20040813

2004/08/13 Fri
「 覚 醒 」
04:44

前日中々寝付けず、と言うかほとんど眠れない状態だったので体が悲鳴を上げてたんだけど予定してた時間に起きないワケには行かないので目覚ましが鳴ると同時に布団を出て行動開始。どうやらCくんも似たり寄ったりの眠れなさだったようなのでやっぱり部屋の温度調整が上手くいってなかったのかなーとか分析しながら朝飯兼昼飯のおにぎりとか飲み会用のお土産とか持ってかなきゃいけない荷物をカバンにまとめていざ出陣。今回は予め始発時刻を聞いてあったし早起きどころか寝てないんだぜーウヘヘとか言いながらゆりかもめ汐留駅に着いたらまだシャッターが閉まってた。

05:15

あー始発のシャッター開き待ちをしてるとなんか京都で徹夜カラオケしたあとを思い出すなぁー。そして並び始めた時にはおれらだけだったんだけど気が付けば同じように「始発狙いだけど新橋からは乗らないよく分からない層」の人たちがちらほらと。シャッターが開くころにはおれら含めて6人ぐらいになってた。平和だなぁと思ったのもつかのま、やつらは前もって買ってた切符だかパスネットだかで一直線にホームへ。そないに急いでも始発が来るまでまで数分あるのに(全く完全に無駄な状況であえて急ぐか急がないかでオタの質が分かれるらしい)!

05:24 05:24

おおおオタ広告が汐留まで!前回C65では国際展示場正門駅までいかないとこのたぐいは無かったのに、こんな微細な所で規模の拡大を知ったようなそうでないような。しかし汐留まできてるとなると当然それまでの駅とか終点の新橋にも進出しちゃってるのかなぁ。まぁ今更現地住民でコミケの存在すら知らない(期間中偶然ゆりかもめに乗ってしまい周りの光景にポカーンな)人が居るわけでもなかろうけど。

05:25

今回はちゃんと05:31の始発に間に合ったゼ!そして外の明るさを見て前は真っ暗だったC65とは季節が違う事を確認してたらゆりかもめの始発が到着。こっちも冬と違って始発からギュウギュウの満員でうわぁーとか思ったんだけど、おれらのほかに居た汐留から始発組の人たちはみな眉一つ動かさないポーカーフェイスっぷりで流石は鍛えられ方が違うなぁと感心した。

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早くも帰りたそうな顔をしてるCくんと共にゆりかもめにゆられること30分ほどでビックサイト前に到着。

06:06

んー、始発で来た割には「始発」の言葉に期待していた列の位置よりも随分後ろだったかんじ。C65で3日目に始発を逃して2本目に乗って行った時とほぼ同じポジションだったんだけど、これはアレか、夏は参加人数が多かったり夜が過ごしやすいから徹夜しやすいとかその辺が絡んでるんだなきっと。取り合えず寒くも無ければ暑くも無いコンディションで足場の確保にも成功したのでCくんとくっちゃべったり朝飯食ったりしてダラダラと開場までの時間を過ごす。

07:44

ワシントンホテルから日が昇り、これから日光との戦いが始まる。夕方にある飲み会向けに生八橋を持ってきてたんだけどペラい鞄なうえにここまで陽光がキツいと思わなかったので痛まないか心配だったんだけど、だからと言ってどうする事もできんのでビックサイトに背を向ける形で座って自分の日陰になる位置に鞄を置き、Cくんと向かい合って音楽聴いたりだべったり友人にメールを送ったり。幸いだったのはまだ朝方だったからかそれとも動かなかったからか、日差しはジリジリ暑いんだけど気温はそれほど上昇しなかったので耐えられたこと。この日も日中は30度越えたらしいけど。

09:38

開場20分前になったので列移動開始。やはりスタッフの手際のよさが清清しい。この辺の階段大移動には去年散々驚いてるのであんまし思うところはなく。

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09:59

東館行きの連絡通路で開場の瞬間を待つひとびと。前回は1日目は企業ブース回っただけですぐ秋葉原に遊びに行ったんだけど、今回は企業で特に欲しいところが無かったので1日目の最初から東へ行く事に。とか言っても東とか西とか何げにわかんない人もいるかと思うので、ビックサイトの構造を大雑把に解説しとくと

  • 東館
    • コミケ会場は1階のみ
    • 2階は移動用通路と食い物屋
    • 大きな通路を挟む形で1〜6のホール
      • ※1と2と3および4と5と6は間仕切りなしで繋がっている
    • 同人誌メイン
    • 屋外は壁際の大手サークルの列
  • 西館
    • 1階と2階
    • 1階の1〜2ホールは同人ソフト・同人CDなど
      • ※ただし壁には大手サークルが配置され本も売られる
    • 2階の3〜4ホールは企業ブース
    • 2階屋外は企業ブースの列とコスプレ広場

こんなかんじ。あと東館と西館の間は実質200mかそこらの距離があってさらに様々なところで様々な通行規制がかかり放題なので、一通情報や建物配置を知っておかないと西館から出られないとか東館の東端に来てしまうとかいう事態が発生するので、コミケ初心者は標識とか地図をよく読んで気をつけないと悲しいことになります。と言うかおれ去年どちらも経験したんだけどさ!

おれは東の1から、Cくんは逆サイドの456棟からスタートなので一旦はぐれて待ってたらしばらくしてアナウンスが聞こえないまま10時少し前にいきなり拍手が始まってコミケ66開始。周りの人もつられて拍手してたけどみな一様に聞こえなかったと言ってたんで最初は誰かがフライングで拍手してんのかなーと思ってたんだけど、実際に列が動いたし後で聞いた話では中だと聞こえたとのことなんでどうやらポジションが悪かったみたい。

10:04

そんなこんなで怒涛の進軍開始。やっぱりみんな超ダッシュ。おれも気持ち早足で色々回ったんだけど、スケジュール的なのとか金銭的な都合により東館でおれが周りたいとチェックしてたとこは10ぐらいしか無かったらほんの30分ばかしで全部周り終えてしまい、えらく盛大に出来てしまった暇時間を企業ブース見学にでも使いますかなぁと西館へ移動。下宿を出る直前になってから時間ねぇー手ぬぐいとかその辺の情報を得てたのもあって、行けるなら企業ブースには早い段階で行きたかったのでちょうど良かったかんじ。

10:30 拡大

連絡通路からのぞむ「西館2階の企業ブース搬入坂へ並ぶ大手の企業列に並ぶひとびと」。そして実際に企業のブースがあって物が売られているのは当然西館の建物の中なので、この瞬間この列に並んでいる人たちってのはモノを手に出来るのがまだ1・2時間先とかそんな状況。いやー、たくましいなぁ。

10:35

連絡通路を抜けて西館のロビーに到着。写真を見ても分かるとおりこの時間に東から西へ移動してきてる人はかなり少ないんだけど、おれの後ろのほうにはおれと同じような状況なのか西1階を目指すひとが増えてきてるかんじだった。去年はこのエスカレーター(写真はエスカレーター上から撮影)いつ空いてるんだろうとか思ったんだけど開始30分までと言う事が判明してアレ、大変だなぁ。

C66一日目は西1階で行きたいとこが2つだけあったのでそのままホールに入って個人スペースをぐるっと一周。時間が早かったせいかそんなに混んでない印象と言うか、目当てのとこは2つとも壁の大手だったんだけどどっちも5人ぐらい並んだらすぐ買えたりとか。結局同人周りでは全部周っても40分強で済んだことになるのか。拍子抜けだけどスムーズなのはいいことだ!とか思いながら今度は西2階の企業ブースへ。

10:59

コスプレ広場横のゴミ箱。そう言えばコスプレ広場の横を通った時にざっと見回したらパペットマペットのコスプレをしてるひとが居て歩いてるひとたちの笑いを誘ってたんだけど、よく考えずともあのアルジャジーラで映ってそうな黒ずくめ装束で炎天下の中に居たら熱中症で倒れるんじゃないかと心配になった。おれが見てる限りでは微動だにしなかったけど大丈夫だったんだろうか。

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11:06

企業ブースに到着したらすぐ西館案内パンフをもらえたのでそれ見ながら毎日漫画タウンだかなんだかの物販ブースにいったんだけど、周りの大混雑っぷりからすると思ったより人が集まってないかんじで、今日び猫も杓子も「時間ねぇー」バナー貼ってて十分宣伝されてた割には手ぬぐいとかシャツを買うのはアレなのかなーとか。いや3日間通して販売だしそもそも情報公開が遅れてたせいか。ブースで配ってた毎日まんが新聞かなんかをもらいつつ無事に手ぬぐいを買えたので、あとは適当に企業ブースウォッチ。

11:08

アクアプラス/リーフとファミ通が合同でなんかやってた。例によって例の如くのポジションに細切れにされた列が延々と。

11:08

あったぼうよと言わんばかりに今年もドコモ車出動!うっへーいおれボダホンだしCくんもボダホンだからまったく関係ねぇー!つうか今年はメール普通に送れたし通話障害もなかったので前回ほど電波状況が悪くなかったみたいですよ。電話会社頑張ってるんだろうなぁ、お疲れ様です。

11:14

上で出てきた搬入坂の写真で言うところの左端あたりから右に向けて撮影したかんじの写真がコレ。左側がTYPE-MOONの列なんだけど、丁度おれがここでカメラ構えてるときになんかモノが売り切れたか限定(※一人でいくつも買われるとすぐ売り切れるから1度に買える部数制限を設けること。普通は予めかけとくけど列状況などによって後からかかったり、当然解除されたりすることもある。)かかったかをアナウンスするスタッフが歩いて行って方々から文句を言う声が。ちなみにこのTYPE-MOONの列は搬入坂を下りきってから左に折れてここと同じぐらいの長さをまた並ばなきゃならんとか言う事を、おれの真後ろにいたねこねこソフトの人が叫んでました。

今回企業ブースで特に目に付いたのは

11:17

「熱中症対策chu」と書かれた紙製の三度笠。なんかもうかなりの数の人が首から提げるか完全にかぶっちゃっていてこれはまた巧みな宣伝方法を考えたもんだなぁ(※普通は企業ブースの当日情宣はブースで買ってった人に渡す手提げ袋に頼られるんだけど、頭市場は誰も手を出してないので広告を独占できた)とか思って出元を探したらサーカスだと分かったんだけど当然そのサーカスの列待ちの人に三度笠を配布していて、これがまた

11:25

すごい光景に。しかし宣伝だけでなく確かに熱中症対策と言う客の実益を兼ねている以上セコいと言うより上手いと言うべきであって、うまい。

11:30

あと取り合えずTYPE-MOON。モノを買うのは物凄く大変だけど写真に撮るのは簡単なのでこの辺撮影だけのおれは楽チンだなぁとかワケわからんことを考えてたんだけど、逆にスタッフとか「キャリバン」のOPで無茶苦茶頑張ってるのに全然ひとが並んでなかったCarriereをみたら悲しくなったりなんか買わなきゃいけない気分になったんだけど予算の壁があったのでやめといた。

11:32

適当に屋内の写真。あー。

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11:48

見たかった所とか欲しかった物はあらかた手に入ってしまったので予定より随分早いけど会場を後にして秋葉原へ向かう事に。その前に↑の写真撮ったポジションで10分ばかし休憩してたんだけど、流石に開場前ほどの密度の人は居ないにしても途切れる事無く入場してくるひとがいて、当たり前なんだけど唸った。純粋な規模の大きさもそうだけどなんか色々考えてしまう。オタク人口がこのまま増えたらいずれここでも間に合わなくなるのかなー。

11:57 11:58

ゆりかもめの国際展示場正門駅。左側が新橋方面から来る人・右側が新橋方面へ帰る人なんだけど、前者は今からお祭りダヨーな笑顔で後者はやりとげた漢同士が健闘を称えあうみたいな「表情の違い」が面白かった。やっぱり楽しいよな。この辺でようやくにえぞくんに電話が繋がった(かかるんだけど取ってくんなかった)ので今から秋葉原へ行くから待っといてくれと言ったら予定より早すぎでんがなとか言われつつ、終点の有明駅から一番前(※ゆりかもめは無人モノレールなので先頭車両の先頭は普通電車で言う運転席の位置にある)をすでに確保されててしょんぼりなゆりかもめに乗って一路新橋へ。

12:10 12:16

前述のとおり夏休みと言うことでテレビ局がイベントやってたりこの辺のお台場レジャーに来てる家族連れとかがわんさか居たんだけど、この辺の施設に遊びにきてると言うことはすなわち親子でゆりかもめに乗ってくると言う事で、車内は「ToHeart2」のイラストが描かれた紙袋を提げたお兄さんと遠足っぽいリュックサックを背負った小学生が入り乱れる混沌とした空間に。つうかおれの斜め向かいに座ったお兄さんが膝の上に堂々と紙袋置いてて中々に針のむしろ状態で面白かった、って言うかこれ去年のおれか。あとなんか乗ってる間ずーっとビデオカメラ回してヒィーハァー言ってる外人2人が居てレインボーブリッジが見えたら歓声を上げてたんだけど、往路で見たんじゃないのかおまいらとか思いながらおれも一枚。

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ゆりかもめの新橋駅で「本日国際展示場にて、大変規模の大きいイベントが行われていますので、有明方面にご乗車されるお客様はあらかじめ往復の切符を・・・」とか言うアナウンス聞いてゲラゲラ笑いつつ、今度はJRに乗り換えて山手線で秋葉原に向かうわけだけども、ここで!ようやく!

12:30

前日に入金したけど使いどころの無かったICOCAの出番ですよ!ウヒョーおれはるばる数百キロはなれたとこから持ってきたICカードで改札通れRUUUUUU!!!「ピッ。」割と普通と言うか当たり前の処理を当たり前にされてしまった。どうせなら「滋賀からはるばる新橋までようこそ!」とか表示するぐらいのジョークセンスがあってもいいじゃない!無理ですかそうですか。

13:13

今回はアレげな紙袋もなく・宴会とかお泊り会に向けてサークルチェックの時点から買い控え姿勢だったので荷物も極端に少なく、普通に秋葉原をうろついてるただのオタク(?)に紛れてにえぞくん待ち。この辺でSDメモリの容量が埋まる一歩手前だったのでClie再生用に持ってきてたメモリースティックの音楽データを消してカメラの追加メモリに。カメラがメモリコンパチブルだとこう言う離れ業ができてベンリー

しばらくしたらにえぞくんが来たのでまずは

13:31

彼の案内でメイド喫茶「ミア・カフェ」へ。本当なら去年秋葉原で遊んだ時に行こうとか言う話だったんだけど、結局スケジュールが一杯一杯だったり初対面でお互いテンパってたりでうやむやになってしまってたメイド喫茶探検。なんかSawさんが12日(つまり昨日)に行ったオフ会でここへ来ていたく感動したとか言う話を聞き出してきたらしいんだけど、おれも彼もまさしく「はじめてのめいどきっさ」なので戦々恐々、お互いに先に入るよう牽制しつついざ入店。

・・・すごかった!!どのぐらい凄かったかと言うと、まずウェイトレスはメイドさんだから当然ふりふりの服を着た女性なんだけど、客はと言うとオタクだから当然ヨレヨレの服を着た野郎しか居ない!店が大通りに面してないのもあると思うけど、席が結構埋まってるのに会話がなく店内が不気味なほど静か!おれが御主人様っぽくなかったからか「お帰りなさいませ御主人様」とは言ってもらえなかった!ウヒョー!とかテンション高めに書けてるのはもう1ヶ月も前の話だからであって、当日現場ではおれもにえぞくんも変な笑顔を保ったまま物凄い小声で会話をするぐらいビビってました。まるで初めて風俗来た童貞たちのような空気を、ってここはそもそも風俗と大して変わりないのか。

取り合えず席に案内された以上はもう退く事などできないので意を決してメニューを見るも紅茶の種類なんかレモンかミルクかぐらいしか分かんないので、そう言えばおれは昼飯を食いにきたんだしとスパゲティとお茶だかを頼んどいた。にえぞくんはこの特異空気にやられて(?)「レッドカレーとカレー・・・」とかテンパってたよ!飯が出てくるまでのあいだ積もる話をしようにも店内が静か過ぎて他の客に会話まるきこえなので、普通のファミレスならば店内BGMにすらかき消されてしまいそうな音量で近況報告をする2人。異常だー

しばらくして料理を持ってこられたんだけどなぜかテーブルに置く時メイドさんが「ゴメンなさい・・・」と一言。置いた時にゴトッと鳴ってしまったから謝ったのかと思ってたら、次持ってきたおれのスパゲッティはテーブルに触れる前に「ゴメンなさい・・・」と。1度目はたまたまかと思って不思議そうな表情してたおれらも2度目のゴメンなさいはツボに入ってしまい必死に笑いをこらえながら平静を装った苦しい食事タイムスタート。やたらと辛いらしいレッドカレーとか床が一段高くなってるところでスカートの中が見えそうになるのとか、なにか変な事に気付くたびに2人して吹き出しそうになりながら(にえぞくんはむしろ辛さにやられてたけど)頑張って食い終わるころには店内の空気にも随分慣れていたり。

名実ともにアレげな店だった割に料理はまともな味だったし値段も2人で2000円ポッキリだったからネタとしてはかなり安い方なんじゃないかなぁと思いながら店を出て、車道に出た途端二人そろって店内でたまってた分大笑いした。彼は「こんなとこに来たのは誰にも自慢できない夏の思い出だ」とか言ってたけどしっかり自分のとこで書いてるし、結局いい思い出になりましたよ。

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普通に1時間ぐらい時間を潰せたのでそっから飲み会開始の集合時刻まで適当に秋葉原をぶらぶらと。とは言っても前回来たときにおなじく彼と2人でエロゲショップとか輸入ゲーム屋とかあらかた回ってしまってたのでイマイチ盛り上がらず。秋葉原にしろ日本橋にしろ目的無くうろついたらあんまし時間潰すポイントが無いんだなぁとかその辺の話をしながら、ドンキになる寸前の旧アソビットシティをみたりとか、とらのあなで月箱が\20000強で売られてるのみてびびったりとか、KOTOKOの新曲「覚えてていいよ」を買いそうで買わなかったりとか、PowderSnowを勧められたので買ってみたりとか。そしてにえぞくんと言えば立体オタクなので(←おれ設定)例によって例の如くラジオ会館内の海洋堂へ。

15:30

抹茶オレおごってもらったよ!

しばらくそうして時間を潰したんだけどまだ集合時刻まで間があったので秋葉原駅横にあるマクドでやたら混んでたんだけどジュースだけ注文して駄弁り。ここへきておれも彼も総勢12人とかいう大人数のオフへ行くのに尻込みしてる事が分かったので2人してトンズラしようかとか、実は去年おれと秋葉原で会ったのが初オフ会だったらしいとかその辺を話してたらぼちぼち良い頃合になったので、秋葉原駅前の恐怖の絵売りについて解説を受けたりしながら山手線に乗って池袋へ。

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電車の中でSawさんから連絡があったり、飲み屋に入るのが18時だから池袋には17時半ごろ集合してないといけないのに秋葉原を出たのが17時20分ごろと言うアレな時間読み間違いをしたりしつつ、池袋についたのが18時丁度ぐらい。こりゃ怒られるだろうと覚悟して集合ポイントに行こうとしたら今度は集合ポイントすら分からず、幹事のKさんに電話して指示された場所へ行ったら8ヶ月ぶりにお会いするKさんや霧島さんに並んでしっかり見覚えの無い方々も待ち構えててウヘー!自己紹介するのも忘れて謝ったり挨拶したりしてたら今度はにえぞくんが行方知れずになってた。

時間がおしてるのですでに集まってこられた方々には先に行ってもらって、おれは地図持ってるからSawさんやにえぞくんの引率としてその場に待機。若干遅れて飛び入りの軍魔さんとcyusonさんを連れて後発組も集合したのでいざ会場へ!と行こうとしたら普通に迷ってヘルプの電話をかけたり。地図が読めない男なんですあの場に居たみなさんごめんなさい、うう。

飲み屋に着いたら取り合えず端っこから順番に自己紹介。参加者はええと霧島さん・異端さん・LMYさん・らすごさん・おもとさん・軍魔さん・cyusonさん・rakugakiさん・Sawさん・Kさん・にえぞくん・おれ、で丁度12人だから多分あってるとおもう。今回オフで同席した方の中で実際会った事があるのは当然前回オフの面子だけだし、他の方もメールなりメッセなりでやりとりした事あるのはSawさんぐらいであとは異端さんとおもとさんがおれの存在を知ってると言う事をおれが知ってるぐらいの間柄なので宴会スタート直後は周囲の空気を探りまくり。相手の出方を伺うためにまずは燃料投下だ!と生八橋を出したら食い物屋で食い物だすのはご法度ですよとKさんに止められていきなり粗相からスタート。うぐぐ。

今回のオフで何が面白かったといえば、ネット上の言動からイメージできる人物像と実際の本人がかなり違うひとがいたことか。あえて持ってたイメージは書かないけど、らすごさんは天然で(嘘臭くなく)礼儀正しい好青年だったし、おもとさんは全然「嫌インテリ」じゃなかったし、LMYさんはおれより更に話し上戸な人だった。また異端さんとかSawさんcyusonさんなんかはかなりイメージ通りで、イメージから少し離れてるひとってのが居なくて極端に違うかほぼ同じしかなかったのも面白い。去年のオフで霧島さんに言われたけど、周りからみたおれなんかは(この面子でダントツに知名度低いけど)たぶんイメージ通りのひとだったんだろう。

でなければラーメンスープ4人前イッキ飲みなんかさせられるはずないよね!

19:50

クリアしたけどな!宴会でのお笑い担当を無礼ナメるな!開始前の煽りは散々色々言ってきた(「Smithさんの、ちょっと良いとこみてみたい」が流れた時には全国区だったのかと軽く感動したけど)くせにいざおれが飲んでる時は口数少なになりやがって!途中で「・・・もういいですよ!」とか小声で助け舟を入れられたら余計に飲み干さざるをえなくなったし!ウキー!かあさんおれやったよ!

やがてカメラと拍手の渦が 一人のオタクを飲み込んで行った

いや飲み込まれてないけど。取り合えずみんなからねぎらってもらったし絵面としては結構地味だけどアホ存在感をアピールできたので最初の粗相はチャラにできたかんじだ。そっからは宴会開始当初から目が泳いでて酒の力により完全自閉モードに入っちゃったえぞくんをみんなの輪に連れて行ってあげたり、思いの外と言うかもう想像と180度どころか360度違ってると表現したくなるぐらい想像と違ったおもとさんをいじったり、素で異端さんに最近のダメだしを食らったりとかしてたらあっという間に時間は過ぎ去り

撮影者がおれじゃないので時間不明

何人かが完全な酔っ払いに。写真はなんかドラッグの話になった時に「鼻からフリスクを吸うと酔いが醒めるらしい」と言うので、一昨日丁度コンビニで買ってたフリスクを渡したら必死にレンゲで砕きだしたにえぞくん、の図。同じく右の箸で砕こうとしてる酔っ払いがおもとさん。あー、このバカさがたまんねー。そう言えばどのタイミングでか忘れたけどおもとさんが「パクリマクリスティー」と言ったのが凄くショッキングだった。確かに誰でも容易に思いつきそうなネタではあるけどまさかこんな所で聞く事になるとは思いもよらなかったよ。

そんなこんなで当初予定してた時間を大幅にオーバーしつつ宴会終了。流石に12人で飲めや食えややったから値段もしっかりそれなりのになったので社会人の方に1万出してもらって学生さんは一人2000円と言う超傾斜お勘定。おかげで懐へのダメージはむちゃくちゃ小さくて済んだ、と言うかそれよりまず社会人組のみなさま大変ごちそうさまでした。この面子でもっかい集まるとなるともう多分二度と無理だと思うけどチャンスがあれば是非参加してみたいところ。ともあれ、みなさんお疲れ様でした!

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店を出てから(ここで生八橋を出せばよかったのにわすれてた!)霧島さんにシメの言葉を頂いてから一本締めで解散。大半の人は帰られた(明日もコミケあるし)んだけど、良い感じにテンションのあがったSawさん・おもとさん・にえぞくん・おれの4人は1時間だけカラオケに行く事に。流石はこの時間の池袋、突っ立てるだけでカラオケ屋の呼び込みがやってくるので場所とか値段聞いて即決でそこへ。

22:48 23:16

部屋に案内されてから入ってからここがジャンカラ(※関西ではジャンボカラオケ広場、関東では歌広場の名前らしい)と言う事に気付いた。おもとさんの提案で静止画MADのボスだった霧島さんを追悼すると言うことで歌う曲をMADで使われたことのある曲に限定。するとサウダージとかさくらんぼとかコモンセンスなものもあったんだけど、誰しもが1つぐらい他の面子が知らない曲を歌ってたのが面白かった。「おれが見ていたマッドシーンとかれの見ていたマッドシーンは違うものだ」と言う、もう当たり前すぎるけどあんまし実感されて無い事実の良い証例だなー。おれのマッドシーンはおれだけのものだし、あなたのそれはあなただけのものだ!みたいな。

最後は引退記念だからと「残酷な天使のテーゼ」を男4人でマイク回しながら熱唱してお開き。裏声使ったり喉の限界にチャレンジする声量だったりではっちゃけてたのもかなり面白かったんだけど、よく考えたらこの歌はかれこれ8年も聴いているのかと思うといろいろ深い物がある。当時は思いもしなかったことだけど、エヴァ世代のおれたちは墓まで持ってく自らのオタ史にしっかりこの歌が刻み込まれてるんだよなーとか。

00:01

2次会終了後また1本締めをして解散。Sawくん、おもとくん、にえぞくん、飲み会も含めて無茶苦茶おもしろいひと時でした。多分今年の冬もまた東京へ行くと思うんで、そんとき都合がつけばまた是非。今度はオールで!

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00:03

みんなが撤収したあとカラオケ行ってる間時間潰しててもらってたKさん・LMYさんと合流して前回同様Kさん宅でお泊り会。そこでようやっと生八橋をふるまいそびれていた事に気付いたので取り合えずKさんにプレゼントして、流石に汗まみれだったので風呂を借りてから半裸で何時間も色々とくっちゃべったり、例によっておもしろ動画の鑑賞会をやったりしてた。しばらくしてLMYさんがぼちぼち寝ないと次の日しんどいと言う事で、おれとKさんは部屋を移って今度はFullSpectrumWarrior(海外版)をレクチャーしてもらった。気が付いたらKさんも寝てたんだけどまだ頑張れたのでおれは延々FSWをやり続け、一体これは何人目のKIAで一体これは何度目のゲームオーバーだろうかと思ってると既に外は明るくなってて時計を見たらもう6時になっていた。