さてさて、快晴に恵まれた師走の1日、本日の趣旨はずばり”お掃除”である。
場所は、いつもお世話になっている京都府某所の河原である。近年のアウトドアブームの為か、山や河原でBBQをしたりして自然を楽しむ人々の姿が多く見られるようになった。自然を愛でる方が増えるのは大変喜ばしい…のだが、どうだろう?なんだか忘れ物がたくさん落ちていますね。私達も、ここで遊ばせて頂いている身、何かできる事は…
7人の有志が集い、河原大走査線の幕があけた。
来るたびにごみが増えたなとは思っていたものの、じっくり見るとびっくり!
では、当日発見したごみたちを一部ご紹介しましょう。
- コンビニ弁当の箱
- てんこもりの煙草の吸殻
- BBQで出たゴミ一式
- お菓子や、食べ物の箱
- 数え切れない空き缶
- エンジンオイルの缶
- 潤滑スプレーの缶いっぱい
- 保温式弁当箱(なぜか綺麗に洗ってある)
- ティッシュに包まれた使用済み○○
- 使用済み紙オムツ
- 服、布
- 大量のワイヤーやはりがね
- 大量の古タイヤ
- ダンボール
- 電動ドリル
- トイレで手を乾かすやつ
- 中身入りの鞄
- 手帳
ごみ袋片手に右往左往河原をさまよう。3歩歩けばごみに当るという感じだ。
家のゴミ箱に捨てる感覚で河原にごみを捨てているんだろうか???
使用済みの○○やオムツはかなりブルーになったよ…。
もっと驚いたごみたち・・・・
- テレビ
- オーディオ
- 車やバイクの残骸
- 畳、ふすま、壁材
- 大量の食器
- 大量のイット缶
- 血のついた猪の骨(?)
ここまでくれば、ポイ捨てのレベルを超えてるよね。
これは不法投棄です!あ、上に書いた古タイヤと化、オイル缶とかもそうだね。
確信犯というか、業者が絡んでそうなごみだった。
ここまできたら私達の手には負えない!!
そして、もっと悲しくなったのが、ごみ捨て禁止の看板が引っこ抜かれて捨てられていた事…
そこまでするか?日本人の美的感覚とモラルはどうなったんだい?
戦意を消失つつ、せっせと穴を掘り、もう一度看板を大きく目立つところに立てました。
みんなで1日がんばっても、キレイになったのは河原の一部だけだった…。ごみの分別をし終えた頃にはとっぷりと日も落ち、先ほどまでの晴天がうそのような、稲光が光った。季節はずれの夕立で、ちょっとびっくり。
豊かさってなんなんだろう?考え込んでしまう1日でした。
思いのほかのひどい状況、集めることはできても全てのごみの処分までできない!
個人レベルでできる事の限界を感じ、発起人の方が役所との交渉をしてくださった。
その結果、土木事務所が回収に来て、役所で処分するという青写真ができた。
がしかし、予算不足の為、散在ごみを1箇所に集める作業には私達ボランティアの力が必要だ。
土木事務所の連絡を待って、河原のお掃除第2段決行!である。
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