日本エアコミューター株式会社

 1983年7月1日、奄美諸島間の路線運行のために東亜国内航空(後の日本エアシステム、現日本航空インターナショナル)と鹿児島県大島郡14市町村が設立し、1983年12月10日に運航を開始した。以降2機のドルニエDO228-200(定員19名)を用いて不定期事業に従事していたが、厳しい経営状況が続いた。この難局を打開するべく日本エアシステムから鹿児島−沖永良部線の移管と機材(YS-11)の提供を受け、定期航空会社となったのは1988年6月のことである。こうして同社は、次々と日本エアシステムからYS-11をリースあるいは移管を受けフリートを拡充し、同時に路線も移管を受け充実させていった。また1992年には36人乗りのサーブ340Bを導入、2002年には、YS-11の後継機種として74人乗りのカナダ・ボンバルディア社製DASH8-400を導入(路線就航は2003年2月)し、機材の充実も図った。1997年7月には鹿児島−釜山線で初の国際チャーター便運航も果たした。

これまでの使用機材


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