DC−3

 ダグラス社(吸収合併により現ボーイング社)が開発した双発レシプロ機で、総生産機数は1万数千機に及ぶ大ベストセラー機である。原型はトランスワールド航空(TWA)の要望のもとに1933年に製作されたDC−1型機(初飛行1933年7月1日)であり、その直後に製作されたエンジン改良型のDC−2型機をもとに、1935年にアメリカン航空要望のもとアメリカ大陸横断に耐えるように機体を改良したのがこのDC−3型機(初飛行1935年12月17日)である。
 国内では日本航空(日本航空インターナショナルの前身)(実際に保有したり定期便の運航に使われることはなかったものの、1951年8月、正式運航開始に先立って同社が招待フライトを実施した際に使用されたのが、フィリピン航空から3日間だけリースを受けたDC−3であった。)、全日空日本エアシステム(日本航空インターナショナルの前身)(北日本航空時代と日本国内航空時代に保有)が運航していた。

型式 
全幅28.96m
全長19.66m
全高5.16m
最大離陸重量12200Kg
最大巡航速度346Km/h
航続距離3400Km
座席数32席
エンジン型式P&W R-1830-C2
エンジン推力1200shp×2

関連事件事故

〔国内(日本の航空事故総覧)〕

〔海外(世界の航空事故総覧)〕

DC−3

(C)1999-2009 外山智士

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