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ヘクセンハウス作品集 記事登録日:2011/12/14
最終更新日:2015/07/22
 
ヘクセンハウス 2010年から作り始めたヘクセンハウス作りも今年で五年目!!
2014年現在、大小織り交ぜて11パターンのヘクセンハウスを作成しました
現在は家のデザインやデコレーション方法についての試行錯誤を続けています

このページでは制作工程や作品づくりに便利なグッズ、作品の見どころ(?)や型紙のご紹介を致します






ヘクセンハウス Hexenhaus ヘクセンハウス Hexenhaus ヘクセンハウス
ヘクセンハウス №10
2014 ノエル


ヘクセンハウス №11
2014 ノエル


ヘクセンハウス №9
2013 ノエル


ヘクセンハウス №8
2013 ノエル


ヘクセンハウス №7
2012 ノエル
2013 バレンタイン


ヘクセンハウス ヘクセンハウス ヘクセンハウス ヘクセンハウス ヘクセンハウス
ヘクセンハウス №6
2012 ノエル


ヘクセンハウス №5
2012 桜の咲く頃


ヘクセンハウス №4
2011 ノエル
ヘクセンハウス №3
2011 ノエル
ヘクセンハウス №2
2011 ノエル
ヘクセンハウス        
ヘクセンハウス №1
2010 ノエル


       








ヘクセンハウス№10 2014・ノエル
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 Maiko設計による自作の型紙
  使用生地 ヘクセンハウス用の型抜きクッキーレシピより
プレーン/ココア/黒糖他
    今回使用した生地については
クックパッドにも投稿しています
今年は
家のデザインよりも
デコレーションにアイデアを注いでみました

わたし的にずっと悩みの種だった
屋根に積もった雪のデコですが
今年、とうとう結論が出た気がします!!

この写真ではよく見えませんが・・・



カラフルな色つきの飾り付けは
シュガーペーストとアイシングで

あくまでクッキー生地での細工に
こだわった昨年よりも
より華やかな印象になりました



     生地についてはこちら↓
Cpicon ヘクセンハウス&型抜き用のクッキー生地


昨年までは、ほとんどのパーツをクッキー生地で作っていました。
同じ質感で統一すると、それぞれのパーツが違和感なくなじむので、全体のバランスがとりやすく落ち着いた雰囲気に仕上がる点が気に入っています。
ただ、クッキー生地で細かいパーツを作るのはホントに骨の折れる作業でして・・・。
しかも「焼成」という工程が、時間的にも素材の扱い的にも、非常にやっかいなんですね。

そこで今年は念願のシュガーペーストデビュー。
「おいしそうに見えること」を目標に、カラフルなデコレーションに力を入れて作ってみました。
文字通りの「お菓子の家」に近づけるよう、キャンディっぽいカラフルさとキラキラ感、綿菓子やマシュマロを連想させるフワフワ感をプラスしたつもりなんですが、感じていただけますでしょーか。

素材の質感が違うので、イメージの統一感に欠ける点は今後の課題です。
昨年の家に比べ落ち着きのない印象にはなりましたが、インパクトは強まったように思います。
異素材の組み合わせ、というのは、センスを問われる難題ですね。

ただ、基本的なパーツはこれまでのヘクセンハウスの応用、というか転用で出来上がっています。

ベースのクッキー生地についてはプレーン以外に、ココアと黒糖の配合量を変えることで濃淡をつけた4種類の生地を用意しました。
ココアや黒糖を使うと、どちらもブラウン系の生地ができますが、ココアは単独で使うと赤味のかかった生地になり、場合によってはやや嫌味な色合いになるため、黄色系の茶色が得られる黒糖を併用し、使う量を変えて生地色を調節、パーツの大きさや配置を考慮し、使い分けました。
ただし、焼成前と焼成後では生地色が変化するので、特に写真では、狙ったほどの違いは出ていないような気もします。

壁面等の装飾に使用したシュガーペーストですが、今回はウィルトンのロールフォンダンという出来あえのものを使用しました。
シュガーペーストには、粉砂糖やゼラチン等を混ぜて手作りするレシピや、水を加えて出来上がるシュガーペーストパウダーを使う方法、マシュマロから作る裏技などもあります。

ちなみに私が購入したロールフォンダンは680g入り。
パッケージを見てもおわかりの通り、もともとはホールケーキ(しかもアメリカンサイズ!でっかい!)をカバー&デコするためのものなので、ちまちまとヘクセンハウスの飾りを作る用途としては、結構量が多いです。
この家のデコのほか、子どもとの遊びでそれなりに活用したつもりでしたが、それでも半分も使わなかったので、次回はシュガーペーストパウダーを使う方が無駄がないかな、と思っています。

シュガーペーストやアイシングの着色はウィルトンのアイシングカラーキット(8色入り)で。
若干粘りのあるペースト状の着色料なので、特にシュガーペーストのように固さのあるものに練りこむ作業がやりやすかったです。
ただし、アイシングでもそうですが、はっきりした色を出すためには相当な量の着色料が必要になり、その分シュガーペーストも水っぽくべたついてきますので扱いには注意が必要です。


さて、今回は、制作過程をコマ撮り動画でまとめてみました。
自分で作りながら撮りながら、の写真なので、おそらく皆様の関心があるであろう作業工程の写真はほとんど無いのですが、まあ、今回はお試し動画なので・・・ご興味がおありの方は、ぜひ♪


 








 
今回も、スケッチで原案を練った後、方眼紙で立体に起こし、5mm厚のスチレンボードで厚み部分の寸法を調節、その後、2mm厚のスチレンボードでクッキー生地切り出し用の型を作る、という流れで行いました

ちなみにこの時点で、窓を抜いたり、窓の戸やリースを作ったり、という小物を作る際に使う型の大きさを確認しています

クッキー型のコレクションも次第に増えてきたので、生地成型時にもたつかないで済むように、事前に準備しておくのも、細かいですが大事なコツ




焼成前の生地

我が家のオーブン「デロンギちゃん」は焼き色にむらが出やすいので、なるべく同じパーツに同じような焼き色が入るよう、対角線で対象になるように配置しています

今回はシュガーペーストでデコレーションする予定だったのでクッキー生地への押し模様は控え目に・・・



こちらが試作一号

屋根には今流行りのシュガーヴェールを使ってみました、が、初挑戦者には難易度高めの型だったようで綺麗なレース模様で抜くのは至難の業でした
写真のレースは3作目
それでもアップにすると実はがびがびの抜きあがりなんです・・・

で、このデコがいまいち私の好みでないというか・・・なんか、家と合っていないような気がして、これ以外の方法を試行錯誤することに・・・




シュガーヴェールで使用した型はYahooショッピングのキッチンマスターさんで取り扱っていたCrystal CANDYという会社のこちらの型
(現在は取り扱いなし)

この手の商品は欧米で大流行中のようで、日本にもいろんな会社のものが輸入されているようですが、ペーストの方は今のところシュガーヴェールとシリコマートのトリコミックスの2社だけみたいです

使い勝手とか、若干違いはあるみたいですが、いずれにしても乾燥具合の見極めが結構難しいので、初心者はドイリーのような小さめの型から挑戦してみるのがお勧めですね・・・
私は、ちょっと、もう、ギブアップです・・・




家の背面

壁の下部分のレースっぽいデコはシュガーペーストで
大きめのフリル型を使ってリボンを作り、ミニハート型や口金の1番、2番の先で模様を抜いて仕上げました

デコの取り付けですが、窓辺の花のように立体的なものは違和感のない色に着色したアイシングで、シュガーヴェールや壁飾りのような平たいものは卵白で少し薄めに溶いたアイシングで、行っています

シュガーヴェールもシュガーペーストも、水分で湿気るとたちまち溶けて扱いづらくなるので要注意!



左の家の写真上部、画像が切れてますが、壁の屋根に近い部分のデコレーションはこちらの型を使用しています
購入したのはSWEET HEARTさんだったんですが、現在品切れ中で商品ページが消えているので、decora-shopさんのページでご紹介
楽天ではまだ取り扱いがないようですね

上の写真は4歳と6歳の子どもたちの作品です
バネで押し出すタイプの抜き型は、子どもでも使用がカンタン!
アイシングでデコるもヨシ、シュガーペーストで仕上げるもヨシ
簡単に綺麗で複雑な模様が抜けて、見た目がぐんとUPする!超オススメの型です




当初予定していたシュガーヴェールでのデコをやめて、何か良い方法はないかと試行錯誤中の作品がこちら
砂糖多めでふわっと泡立てたメレンゲをアイシングとして使用する方法
マーブルチョコを散らしてキュートに♪・・・と思ったんですが、メレンゲが柔らかすぎてマーブルチョコが沈没するという事件が発生

また、水分が多すぎてクッキーが湿気るというおまけ付き

このタイプのメレンゲアイシングは乾燥焼きして仕上げるみたいなんですが、諸事情により無理なので、この案は断念




そこで思いついたのがアイシングワークでレースを作る方法

実際にはレースでなく雪の結晶のオーナメントのようなものを作り、レースっぽく屋根に張り付けちゃおう、という案

まずはネットから雪の結晶の画像をいくつか取り込み、好みの大きさに縮小・拡大した原本を作ります
その上にテフロンシートを敷いて、画像の模様を参考にしつつ、自分なりのイメージで結晶をデザインしていきます
大きさの違う丸口金数種類だけでも十分いい感じのものができます




屋根に積もった雪の下地部分はマトファーのポリカ口金RB5を使用しました
本来は花弁用みたいです

これで、屋根の下から、瓦をふくみたいに少しだけ絞り跡を重ねつつ天井に向かって平行線を書いていきました

この口金、絞り跡は理想的だったんですが、絞り出しの際、口金の先端が見えにくいのが難点でしたね

と、いうことで次はアテコのシームレス口金ライン用#45を狙ってます




今回は、デビューしたての単焦点レンズで調子こいて撮影してしまったので、ごく一部にしかピントが合っておらず、資料用としては見にくいのですが・・・

屋根のデコレーションは、まずライン用口金で下地の雪を描き、乾く前に事前につくっておいた雪の結晶を置きます

配置については、下地のアイシングをする前に大体の位置を考えておきました

両方の屋根が終わった後、天井の屋根の合わせの部分を大きめの丸口金で埋めるように絞り、乾ききる前に煙突を置きます

ちなみに、煙突の切れ込みの角度調節(やすりでけずったりとか・・・)もあらかじめやっておきます




正面から見えるつらら状の雪のアイシングは、屋根のデコレーションが終わった後、少し大きめの丸口金で押しつけるように絞っています


こちらの写真は試作二号
当初のデザインでは、玄関口にも雪よけの窓をつける予定でした

しかし、これでは玄関ドア上のデコが見えなくなってしまう・・・!

見えない飾りについてはセクシー下着的なひそかなおしゃれ(?)自己満足(?)として生かすことも考えましたが、ぶっちゃけ「この屋根いらないかも」という考えに落ち着き最終デザインに至りました





アイシングで飾った屋根の雪ですが、当初はクッキー生地部分の波波カットを生かしたくて下から1cm位を残して施しました、が、中途半端で間抜けな印象となってしまったので思い切って全体に施すことに、、、
最終案では、絞り終わってしばらく置いた後、細工棒でアイシングを持ち上げ、波波型に加工しました


玄関への上り階段の段数は模型制作時の三段から二段に変更
厚みについては考慮して設計していますが、実際にクッキー生地で作るとずいぶんと印象が変わります

キャンディーケインを模した玄関脇の柱は、最終デザインでは正面壁に張り付けることで面影を残しています




そして最終決定作品

今回はミニミニ抜き型が大活躍!
使用したのは
ステンレス製生抜・極小・ベル
ステンレス製生抜・極小・柊(ひいらぎ)
プランジャー付きクッキーカッター・星
などなど

特に浅井商店さんで取り扱いの極小生抜きは、さびにくく変形しにくいステンレス製なのに手頃なお値段!しかも、とってもキュートな形に抜けるので超お勧めのアイテムです

プランジャー付きカッターも便利ですね
こちらは、いろんな種類がアマゾンで格安販売されています
たいていは中国系ショップで、中国から国際便で配送される、というもの

こういう商品の利用には不安が無くもない(カッター面が平らでなくキレイに抜けないものがある、バネがこわれやすいものがある等々)ですが、何しろ安価なので初心者にはありがたいことではないかと・・・




家の周りに置いてある花は、アイシングで作成しました

ウィルトンのドロップフラワーという口金で花弁を絞り、花の中心部分にブルーのクリスタルシュガーをふった後、真中にアラザンを置いて、まず花のパーツを作ります
乾いたら、リーフ用口金で適当に葉っぱを作り、乾いた花を乗せて出来上がり

わたし的には、花はうすーい青色、葉っぱはうすーい緑色、と、ほんの少しだけ色味を変えてあるところがミソ

テフロンベーキングシートの切れ端に絞るとくっつかず便利です

また、写真に写っている茶色い作業台は陶芸用のミニ回転台なんですが、これがなかなかのスグレモノ!
ドロップフラワー口金は、土台を微妙に回転させながら絞るととってもキュートに仕上がります♪
ミニ回転台はこういう作業に超おススメ!




今回は食用キラキラパウダーなるものを手に入れたので、土台のココア生地の印象を和らげるために使ってみました

結論から言うと・・・うーん、なんか、昆虫?爬虫類?的なツヤ感で・・・びみょうだったかなぁ・・・
ココアの色との相性が私の期待した雰囲気ではなかったんだと思います

ショップの紹介ページでは白っぽいアイシングに軽くブラッシングしてパールっぽい仕上がりにされていて、これはとっても上品な印象だったのですが・・・

土台のクッキー生地よりも、屋根の雪に使う方が効果的だったかも!

こちらの商品は食用検査をパスした「食用」素材です
が、まあ、色粉同様あまり積極的に摂りたい食品ではないですね
使っておいてなんですが・・・




最近はアイシングにオレンジエッセンスを入れるのがお気に入り
白身独特の臭さが気にならなくなります

添加量は100gの粉糖に対して5振りくらい
食べるとほのかにオレンジの香りが鼻に抜けて上品なイメージに

エッセンス自体に味はついていませんが、うちの子たちは「みかん味がするぅ~」と豪語します
いかに人間の味覚が嗅覚に支配されているかを垣間見れる瞬間・・・




これまでアイシング用の絞り袋はナイロン製を愛用してきましたが、これも布製同様くたびれてくるとシロップがにじみ出て使用不能になるということを発見!

それでは、ということで現在大絶賛お勧め中のマトファ使い捨てペストリーバックを切り開き使いやすい大きさの絞り袋を大量生産!
使用前の油の付いていない状態であればクリップシーラーで切り口を止められます
既製品の形に合わせてカット、シーリングを繰り返し、隅々までもれなく円錐型に♪
確か上の写真は二枚分を作業した結果です
大小取り混ぜこれだけ出来ました♪




小さいしぼり袋にアイシングを詰めるのは難儀する作業なんですが、大きめの絞り袋に詰めたアイシングをミニバックに詰めるという二段階作業でキレイに効率よく準備することができます

セロファンで作るコルネ同様、上をテープ止めしておけば少しの間保存もでき、必要な時に先を切り落として使えます

扱いやすく気を使わない使い捨て資材は子どもたちとのミニハウス作りで大活躍!
そのまま差し上げられる気軽さが◎ですね






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ヘクセンハウス№11 2014・ノエル
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 Maiko設計による自作の型紙
  使用生地 ヘクセンハウス用の型抜きクッキーレシピより
プレーン/ココア/黒糖他
    今回使用した生地については
クックパッドにも投稿しています
今年は昨年よりも
更にミニミニなお家を作成

こちらは今年の年賀状用に
撮った一枚



こちらは制作当時4歳の次女作

型抜き粘土感覚で
シュガーペースト細工を作り
デコに活用



     生地についてはこちら↓
Cpicon ヘクセンハウス&型抜き用のクッキー生地



今年のミニハウスは、昨年度のものよりも更に縮小して設計しました。
ガラスドーム付きでプレゼントするために、こちらのドームに入るサイズの家を・・・、というのが小さくした理由。

お菓子の家作りでは、サイズが小さければ小さいほど、メリットが増えます。(とは言え、限度はありますが)

まず、生地から取れるパーツの量が増えるので、たくさんできますね。
作るのも、小さいほうが簡単なので、作り方を教えてほしいというゲスト様や子どもたちにも好評でした。
小さいとラッピングも楽なので、出来上がったものをプレゼントするのも気軽だし、飾るのにも場所をとりません。
もらう側にしてみても、負担が少ない(受け取りやすい)ようです。

家のデザインやパーツの切り出し、組み立てに関しては、これまでの手順をおおむね踏襲。
飾り付けはは今年の大サイズからの流れで、主にシュガーペーストを利用して行っています。

シュガーペーストでのデコパーツ制作は、粘土感覚で小さな子供でも気軽にチャレンジできるのがよかったです。
基本食べ物なので、安全・安心ですし。
子どものぬく~いおててで、ぎゅぅ~っとにぎにぎされると、砂糖が溶けてべたついてくる点については、要注意ですが・・・。

作業には、シュガークラフト用のミニ抜き型ももちろん重宝しますが、お試しには100均のデコ弁当用抜き型が超便利。
セットで数種類そろえておけば、かなりいろんなことができます。

シュガーペーストは型抜きしたものを丸めなおせば何度でも使えますが、基本素手でもみもみして作業しますので、数回作業した後には色もくすんできますし、ホコリ、というか繊維片が目立つようになってきます。
子どもにはそういう二番生地、三番生地をあげて、気兼ねなく楽しんでもらうのがいいですね。

身近な素材でちょっとだけシュガークラフトを楽しみたい、という方には以下のレシピがお勧めです。

マシュマロと粉砂糖で作るシュガーペースト Cpicon 小量だけ作るシュガークラフト*花、薔薇* by ゆうチョコまま
グリセリンなどを使う本格的なシュガーペースト 独立行政法人農畜産業振興機構 砂糖類情報 フルーツケーキとシュガーペーストの作り方

また、シュガーペーストの扱い方につてはYoutubeの動画が参考になります。
動画は海外からの投稿が充実していますので、「sugar paste」で検索するのがおススメ。
たいていは英語なんで口頭での説明は分からないかもしれませんが、手つきやペーストの扱い方、道具の使い方を見るだけでもとっても勉強になります!



 
前回はドアの形や、窓の形をすべて変えて作っていましたが、今年はほぼ同じパターンで機械的に作成・・・

型がワンパターンでも、作り手のデコレーションしだいで十分に個性が出せるのでむしろ下手なアレンジは不要かな?




焼きあがったパーツは、ひとセットごとに容器に保存しておきました

こうしておけば、作るときに対になるパーツを探す手間が省けますし、あと何セット分のパーツがあるかも一目瞭然

写真の容器は100均で3個100円




デコレーションに使う市販菓子は、湿気に強くサイズが小さめ物がおススメ
チョコレートやソフトキャンディ、グミが使いやすいと思います

写真の保存容器はレックの離乳食用小分けケース
これに限らず冷凍用の小分けケースは密封ができるのでおススメ




制作当時6歳の長女の作品

今年で3年目の彼女は、家の組み立ても飾り付けも一人でできるようになりました

アイシングの固ささえ適切なら、お菓子の家の組み立ては、誰にでも簡単にできる、という事実の生き証人

ちょっと家の大きさと土台のバランスが悪いですが・・・




こちらは4歳の次女作

彼女はまだクッキーを扱う際の力加減が微妙なので組み立てについては手助けをしましたが、飾り付けは自分のアイデアで、ひとりで黙々と作業していました

デコレーヨンに使うアラザンなどは、単品で用意するよりも、いろいろなものが混ざっているトッピングシュガーを利用するのが安くて便利です


こちらは100均のセリアで発見した総額200円(+税)のガラスドーム!

ドームと受け皿を別々に購入するのですが、セリア内で販売されているお皿やコースターを変えることにより数パターンが楽しめます

実はすでに有名な商品だったようで、ブログなどでも多数紹介されています
(「セリア ガラスドーム」で検索♪)

只今これに合わせたお菓子の家を考案中






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ヘクセンハウス№9 2013・ノエル
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 Maiko設計による自作の型紙
  使用生地 ヘクセンハウス用の型抜きクッキーレシピより
プレーン/スペキュロスココア/キャラメル他
    今回使用した生地については
クックパッドにも投稿しています
今年のデザインはシンプルに

絵本で見た挿絵をヒントに
家のイメージを固めました

てっぺんのお星様を付けると
ぐっとクリスマスらしい雰囲気に・・・♪



ただ、よくよく見ると
昨年のデザインと一緒???

正面玄関の位置を変えただけじゃん?
ということに、
写真を撮ってから気づく私・・・



     生地についてはこちら↓
Cpicon ヘクセンハウス&型抜き用のクッキー生地



今回のヘクセンハウスは基本のデザインをシンプルにする反面、壁面デコレーションに力を入れて作ってみました。
前回のバレンタインデーに作ったミニハウスで味をしめたイチゴ生地で作る花をシクラメンに変えてドアの上部や窓辺の花を表現。
ちょっとプラハのお屋敷をイメージした壁飾りなども付けてみました。

本当はこれらの飾りをシュガーペーストで作りたかったのですが、新しいことに挑戦するのはなかなかに敷居の高いものでありまして・・・。
もっとお手軽にねりきゃんランドででも挑戦できればと思って買ってはみたものの、結局は慣れているクッキー生地で作っておしまいに・・・。

クッキー生地でデコレーションパーツを作ると、地のクッキー生地とよくなじむ落ち着いた色合いになるし、質感が同じなので違和感が無い点が気に入っているのですが、焼き加減を浅くしないと色がきれいに出ない・焼き加減が浅いと生地がもろく壊れやすい・色あせしやすい、等々のマイナス点も多くあります。

昨年はトリコデコールシュガーベールなる米国発の新製品も日本に上陸し、益々シュガーペーストの表現の幅が広がってきていますよね。
今年こそは思い切ってシュガーペーストデビューを果たしたいものです。
(でも、あの世界はお道具勝負な部分があって、非常にお金がかかるのが難点・・・・。)

また、スペキュロススパイス等、香辛料で生地に香り付けしたことも今回の新しい挑戦。
(詳しい経緯は上記のリンクよりどうぞ♪)
ほのかにクリスマスらしい香りのするお家に仕上がりました、が、こういうのに慣れていない子どもたちにはちょっと食べにくかったようです。

さてさて、設計図については今年のクリスマスまでにはアップする予定(本当か?)ですのでお楽しみに・・・。



 
クッキーハウスに取り掛かる前の準備段階

基本はスケッチ
その後方眼用紙で立体に起こして大きさを決めています

次に、クッキーの厚みで組み立てた時のバランスを見るため、5mm厚のスチレンボードで再度立体模型を作成

最後に2mm厚のスチレンボードでクッキー生地をカットする際の型紙を作っています

写真右下の金型は、100均の抜き型を変形させて作ったドア抜き型
カッターなどで切りだすよりも簡単・便利で綺麗にできます



家のパーツごとにクッキー生地の種類を分ける場合には、色の配置を考えておく必要があります

また、押し模様を付けて焼く場合、クッキー生地のカット前にデザイン案を練っておきます

その他のデコレーションについても、焼き上げ前にある程度考えておくとその後の作業がスムーズに

窓の大きさなどは円定規で確認するのが便利

上の写真はクリックで拡大表示されますので、興味のある方はどうぞ♪



生地カット後、焼成前の状態

色の薄い生地は焼き色ムラの出にくい中央部分に置きました

焼成時、濃い色の生地だけだと焼き加減がわかりにくいので、可能な場合には色の薄い生地(今回はココア生地とプレーン生地)を同時に焼くようにしています

今回のクッキー生地はメインのパーツを4mm厚、雨戸を3mm厚、それ以外のデコパーツを2mm厚に伸してカット

厚みによって焼き時間や具合が変わってくるので、同じ厚みのものを同じ天板に並べて焼くようにしています



画面左下は窓枠に使ったパーツ
2mmに伸したココア生地で作ってあります
その上のピンク色はイチゴ生地で作ったポインセチア
極小星抜き型で抜いて細工棒で加工したもので完成品正面扉上等のデコに使っています
その他、ポインセチアの葉部分や焼き色を付けたくないデコレーションパーツをまとめて焼成

家本体壁部分と白いデコレーションパーツは全く同じプレーン生地で作りましたが、焼き色を浅くすることで色の濃淡を出しました
また、イチゴ生地や抹茶生地などは焦げると色が飛んでしまうので同様に乾かす程度の焼き上げにしてあります
焼き上げを浅くすると粉っぽい仕上がりになるので味の面ではお勧めできませんが・・・



焼成はデロンギのコンベクションオーブン
下段に網を上置き、銅板の上にシルパンを敷いてクッキー生地を置いています

焼成温度は160度(の目盛、ですので実際には150度くらいかな?)

焼き時間は厚みによって変わりますが
4mm厚で大きいパーツのとき12分反転6分の合計18分
小さいパーツで11分反転5分の合計16分

3mm厚のときは11分反転6分の合計17分

2mm厚では6分反転5分の合計11分
焼き色を薄くするときは140度で10分から様子を見つつ好みのところまで乾燥させるくらいの気持ちで焼き上げ

と、だいたいこんなかんじですが、これはについてはオーブンによってだいぶ変わるかと思います



組み立ての様子

窓枠は板ゼラチンを間にはさんだ後アイシングでがっちりサンド!
板ゼラチンは湿度によりかなり変形するので要注意です

デコ&組み立ての順序は・・・

→窓枠でゼラチンを固定
→窓枠を壁に取り付け
→正面玄関上のポインセチア飾りやリース&窓辺にポインセチアを取り付け
→雨戸取り付け
(ここまで組み立て前の壁面装飾)
→大部屋の壁部分組み立て
→向かって右の小部屋壁面取り付け
→大部屋の屋根
→小部屋の屋根

の順



別角度から

家の正面及び側面壁に行うデコレーションは組み立て前に済ませておきます

組み立て時にはデコが済んでいる部分をさわらないように慎重に作業

特に、焼きの浅い生地は割れやすいので注意!!!



部屋の中に飾るクリスマスツリー

今回は4mm厚で焼きましたが、やっぱり5mm厚で焼く方がぽってり感が出てかわいらしく仕上がることを再認識

色つきの生地は焼き色のつき加減がわかりにくいので、四隅にプレーン生地を配置



家の中に配置したクリスマスツリー

プレゼントはプレーン生地を大きめの立方体に形づくり乾燥焼きしたものにイチゴ生地で作った花をつけたもの

土台は粉糖をヴェルジョワーズに置き換えスペキュロススパイスで香り付けしたクッキー生地



今回のリースはドーナツ状に絞ったアイシングにミニミンツを張り付けて作りました

サンタさんはもちろん既製品のメレンゲ人形



こちらの写真では色の違いがわかりづらいですが、正面のドアや雨戸はキャラメル強化パウダーで色&風味づけした生地を使っています
実物では、土台の生地よりも少し濃い生地色をしています



今回は窓辺に花を飾ってすこし奥行きのあるデコを目指しました

上にも書いた通り、壁の生地と上部の白っぽい飾りは共にプレーン生地で作ってあります



こちらは試作として作った別バージョン

屋根の色を薄く、土台の色を濃く作ったら、何やらバランスが悪く感じたので本番では逆にしました

こちらにつけたリースはクッキー生地で作ったもの

試作の方(こちらの作品)が時間をかけて落ち着いて組み立てられたので、細かい部分の出来栄えは実はこちらの方が良いという悲しい現実・・・



今回悩みどころだったのは、前作よりもきつい屋根の傾斜を、クッキー生地で作った場合の処理

初めは焼成時に都合よく成形することを考えていましたが、最終的には焼成後にパーツを削って成形する方法に変更しました

こういう部分をチェックするために5mmスチレンボードでの作業は欠かせません



写真は屋根のかみ合わせ部分をやすりで削ったところ
加工に使用しているのは万能ヤスリ
粗目・細目が上下両面の4種類ある板状のヤスリで非常に使いやすかったです
この他、細かい部分の調節に精密ヤスリなども使用しました

いずれも工作用なので食品に使用するには抵抗がある方もいらっしゃるかもしれませんが・・・・便利です♪



落ち着いて作業出来る時にはマトファーのペストリーロールアウトを使用していますが、ちょこっと作業にはラップも便利で結構活用しています

ただ、ラップだとコシがなく作業しづらいこと、生地にしわが入りやすいことから今年は透明のビニールクロスを使用してみました
ホームセンターで切り売り購入
薄手(確か0.08mm)のものが使いやすいです
使い捨てではないので洗うのが若干面倒かな?



弓田亨氏の著書「Patisserie françaiseそのimagination (1)」より、「クッキー生地についた打ち粉のざらつきを無くすため、焼成前に霧を吹いて小麦粉を糊化させる」、というアイデアを踏襲
霧の吹き具合、その後の放置時間についてはまだまだ試行錯誤の余地がありますが、確かに糊化させるのとさせないのとでは表面の状態や焼き色のつき具合に差が出ます

この作業で使用したのはエストパニスの横森 あき子さんもおすすめの倉又式噴霧器
普通の霧吹きにはまねできない、ムラの無い細かな霧が自慢です



限られた作業場所に強力助っ人「積み重ね式ケーキクーラー
こちらの商品は三段一セットで販売されています

この手の商品は上のリンクのもの以外にFox RunのものやWiltonのものがあるんですが、おおむねどれも同じサイズ&作りのようです

ちなみに私はNORPROFox Runの二種類を購入(合計6段で作業)しましたが、箱が違っただけで中身はまったく同じものでした





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ヘクセンハウス№8 2013・ノエル
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 市販の抜き型をカットしてアレンジ
  使用生地 ヘクセンハウス用の型抜きクッキーレシピより
プレーン/ココア/スペキュロス他
    今回使用した生地については
クックパッドにも投稿しています
去年に引き続き
ミニサイズのヘクセンハウス

昨年作った大きい家のデザインを
100均の型をアレンジして再現しました

やっぱり抜き型を使うと便利!!
一辺一辺カットするのに比べ
断然作業効率が良いです



家の中にはクリスマスツリーと
プレゼントを配置

覗きこんで中が見えるよう
今回窓は空洞のままにしておきました

ベースの菊型は直径約10cm
手のひらサイズのお菓子の家です



     生地についてはこちら↓
Cpicon FPで!イチゴ・コーヒー・抹茶のクッキー

組み立ての様子についてはこちら↓
Cpicon バレンタインにも!ミニクッキーハウス♪


昨年に引き続き、今年もミニサイズのヘクセンハウスを作りました。
手のひらサイズの小さいお家は飾っておくのに邪魔にならないし、気軽にプレゼントできるのが気に入っています。

外見の基本的なデザインは昨年作った大きいほうのヘクセンハウスをまねていますが、可能な限りセットされている型を転用してカットの手間を省き、大量生産(?)を目指しました。
今年のい方も楽天市場のこちらのお店でゆうメール便対応で購入可能です。



 
メインで使用したのは100均で購入のミニクッキーハウスの抜き型

屋根の部分にはこちらのクッキースタンプに付属していた波四角型を使用しています



生地のカット例
上の写真で1軒分になります

壁の部分はすべて同じお家型で型抜き
前後の壁は三角の部分を切り落として使用
正面のドアが付く部分(玄関)も左右と下を切り落として成形
切り落とした部分から玄関の左右の壁を取りました



メイン屋根のあわせの部分は波型を切り落とし
玄関部分の小屋根は大屋根一枚分から適宜切りだし

焼成前に窓穴をあけ、エンボス模様を付けておきます
また、ドア等、別生地をはめ込むパーツの仕上げておきます



焼成前、天板に並べた状態

いつも雨戸のように後付けするパーツは押し模様のパターンを変えて何種類か作っています



焼き上がり

焼き上がりの具合がわかりやすいように、濃い色の生地を焼く時にも出来るだけプレーン生地と一緒に焼くようにしています



組み立ては、まずメインの家の壁を組み立てた後玄関部分を取り付け、メインの屋根、玄関の屋根、の順

各パーツへのデコレーションは組み立て前に済ませておきます



いろんな種類のクッキー生地で試作し、色合わせを考えましたが、結論としては上写真のように屋根を濃く、壁を白っぽく、土台を屋根より若干薄く、扉などは屋根と土台の中間色で、と言うのが一番落ち着いた組み合わせになる気がしました



ミニハウスの方は窓ガラスを付けると「やり過ぎ感」が出るのでそのままにして、中がのぞけるようにしています

今回はミニクリスマスツリーとプレゼントを配置



後ろの壁にも楕円形の小さい窓を開けました



今回は大量に作ってお友達へのプレゼントにしました
その際考えないといけないのがラッピング方法

私が用意したのは直径10cmの紙製コースター直径13cm程度のレースペーパーシート型乾燥剤パン袋



紙製のコースターにアイシングを少し塗ってレースペーパーを仮止めします
これをしないとパン袋の中でそれぞれが滑って落ち着きません

紙製コースターを使う理由は、サイズがちょうどよく、そこそこ清潔で安価な事
最近では100均でもあまり見かけませんが、イケアに行けば売ってます
しかも安い♪



レースペーパーとクッキーハウスの土台もアイシングでくっつけます

乾くのを待ってから、袋に入れて出来上がり



プレゼント用なので、なんとなく気持ちの問題として、シート型乾燥剤を入れておきましたが・・・実際の効果のほどは疑わしいかも・・・?

サイズ的に好都合だったこちらのパン袋を使用し、上部分をワイヤーでちょいと止めてあるだけですので・・・

また、見えにくいですが、袋が立方体になるように底の両端を折り返してテープで止めてあります



底に少しマチを作ってやると土台の座りが良くて落ち着きますし、みた感じも安定します

綿菓子の包装っぽく、少し空気を入れ気味に口を縛るとよりキュートな印象に・・・



昨年は窓部分を飴で作ってみたんですけども、時間がたつと湿気で溶けて上の写真のようなありさまに・・・

飴をクッキーハウスに使用する時には、すぐに食べるのを前提にするか、十分湿気に気をつけるべきですね

飴デコはカワイイんですけどね・・・
湿度によっては2~3日でこのようになりますので要注意です





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ヘクセンハウス№7 2012・ノエル/2013・バレンタイン
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 Maiko設計による自作の型紙/市販の抜き型
  使用生地 ヘクセンハウス用の型抜きクッキーレシピより
プレーン/ココア/抹茶/キャラメル/いちご/コーヒー
    今回使用した生地については
クックパッドにも投稿しています
手のひらサイズのヘクセンハウス
中央は私の作品
右手奥は4歳の娘が
組み立て&デコをしたもの
左手奥は私が組み立て
二歳の娘がデコをしたものです



こちらは100均の型をアレンジして
作ってみたもの

デコレーションをアレンジしたものを
いくつか作ってみましたが
これが一番のお気に入り


     生地についてはこちら↓
Cpicon FPで!イチゴ・コーヒー・抹茶のクッキー

組み立ての様子についてはこちら↓
Cpicon バレンタインにも!ミニクッキーハウス♪


今年のヘクセンハウス作りは、「丁寧な仕事」を心がけ、家の型を一本に絞って作業に取り掛かっていたのですが、その様子をうらやましそうに見ていた娘のためにデザインしたのがこちらのミニクッキーハウスです。

「クッキーハウス」というと、組み立てが難しそうでちょっと作るのをためらってしまう、という方もいらっしゃるかと思いますが、サイズが小さければ型抜きクッキーを作る片手間に気軽に作ることができますし、仮に組み立てに失敗しても損失&ガッカリ感は少なくてすむと思うので入門者には超オススメ!
サイズが小さいと組み立ての難易度もかなり下がります。
実際、4歳の娘にも組み立てられました。

半端ものの方眼用紙で適当に作った型紙なので、私がデザインしたものはUPしていないのですが、なんとセリアという100均でミニクッキーハウスの抜き型を発見しました!
もちろん100円です!(私の購入金額は税込105円でした)

こちらの製品は、抜き型としては若干薄めのプラスチック製なので、うまく抜かないと形がゆがみがち、とか、屋根の大きさが微妙、とか、煙突の抜き型に若干無理がある、とか、言えばいくらか文句も出はしますが、なにしろ100円なので個人的には「あっぱれ!」な商品だと思います。

この製品を企画しているのは株式会社まるきさん。
セリアのデコ弁グッズのコーナーにも小さめの花や星の抜き型とかクッキーハウス作りに役立ちそうな抜き型がかなりあってオススメなのですが、それもまるきさんの製品でした。
まるきさん、GJ!

お近くにセリアが無い方も楽天市場のこちらのお店でゆうメール便対応で購入可能です。



 
こちらが私がデザインしたミニクッキーハウス
クリスマス後に作ったので、少し春らしくお花なんぞを飾ってみました

しかしながら・・・、何気に和風な家に見えるのは・・・なぜ?



100均で購入のミニクッキーハウスの抜き型
煙突と樹木の抜き型付き!

ただ、抜き型通りに作るとこうなります
個人的には屋根のバランスがなんだかすこし残念な印象・・・だったので手持ちの型でアレンジすることに!



使用したのはひらがなミニクッキースタンプに付属していた抜き型とこちらの波クッキーカッター



ひらがなスタンプに付属のほうは少し大きいので、両端と天井部部を切り落として調節



波クッキーカッターは3個セット
一番大きい型で抜いたものそのままを張り付けたのが上の状態です
こちらは大きさ的に割と良い感じ



今回は”お手軽”をキーワードに、型抜き作業もラップの上で行いました
生地の作り方はクックパッドのこちらをどうぞ

こういう手抜き作業のときには、打ち粉も刷毛ではたくようにするとお化粧するみたいに綺麗に作業出来て◎
こういう作業に向いているのは粉含みの良い匠技



最近ハマっている「クッキー・エンボッシング」(押し模様付け)
ミニハウスには特にイギリスPME社製のミニ細工棒が大活躍中
ただ、お箸やスプーンの柄など、身近にあるものでも雰囲気は楽しめます



更に今回は抜いた模様に飴をいれてステンドグラスクッキーにしてみました
前回難儀したいたゼラチンの窓ガラスよりもオススメの方法です
食べた際にもクッキーのサクサクに飴のカリカリ食感がプラスされて好評でした



家の背面と側面壁の一例
ミニハウスをデコレーションするにはミニ抜き型があると便利
画像左・背面のレースっぽい飾りのハート部分はシュガークラフト用の極小抜き型で抜いています
画像右の四角い窓は、このクッキーハウス型に付属の煙突用抜き型を転用したもの
大きさ的にかなりちょうどよかったです



デコレーションに使う小物類はちょっと多めにいろんなバリエーションを作っておくのがおすすめ
葉っぱの形は星型で一度抜いたものを写真のように切り分けて作りました

ハートなどの極小抜き型について、私はシュガークラフト用の抜き型を使用しましたが、100均にあるデコ弁用抜き型がかなり優秀で使えます



大きい家の組み立てにはハンドミキサーで練ったアイシングを使っていますが、今回はサイズも小さいし量も少ないので手練りしました

バレンタイン用についてはアイシングが白すぎると違和感があるので粉末コーヒーを混ぜて着色
落ち着いた色になり良い雰囲気になりました



今回作った中で一番お気に入りの「家」

花はこちらのプランジャーつき抜き型で別に作って置いたものを後からアイシングで付けました
ドアは付属の煙突抜き型を利用



側面

小窓は付属の煙突抜き型の小さいほうを利用
飴を流してステンドグラスクッキーにしました



背面

窓はドアにも使った付属の煙突抜き型を今度は横にして利用
雨戸は同じく煙突抜き型で抜いたものを半分にして作りました



別バージョンその1

レース調のモチーフを後付け&アラザンでちょっと派手に飾ってみました
レース調モチーフは菊型で抜いたものを屋根の傾斜の合わせてカットしハートの極小抜き型でカットしました
ドアのカーブはABC抜き型のDを使っています



側面

アラザンを飾る部分にはあらかじめ細工棒でくぼみを付けてあります
こうするとアラザンを取り付ける際のアイシングが目立ず、取ってつけたような浮いた印象も無くなり、すっきりと見えます



背面

窓は全部ハートで♪
同様にステンドクラスクッキーで
ただ、ハート型は飴が入れにくかったです
雨戸は型抜きしたハート型を半分にして利用



別バージョンその2

こちらのハートは後付けではなく、焼成前にイチゴ生地で抜いたものを埋め込んであります
下準備段階では一番見栄えがしていましたが、出来上がってみると後からつけるデコに比べ控えめな印象になりますね



側面

屋根の部分は上二つと違い大きいほうの波型で抜いたものの左右と上を切り落としたバージョン
好みの問題もあると思いますが、四方にウエーブが入っているほうが華やかな印象になる気がします



背面

窓は丸型や楕円型、雨戸は菊型を利用
抜き型は手持ちのいろんなものを適当に組み合わせて使っているのですが、小さめの抜き型ではとにかく100均のデコ弁用抜き型が優秀!(とくに㈱まるきさんのもの)
まるきさんのデコ弁抜き型は㈱まるきのオンランショップからも購入可能ですがセリアにもたくさん取り扱いがありました



煙突

煙突部分の抜き型ですが、抜き型通りに作るとこうなります
これはこの抜き型に限ったことではないのですが・・・
こちらはミニクッキーハウスなのでアイシングでごまかせる程度ですが、大きいものだと煙突が斜めに生えたように見えるものも・・・

きちんと作る場合は、厚みではみ出る部分をあらかじめ斜めにカットしておくと座り良くなります



メッセージプレート

適当な菊型で抜いたものにSTADTERのアルファベット・クッキースタンプでメッセージをエンボス
周囲はミニ細工棒のミニ球で押し模様
底辺の葉っぱ状の押し模様は先の曲がった釣り針状のミニ細工棒を押しつけて模様付け

クリスマスプレートはエンボス模様だけで仕上げましたが、ピンクの小花や葉っぱを飾ると華やかでかなりいい感じになりました



土台と家の中の隠しアイテム

今回はバレンタインバージョンという事で、家の中にツインクルチョコレートを仕込んでみました
本当はキャンディライターで模様付けしたかったのですが、急には手に入らず断念

土台は抹茶生地を98mmの菊型で抜いてミニ細工棒の大小のミニ球で押し模様
良く見るとお分かりになると思いますが、抹茶の土台、家の外側に当たる部分が白っぽくなっています
抹茶のクッキーは色あせが早いので注意!



上の煙突の件と同じく、屋根の部分も抜き型通りに作るとこうなります
天井の合わせの部分がVの字に開くのでみっともないというか、何かもうひと手間かけたくなる見た目に・・・



波型で抜いたものを合わせるとこうなります
鋭いVの字よりはましですが、波型の隙間が気になると言えば気になります



さりげなく違和感のない見た目にするにはやはり合わせの部分を焼成前に斜めにカットしておくのがオススメです
一度波型で抜いたものを冷やし、スケッパーなどを斜めに当てて切り落とします



今回クッキーを赤色にするためストロベリーパウダーを利用してみました
「ストロベリーパウダー」とは言っても、イチゴ成分は全く入っていません
このパウダーはポッキーやかき氷のような「苺の味じゃないイチゴ味」がします
ただ、今までフリーズドライストロベリーやイチゴジャムなどでもクッキーを作ってみましたが、こちらのパウダーが一番「イチゴらしい」仕上がりになったと思います

上の写真は長方形がプレーン生地、リボンがパウダー1.33%(生地150gに2g添加)入り、ハートがパウダー3.33%(生地150gに5g添加)入り
生地総量の1%が使用目安になるようですがクッキーへの色づけ目的で、はっきりとわかる発色を求めるなら、基準よりも多めに添加することになると思います



自宅でミニハウスを楽しむにはこちらのようなミニドームがあると雰囲気が出ますね

写真は78mmの台に乗ったクッキーハウスですが、こちらのドームには10cm程度のものまで入りますので98mmで抜いた台でももちろん入ります

クッキーの土台の下にシート状乾燥剤を敷いておけば完璧!

プレゼントにする場合のラッピングはテトラ包みが良いのではないかと・・・
100均の紙コースターを台紙にして透明バックでテトラ包み!
近日中に画像をUP予定です



頼まれて大量に作ったミニハウスですが、こうやって並べてみると、単体で見るのとはまた別の可愛らしさがあります
次回のクリスマスにはミニハウス数件で村っぽい演出もいいかも?

こちらの写真に写っているイチゴ生地はストロベリーパウダー少なめのイチゴクッキー生地を使用しています
若干色みが薄く、インパクトが無いのがお分かり頂けると思います





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ヘクセンハウス№6 2012・ノエル
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 Maiko設計による自作の型紙
  使用生地 ヘクセンハウス用の型抜きクッキーレシピより
プレーン/ココア/抹茶/キャラメル
     
2012年クリスマスバージョン

今回は
家のデザインにかなりの時間をかけました



斜面に対して着くパーツが増えたので
パーツの角度を何度も修正

なるべく隙間ができないように
調節しました



     


お菓子の家作りも今年で三年目。
年々完成度に対する熱が上がっています。

今年目指したのは「おいしそうに見える家」。
というのも、昨年までの作品は、小綺麗には仕上がっていたのですがイマイチ美味しそうにみえなかったからです。
「おいしそう」に見えるためには何がポイントになるのか?
家の形?装飾?クッキーの焼き色???

色々悩んだ結果、クッキーの厚みでは?というところに行きつきました。
(これはこのサイトの読者の方から送っていただいた画像を参考に思いついたことです。ときちゃんさん、ありがとう♪)

と、いうことで、昨年までは3mm厚だった焼成前の生地厚を4mmに変更。
家も若干コンパクトにまとめて分厚くぽってりとしたクッキーの愛らしさをなるべく引き出させるように心がけました。
この点については狙い通りの効果が実感できて満足しています。

また昨年は、クッキー表面にアイシングで装飾を施したのですが、乾燥とともにひび割れが目立つようになり、また、組み立て時にパーツを触る際、細かいアイシングがぽろぽろ取れてきたりして、アイシングワークの難しさを実感しました。
リベンジしたい気持ちもあったのですが、あれはなかなか集中力とまとまった時間のいる作業で、思うように取り組めそうになかったので、今年は路線を変更。
マジパン細工用の細工棒で模様をつけるクッキー・エンボッシング(←勝手に命名)を行いました。
ドアや窓枠周りのくぼみ模様がそれです。

クッキースタンプなどは昔からありましたが、細工棒でクッキーに押し模様を付けるというのは、どなたかやってらっしゃる方、いらっしゃいましたかね?
細工棒を駆使すればレースドイリーのようなクッキーも作れて、これは応用範囲が広い面白い方法です。
手元に細工棒が無くても、箸や竹串などをつかって試せるので、興味をもたれた方は、是非♪

この他には、クッキー生地がプレーンだけだと食べ飽きるという意見があったので今回は土台をキャラメル味にしてみました。
色々なレシピを試し中ですが、キャラメルに限らず「~味」というのは、素材そのものだけではなかなかその風味が出せないですねぇ。
市販のお菓子にはたいてい香料が添加されていますが、そういうものの助けを借りないと「いわれなくても分かるキャラメル味」というのは出しにくいようです。
今回土台に使用したレシピは焦がしたカラメルを生地に入れてみたものですが、かなりべたつく生地に仕上がったので最後の練りで空気が抜けず気泡がたくさん入ったぼっこぼこの生地肌に焼き上がってしまいました。
クッキーのフレーバーバリエーションについては今後の課題です。

それでは、画像付き詳細レポートをどうぞ!


 
今回作成した家の模型
まずは方眼用紙でデザインを固め、その後厚さ3mmのスチレンボードでクッキーの厚み分を考慮しつつ再構築

最初のデザインでは大きめの仕上がりになったのでその後75%程度縮小しました
型紙にある寸法がやたら細かい数値になっているのはそのためです



クッキーの厚み分を考えて型紙を作成しても
実際にはかなりの誤差が出ます
特に今回はクッキーの厚みを増したので型紙通りではうまく組み立てられない部分も出てきました

写真にある正面の小屋根などは、クッキーで途中まで組み立てたものに型紙をあてつつ形を修正してあります



煙突が屋根と接する部分も同様に、ある程度きれいに仕上げるためには屋根の組み立て上がりの状態から型をとる方が正確です

このような修正を型紙に加えたり、装飾のアイデアをまとめるため、今回は同デザインで3件の家を建てました

撮影に使ったものは最終形の3作目です



今回組み立てに使用したパーツ類
オーブンに入れる前の状態です

パーツ類の焼き色がなるべく均一になるように、天板の対角線に対しておおむね左右対称になるように並べています
(この並べ方についてはオーブンのクセによりアレンジが必要かと思います)



壊れやすいパーツや、装飾用のパーツは余分に作っています

焼成はマルサンパントリー取り扱いのマトファー・シルパンを我が家のオーブンサイズに切り落としたものを使用しています
シルパンのカットについてはいろいろ注意事項がありますが、今のところ問題無く使えています



今回は気合を入れて屋根の軒部分にもこだわってみました
使用したのはシュガークラフトで使われる抜き型(ストレートフリル)
フリーハンドでも出来なくはないですが、やっぱり専用の型を使うと形がびしっと決まります



前回は壁面をアイシングで装飾したのですが、細かいアイシングは時間と集中力が半端なく必要なうえ、組み立て時にぽろぽろ取れたりしてかなり厄介だったので、今回は直接クッキー生地に模様づけしてみました

名付けてクッキー・エンボッシング
簡単なうえ見栄えがするので、今後はこの道を究めたいと思います



側面壁の窓枠も押し模様づけ

写真にはありませんが、今回は屋根の天井部分の切り口等を焼成前の時点で斜めにカットしておき、隙間ができるだけ少なくなるように工夫するなどしています



エンボス模様はマジパン細工用の細工棒で付けました
ただし、こちらの商品は安いだけあって、プラスチックの継ぎ目のバリがひどいし、大きめサイズになるので細かい細工をするには使える棒が少なく、おすすめではないです

ということで後日イギリスPME社製のこちらを購入しました
少々お高いですが、その価値はあります!



壁面への装飾は、組み立て前に行うほうが仕上がりがきれいです

写真は左右側面に来る壁
この他正面壁なのドアノブやリースの飾り付けを事前に行い組み立てに入りました

ちなみに今回の家は側面壁が斜めになっていないので組み立ての難易度は低め・簡単に組み立てられます



窓ガラスにゼラチンリーフを使ってみました
Youtubeで見つけたアイデアです

ただし、ゼラチンリーフは湿度によるひずみが大きく、かなり頑丈に取り付けないとアイシングが外れてしまう、要注意素材でした

左の写真のようにお上品なアイシングでは速効外れてしまったので後日大量のアイシングで再取り付けしてマス



クッキーハウスを食べる際に、家が壊されると同時に家の中に仕込んだ小ネタも壊れてしまうという事態が頻発したため、今回は家と土台を固定せず、移築(?)出来る状態にしておきました

家を持ち上げると内装が鑑賞できるというのはなかなか受けが良かったです



抹茶のクッキーで定番のクリスマスツリー
ツリーの元にプレゼントを模したミニチョコを置きました

プレゼントに使ったのは明治のデコアソートと言う商品のミニチョコレート
クリスマス時期にはスーパーの店頭に並んでいました
ツインクルチョコの中に入っている小ネタをパック商品にしたモノっぽいですね



建て看板をイメージしたメッセージプレートも可動式

適当な菊型で抜いた後、カットして看板部分と支え部分を作りました

メッセージに使用したのはSTADTERのアルファベット・クッキースタンプ
雪の結晶模様はシュガークラフト用の抜き型で押し模様をつけました



支えているのは、看板を切り落とした部分

メッセージと装飾を変えればいかようにも応用のきくプレートになりますね

今回は仏語メッセージにしましたが、子どもにも読めるひらがなのスタンプが気になっています



作ったお菓子の家を飾っておくにはケーキスタンドが一番キマリます
写真はIKEAのガラス製ケーキスタンド
カバーも付いていますが、残念ながら煙突分の高さが合わず使用できませんでした

ケーキスタンドに飾れば狭いテーブル上でも占領するスペースが少なく済むので少々邪魔なオブジェではありますが圧迫感の軽減になりました



ほこり&湿気対策として普段はカバーをかけておきました
高さ的にノルディックのケーキキーパージャストだったのでこちらを使用

いつもはおしゃれに見えるノルディック独特のラインが、今回ばかりは邪魔ですが・・・



カバーの中には乾燥剤を入れておきました

菓子袋などに入っている乾燥剤を、100均のステンレストレーなどに入れて直火で炒り直し、再利用

ムギ茶パックに入れてあります
ちょっとサンタさんのプレゼント袋みたいで違和感無し、オススメの方法





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ヘクセンハウス№5 2012・桜の咲く頃
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 Maiko設計による自作の型紙
  使用生地 ヘクセンハウス用の型抜きクッキーレシピより
プレーン/黒糖黄な粉/黄な粉/さくら2種類/抹茶
     
2012年第1作目
春バージョン

タイトルは
「桜の咲く頃」


撮影には
二種類のティータオルを使いましたが
バックが変わると
随分印象が変わりますね


     


現在も理想の生地作りを試行錯誤しております・・・。
まだ迷いのあるレシピではあるのですが、とりあえず2012年度・第1作目です。

楽天市場の浅井商店さんでめちゃめちゃかわいい桜の抜き型を見つけまして・・・。
おかげさまで、ムラムラと創作意欲が湧いて出来上がったのがこちらの作品です。

この抜き型、「深桜」と言って、普通の桜の抜き型よりも花びらの切れ込みが鋭角でシャープな印象になっています。
(ちなみにこの型を検索する際「フカ桜」と入力する方がヒット数が多いです。ただ、写真を見る限りそこまで深桜でもないような・・・?)
この商品、もともとは和菓子用の生抜きで、普通に作るクッキー用としてはちょっと小さすぎるのですが、ヘクセンハウスを作るにはこういう小さめの抜き型の方が活躍する機会が多いです。
また、「和菓子用の生抜き」は一点でも1,000円近くする高価なものが多く、真鍮製のニッケルメッキ製品が主流なので取り扱いには少々気を使うものなのですが、浅井商店さんで取り扱いの生抜きは大・中・小、または大・小の2~3サイズセットでお手頃価格な上、気軽に使えるステンレス製でめちゃくちゃオススメです。

今回はこの深桜桜の花びら蝶々をメインテーマに構成を考えました。
ちょうちょって、桜の花にはとまらないよね、っていう突っ込みは、ナシで、お願いします。


 
深桜の抜き型
大きさ比較のため鉛筆と一緒に撮影してみました
おっとっととか小さめの動物ビスケットくらいの大きさで、子どもの一口サイズなので娘たちはこの抜き型のクッキーを喜んで食べています
小さいので抜くのは面倒ですケド


桜の花びらの抜き型
こちらは更に小さいサイズになります
完全にデコレーション用ですね
桜も蝶もそうですが、抜き取る時には割り箸などを差し込んで生地を押し出します
ある程度硬さのある生地でないときれいに抜けないので要注意!


桜のクッキーは色味の濃いものと薄いもの、二種類で作成、濃淡のある取り合わせで空間に奥行きが出た気がします
どちらも桜のエッセンス桜の花のフレークを練りこんでありますが、薄いほうは粉末色素で、濃い方は天然色素液で着色してあります
どちらも天然素材なので安心ですが、かなり量を使わないと赤い色がつきません
また、色粉の方が薄付きな感じです


蝶々の抜き型
もっとシャープな感じの蝶の生抜きもありますがこちらの方がぽっちゃりした印象がかわいらしくクッキー向きな気がします


蝶々はこのようなL字の補助具に乗せて焼くと飛んでいる蝶らしく焼きあがります
私が使ったのはDIY資材のアルミアングルと呼ばれるもの
近所のホームセンターで購入しました


浅井商店さんで取り扱われているこれらの生抜きですが、継ぎ目の加工も写真の通り重なる部分が削ってあってとても丁寧な作りです
作りの悪い抜き型は継ぎ目の重なりが外側に突き出ているので、抜いた跡がいかにも「残り」っぽくなりますが、こちらの生抜きは抜いた「実」の方も残った「影」の方も、キレイな「姿」になり、両方使えます


今回はプレゼントボックスを家の中に仕込みました
2cm角のクッキー生地を組み立て、蓋には花びらをアレンジしてデコレーション
ボックスの中には子どもが大好きなマーブルチョコを入れてみました


折角仕込んだプレゼントは家の外からも見えるようにしてあった方が楽しみが増えますね
今回も大きめの窓を後壁につけ家の中が覗けるようにしました


クリスマス時にはリースがかけてあった場所に窓をつけ、鳩時計のような感じに鳥を仕込んでみましたが、初めての試みで大きさがうまくつかめず、パーツがちょっと大きすぎた感があります
また、組立て時のアイシング接着でさらにカサが増して意味不明なオブジェになってしまいました・・・


抹茶生地で作った台はこれまでと同じサイズです
今回は家のサイズを2周りくらい小さくして空間を残しました
余白に桜を散らして春を演出しています
家の高さをおさえることで一般的なケーキボックスにも余裕で入るサイズになり持ち運びも容易になりました


生地も数種類使い分け中間色を入れることでより柔らかい印象を狙いました
前回まではココア生地で屋根を作っていましたが、今回は黒糖黄な粉の生地にすることで茶色の濃さを押さえてあります
その他、扉や鳥の羽根、鳥が乗っている台に黄な粉生地を使っています


側面は桜の花びら中サイズ抜き型で抜いて窓を演出しました
吾ながらナイスアイデア(自画自賛)

ちなみに、台に散らしてある桜の花や花びらは、フンワリ感を出すためにアイシングで固定せずばら撒くだけにしてあります




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ヘクセンハウス№4 2011・ノエル
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 Maiko設計による自作の型紙
  使用生地 チャレンジホビー めざせ!あこがれのパティシエ より
青木レシピのサブレ生地プレーン/ココア/抹茶
     
2011年クリスマスバージョン
ラストのヘクセンハウス

ネット等で見つけた作品を
ちょっといいとこ取りしてみました


粉砂糖を振って最終デコレーション

この型紙で3台製作しました


     


2011年度ヘクセンハウス3作目。
ノエルバージョン・ラストの作品です。

ネットで見つけた諸先輩方の作品をいいとこ取りしてデザインしたつもりでいましたが、設計に無理があったのか、生地が弱かったのか、メインで一番力を入れて作成していた家の後壁面が、組み立て中に割れてしまうと言うアクシデントが発生、微妙にやる気がそがれつつも何とか完成したお家です。

今回は壁面をライン・アイシングでデコレーションするなど、思いつく限りのアイデアでおもいっきりインパクトのある作品に仕上げるつもりで、超気合が入っていたのですが・・・。
割れた部分をアイシングで接着して、家の組立ては続行していますが、割れてしまっては台無しです。
他にもラインアイシングの粘度が低かったためクッキー生地への接着力が弱く、作業中にぽろぽろと取れてしまうなど、今後への課題が山積です。

壁を縁取る模様ですが、ウィルトンの1mm丸口金を使用して書きました。
ゆるめのアイシングにするとクッキーへの接着力は高まりますがラインがにじんでベターっとしたぼやけた線になってしまいます。
硬めのアイシングにすると、写真のようにシャープなラインが引けますが、今回のような問題が出てくるわけです。
きれいなラインに仕上がり、かつ生地への定着も良いアイシングの硬さの見極めが大事なんですね。

問題を一つ一つ解決するべく、たちまちは、割れにくく成形しやすい「ヘクセンハウス作りに適したクッキー生地」について試行錯誤中です。
皆様のお役に立つのは来年のクリスマスになるかもしれませんが・・・、それまでこのサイトのことを覚えていてくださいね。


 
試作した模型から型紙を作成

今回は思いっきり気合を入れて、パーツごとにアイシングデコレーションしました
ラインアイシングに使用したのはウィルトンのラウンドチップ #1


練習用1台と本番2台の合計3台を製作
それぞれっ少しずつ趣向を変えてデコレーション


勾配がきつい屋根の取り付けの際には、屋根を寝かせた方がカンタン・キレイということにいまさらながらに気がつきました・・・


左の写真でもわかりますが、超メインで組立てていた本気度№1の1台の後壁が真っ二つに割れるというアクシデントが発生・・・


なんとか3台、組立てあがりました
この後煙突の取り付けと屋根の隙間はココアアイシングで行いました


雪のデコレーション前
模型を作って一応の試作をしてから作ったものですが、クッキー生地での仕上がりを見ると、少々屋根の勾配がきついような気がします
あと、壁のへこみ具合もきついかな
次回への課題です


今回も中にクリスマスツリーを忍ばせました
こちらのヘクセンハウスは弟宅にプレゼントしたのですが、このお家の中にツリーがあるという仕掛けは3歳甥っ子&1歳姪っ子たちに大ヒットだったそうです♪


一応ノエルバージョンということで積雪&ツララのアイシングをしてみましたが、個人的には無くても見栄えするヘクセンハウスを目指しています
あまりアイシングをかけすぎるとクッキーが湿気てしまうので・・・
次回は接着以外のアイシングなしで楽しめるヘクセンハウスを作ってみようと思います




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ヘクセンハウス№3 2011・ノエル
 
ヘクセンハウス お菓子の家   使用型 M夫設計による自作の型紙
  使用生地 チャレンジホビー めざせ!あこがれのパティシエ より
青木レシピのサブレ生地プレーン/ココア/抹茶
     
うちの旦那様の要望により
彼が作った型紙で組立てることに・・・
茶色や緑色の生地をつかうことで
素朴な雰囲気に
ちょっとわかりにくいですが
正面壁も傾いています
全体が外側に引っ張られるような構造で
組立てには神経を使いました
     


クッキーハウス№1で一気に勢いづいて、次に製作したのがこちら。
M夫(私の夫)製作の型紙による2作目です。

型紙をご覧になってわかるとおり、このおうちは全体が上に向かって広がっており、アニメに出てくるような誇張した感じの作りになっています。
ですので組立てには少々神経を使いました。
アイシングさえきちんと出来ていれば、組立ては不可能ではありませんが、どちらかと言うとこういう作業に慣れている方向けです。

組立てパーツをココア生地や抹茶生地で作り分けると、素朴な雰囲気になりました。
飾り付け前はちょっと鳥小屋みたいで、それも可愛かったです。


 
正面壁と背面壁にアイシングを乗せます

側面壁と合わせて組立てていきます
屋根の勾配がきつく、アイシングでは支えきらなかったため、軒部分に支えをしました


クッキーハウスの中にツリーを忍ばせてみました

ツリーは大きさの違う星型の抜き型を組み合わせて抹茶生地で作りました
ツリーに使う生地は3mm厚より5mm厚で抜いたほうがぷっくり可愛く仕上がりました


ドアからツリーがのぞいています
正面壁が傾いているのでドアを開けた状態で取り付けるとどうしても歪んでしまいました

ウィルトンのバスケットチップで屋根上の積雪をアイシングで
アイシングデコレーションについて詳しくは基本のアイシングレシピをどうぞ


煙突上にも積雪をアイシング

丸口金2mmでツララをアイシング
ちょっと硬かったようで、ツララの伸びがよくなかったです

リースの花はウィルトンのドロップフラワーチップで別途作ったものを後付しています


ドアにも積雪をアイシング

ウィルトンのラウンドチップ #2(1.5mm)で土台にデコレーション
急いでいたので若干やっつけっぽい仕上がりですが・・・

背面から見たところ
もう一体には背面に窓をつけて見ました
(画像は後日アップ予定)


家が大きいので今回は外側にツリーを配置できませんでしたが、これはこれでインパクトがあってスッキリ仕上がった感じです


1.5斤用の食パン袋に入れてなかない粉砂糖をふりかけ仕上げをします
贈物にする場合乾燥剤を入れておいてあげると親切ですよね




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ヘクセンハウス№2 2011・ノエル
 
お菓子の家   使用型 Maiko設計による自作の型紙
  使用生地 チャレンジホビー めざせ!あこがれのパティシエ より
青木レシピのサブレ生地プレーン
     
昨年のリベンジとして挑んだ
2011年度1作目
デコレーションは子どもと共に・・・
この後粉砂糖をふって仕上げました

こちらは2作目
組立てにココアアイシングを使用
ココアアイシングは良い案だと思いましたが
色がきつすぎて次回以降は却下
     


2010年に組立作業で玉砕した経験を元に、接着剤として使用するアイシングについて入念にリサーチして挑んだのがこちらの作品です。
とりあえず「きちんと組立てる」ことを最重要課題に据えて挑んだので、パーツへの事前のデコレーションを行っていません。

昨年の苦労はどこへやら、、、アイシングの出来が良ければ難なく組立てられることがわかり、クッキーハウス作りが一気に勢いづきました。
製作風景はこちらから。

  - お菓子のお家♪ヘクセンハウスの組立てに挑戦!!




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ヘクセンハウス№1 2010・ノエル
 
  使用型 Cake Landのクッキーハウス型
  使用生地 チャレンジホビー めざせ!あこがれのパティシエ より
青木レシピのサブレ生地プレーン/ココア
     
こちら一作目
でろでろのアイシングで
素人臭さが倍増・・・
こちらはココア生地で
アイシングのはみ出しが余計に目立って
残念な仕上がりに・・・
     


クッキーハウスには昨年(2010年)に始めて挑戦しました。
その際にはアイシングについての知識が皆無に近く、ネットでかる~く調べた情報を元にテキトーに卵白と粉砂糖を混ぜて作ったアイシングで「えいっ!」と組み立てたのがこちらの作品です・・・。
アイシングがゆるすぎてパーツ同士が全然くっつかず、組立てには非常に苦労しました。

また、Cake Landのクッキーハウス型ですが、直線部分も結構曲がっていてパーツは思ったより正確にはカットされません。
接合面の歪みが激しいせいで余計に組立てに苦労する羽目に・・・。
アイシングが少し乾いてくるまで手でもって支えたり、牛乳パックで補助型を作ったり、ホントに苦労しましたよ・・・。

おまけに、ツリーの抜き型も付いているのですが、これがまた自立して固定させるのが難しく、結局は家に立てかけてその場をしのぎました。

クッキーハウス型は結構な種類があって、あればやる気が出ることは間違いないのですが、個人的には型紙で切り出すほうが正確なパーツが出来るので、組み立てやすい家が出来る気がします。



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