たりバーナウト3やらせてもらったりNDS触ったりしながら前回の教訓を生かして倒れるぐらい眠くなったら大人しく寝た(朝3時ぐらい?)。やっぱり電気はついたままだったんだけどBGMがなかったのでよく眠れたかんじ。しかしこの人の家は何度行ってもネタにつきないというか、ネタが無くなったと言える状態にもってくまでどんだけオタ修行時間がかかるのか分からんのがおもしろい。実際はほとんど「モノ」はないのに何でもあるように錯覚してしまうなー。