先ずお墓を建てようと思う前にご確認下さい。 ●施主様がお墓の建立を予定されている墓地は何処の石材業者でも工事可能でしょうか? >法的な問題は別と致しまして 最近では墓地管理者に指定された専属の石材業者が墓地に独占状態で入っている場合があります。 墓地の管理者(墓地管理委員会等)と石材業者が事前に取り決めを交わしている場合です。 墓地区画の権利を購入される際にその旨の説明が有れば施主様もご納得されているはずですが、 ある日突然施主様の知らない間に墓地専属の石材業者が独占指定されている場合があります。 施主様より墓地の管理者に事前にご確認頂く事 @墓石の工事を予定していますが何処の石材業者でも工事可能ですか? A墓石工事の際、工事届などの書類提出は必要ですか? B墓石工事の際、墓地に対して工事協力金等の名目で費用の支払は必要ですか? 大規模な公営霊園・公営墓地の場合は規約や書類が整備されていますので余り問題はありませんが、 小規模な町営墓地や寺院墓地などは墓地により個々に事情が異なりますので、 施主様が工事を予定されている墓地の概要を事前に良くお調べ下さいませ。 |
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墓地の権利を購入した証明書(墓地使用許可証等)をご用意下さい。 墓地使用許可証等には墓地の区画番号、面積などが記載されています。 石材店にお見積りを依頼する際などは区画場所や墓地面積の説明が簡単に済みます。 先祖代々古くから墓地の権利を所有している場合や、墓地の管理者が町内会・自治会などの町営墓地や寺院墓地などでは発行されて無い場合もあります。 石材店に出向く前に施主様自身で墓地の寸法(○cm×○cm)をご理解されていると話が進め易くなります |
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通常お墓の完成までに1〜2ヶ月程度の日数を要します。 お墓を建てるまでに日数の余裕が3〜4ヶ月以上あれば、石材業者から正確なお見積りを取る前に石の種類や石の質の違い、デザインや形などに付いて色々とお話を聞かれると良いでしょう。 施主様のご希望の形やご予算などを石材業者に伝えて大まかなプランを立てておく事をお勧め致します。 不用意に多数の石材業者から見積りを取ってしまうと、一見立派そうな石材業者などは特に営業マンからの連日の訪問・電話攻勢に悩まされてしまう場合もあります。 ここなら安心という石材店に絞って次のステップに進んだ方が良いでしょう。 |
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正確なお見積書を作成する場合には、施主様が建立を予定させている墓地の確認(現場確認)が不可欠となります。施主様が墓地までご同行して頂ける場合は問題ありませんが、それが無理な場合は墓地の所在地(地図等)、所有区画の略図が必要となります。 墓地によっては建立するお墓の大きさに制限がある場合や細かな規定がある場合も御座います。 時にお客様がイメージさせているお墓の建立が規定により不可能という場合もあります。 大きな公営墓地には管理事務所が併設されている場合が多いので問合せも簡単で問題ありませんが、管理事務所が無い墓地の場合は事前に墓地管理者の連絡先をお調べ頂くと話がスムーズに進みます。 お見積りを依頼する際には、ご自身が所有されている墓地・霊園の規定を理解した上でお客様のご希望を石材店に伝えると良いでしょう、又お墓に彫る文字・家紋・戒名を大体で良いので決めておく事も必要です。 |
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お客様のご希望を元に、霊園・墓地の寸法規定に合わせた図面や見積書を石材店が発行します。 石の種類や大きさ、工事費、文字彫刻費、備品は価格に含まれているか、など 不明な点があれば納得いくまで石材店に問合せて聞いてみましょう。 |
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お見積りの内容をご確認して頂き、’納得’となれば、ご注文となります。
申込書・契約書の有無に関わらず、施主様からの購入・申込・契約の意思表示があり、石材業者が了承した時点で法的に売買契約が成立した事になります。 石材業者によっては先ず石碑本体のみの基本契約を結び、後に多額の追加料金が発生するといったトラブルもありますので、慌てずによくお考えになった上でお申込下さい。 トラブルを避ける為にも石材業者から受け取った、見積書・図面・注文書などは必ず保管しておきましょう。 又、ご注文の際にお墓に彫る文字・家紋を確定しておけば後にトラブルとなる事も少なくなります。 通常は多くの石材店でご注文の際に御見積金額に対して30%程度の内金が必要となります。 |
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お申込の時点でお墓の完成予定日が決まれば、建碑式(納骨)の日程を寺院様と打ち合わせてお決め下さい。 その際ご住職様に建碑式(納骨)の際に特に必要なお供物が有るかどうか聞いておくのも良いでしょう。 建碑式(納骨)の日時は完成予定日以降で施主様と寺院様のご都合が合う日となります。 休日やお盆、お彼岸などは寺院様のスケジュールも多忙となりますので、お早目に連絡を取り日時をお決めになることをお勧め致します。 建碑式(納骨)の日程が決まれば石材店に連絡しておきましょう。 |
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お墓に彫る文字の原稿が完成すれば、石材店から連絡が入ります。 文字は一度彫ってしまうと、後に変更する事が出来なくなります。 石材店から貰った原稿に一字一句よく目を通して誤字・脱字など間違いが無いかお確かめ下さい。 間違いが無ければ石材店にその旨の連絡をして下さい。 石材店は施主様の確認の後、原稿を元に文字の彫刻作業に入ります。 |
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石材の加工・文字彫刻が完了すれば、石材店は現場工事へと入ります。 信頼できる石材店にお任せしていれば特に施主様が現場の墓地まで出向く必要はありませんが、 時間が有れば施主様の目で工事の様子をご覧になるのも良いでしょう。 ※基礎工事などは石材の加工を待たずに行う場合もあります。 |
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お墓が完成すれば、石材店より連絡が入ります。 墓地が近くなら建碑式(開眼供養)までに完成したお墓を一度見ておくのも良いでしょう。 但し、佛石は建碑式(開眼供養)まで晒しで覆われているので彫刻文字などは見る事が出来ません。 |
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寺院様へ建碑式(納骨)の日時を今一度確認しておきましょう。 ご住職様も一人の人間です、うっかり忘れる事もあります、念には念を入れておきましょう。 |
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自宅を出る前に今一度、お忘れ物がないかチェックしましょう。 お供え物、お供花、お線香、納骨される場合はお骨、火葬証明書、霊園事務所に提出が必要な書類等 時間通り墓地に到着すると完成したばかりの立派なお墓の前で石材店が建碑式(納骨)の準備をして待っています。 お供え物、お供花、お線香、ローソクなど全ての準備が整えば、ご住職の指示に従って建碑式が開始されます。 納骨・読経・除幕・ご焼香、と全ての行程が終わればご住職様をお見送りして頂き解散となります。 石材店に支払う残金があれば支払を済ませて、全て完了となります。 |
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