北アイルランドのショート社が開発したスカイバンをもとに、サーブ社が開発した小型双発ターボフロップ機。スカイバンの胴体をストレッチして30名以上のキャパシティーを実現した。国内では高地、高温といった過酷な条件での使用を前提にエンジンを強化し、最大離陸重量、航続距離とも伸ばしたB型と、B型の全幅を1.2m延長し、ウイングチップを搭載して、失速速度の低下による離着陸安定性の向上を図ったB-WT型を見ることができる。それぞれ日本エアコミューターと北海道エアシステムで使用されている。
スペック | B-WT型 |
全幅 | 22.75m |
全長 | 19.73m |
全高 | 7.0m |
最大離陸重量 | 13200Kg |
巡航速度 | 450Km/h |
航続距離 | 1417Km |
エンジン型式 | CT7-9B |
エンジン推力 | 1935hp×2 |
座席数 | 36席 |