琵琶湖の魚の料理法(2)


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こあゆの酢漬け
材 料(6人前)
  1. こあゆ  30尾
  2. サラダ菜 少々
  3. 細葱   3本
  4. 唐辛子  1本
  5. 煮出汁 2カップ
  6. 酢 大サジ4と2分の1
  7. みりん 大サジ2
  8. 砂糖  40g
  9. しょうゆ 大サジ1
  10. うす口醤油 大サジ2
作 り 方
  1. アユは水洗いして、水気をふきとっておく。
  2. 石わたつきの金あみで白焼にする。
  3. 2.をサラダ油でさっと揚げ、熱湯をかけて油気をぬく。
  4. 細葱は洗って小口切りにする。
  5. バットにアユを並べ、葱・小口切りの唐辛子をふりかけ、
    合わせ酢をはって、2〜3時間つけたのちいただく。

こあゆの木芽煮
材 料
  1. こあゆ 500g
  2. 木の芽 両手にいっぱい
    (しそ、さんしょの実でも良い)
  3. 醤油  カップ2分の1
  4. みりん カップ3分の2
  5. 酒  カップ3分の2
  6. 砂糖 大さじ3
作 り 方
  1. みりん、酒を鍋に入れ煮切っておき、しょうゆ、砂糖を加え沸騰させ、その中にコアユを入れ、木の芽も加えておとしぶたをし
    中火以下におとして煮汁がなくなるまで煮る。
    (煮始めは魚にひたひたの煮汁が必要で、足りないはお酒を加える。)
    2.煮上がったらすぐ大皿に取って荒熱を手早くとるとくたっとせず
    くずれにくくピンとする。

みりんと砂糖の関係に注意!入れすぎると甘くなります。
これは、コアユの佃煮です。
小鮎の佃煮は琵琶湖の名物で、各家庭や各メーカーによっていろんな炊き方があります。
水飴を入れる場合もあり、水飴を入れると、身くずれがせず、鮎につやが出るうえ、日持ちがします。
ただし、甘みが強くなりすぎる可能性がありますので、砂糖の量を調整してください。

神奈川の戸井田さんから投稿をいただきました。(1998年5月7日)
コアユの料理法ですがザラメを混ぜて使うと、色つやが良くなります。
・学生時代霞ヶ浦に通いましたが、そこでは、ゴロやエビ、ワカサギ、フナの佃煮にはザラメを使っていました。
・春に琵琶湖に行ったとき、イサザが大量にとれていましたが、滋賀県水試の人の話では、アユとイサザの漁獲量の関係がおもしろいと言っていました。
・あと、イサザのすき焼きが非常に美味しいと聞いたのですが、食べ損ねました。

お魚情報館
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