[HOME][バイク][ジムニー][ひとりごと][リンク]


河原のお掃除

掃除日和でした

2000.12.23

さてさて、快晴に恵まれた師走の1日、本日の趣旨はずばり”お掃除”である。
場所は、いつもお世話になっている京都府某所の河原である。近年のアウトドアブームの為か、山や河原でBBQをしたりして自然を楽しむ人々の姿が多く見られるようになった。自然を愛でる方が増えるのは大変喜ばしい…のだが、どうだろう?なんだか忘れ物がたくさん落ちていますね。私達も、ここで遊ばせて頂いている身、何かできる事は…
7人の有志が集い、河原大走査線の幕があけた。

来るたびにごみが増えたなとは思っていたものの、じっくり見るとびっくり!
では、当日発見したごみたちを一部ご紹介しましょう。
  1. コンビニ弁当の箱
  2. てんこもりの煙草の吸殻
  3. BBQで出たゴミ一式
  4. お菓子や、食べ物の箱
  5. 数え切れない空き缶
  6. エンジンオイルの缶
  7. 潤滑スプレーの缶いっぱい
  8. 保温式弁当箱(なぜか綺麗に洗ってある)
  9. ティッシュに包まれた使用済み○○
  10. 使用済み紙オムツ
  11. 服、布
  12. 大量のワイヤーやはりがね
  13. 大量の古タイヤ
  14. ダンボール
  15. 電動ドリル
  16. トイレで手を乾かすやつ
  17. 中身入りの鞄
  18. 手帳
ごみ袋片手に右往左往河原をさまよう。3歩歩けばごみに当るという感じだ。
家のゴミ箱に捨てる感覚で河原にごみを捨てているんだろうか???
使用済みの○○やオムツはかなりブルーになったよ…。

もっと驚いたごみたち・・・・

  1. テレビ
  2. オーディオ
  3. 車やバイクの残骸
  4. 畳、ふすま、壁材
  5. 大量の食器
  6. 大量のイット缶
  7. 血のついた猪の骨(?)
看板を立てました

ここまでくれば、ポイ捨てのレベルを超えてるよね。
これは不法投棄です!あ、上に書いた古タイヤと化、オイル缶とかもそうだね。
確信犯というか、業者が絡んでそうなごみだった。
ここまできたら私達の手には負えない!!

そして、もっと悲しくなったのが、ごみ捨て禁止の看板が引っこ抜かれて捨てられていた事…
そこまでするか?日本人の美的感覚とモラルはどうなったんだい?
戦意を消失つつ、せっせと穴を掘り、もう一度看板を大きく目立つところに立てました。
みんなで1日がんばっても、キレイになったのは河原の一部だけだった…。ごみの分別をし終えた頃にはとっぷりと日も落ち、先ほどまでの晴天がうそのような、稲光が光った。季節はずれの夕立で、ちょっとびっくり。

豊かさってなんなんだろう?考え込んでしまう1日でした。

思いのほかのひどい状況、集めることはできても全てのごみの処分までできない!
個人レベルでできる事の限界を感じ、発起人の方が役所との交渉をしてくださった。
その結果、土木事務所が回収に来て、役所で処分するという青写真ができた。
がしかし、予算不足の為、散在ごみを1箇所に集める作業には私達ボランティアの力が必要だ。
土木事務所の連絡を待って、河原のお掃除第2段決行!である。