コマンド | 操作キー | 機能説明 |
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改行 | Enter | 現カーソル位置から改行を行なう |
タブ | Tab | 現カーソル位置からタブを行なう |
空行を挿入 | 現カーソル行(論理行)の前に空行を挿入する | |
現在行を複製挿入 | 現カーソル行(論理行)の複製行を挿入する |
「改行」を実行すると、挿入モード時には、現カーソル位置に、改行コードが 挿入されます。また、上書モード時には、カーソルが次行の先頭に移動するだけか、 または、挿入モード時と同じ動作になります。このどちらになるかは、 環境設定の「編集」→「各種編集モード」内の「上書き時の「改行」機能」の指定で決まります。
改行コードの挿入の際には、現在の改行種別のコード( CR+LF, LF, CR のうちの どれか)が挿入されます。なお、編集テキスト内に選択範囲があると、 その選択部のテキストが削除されてから、その改行コードが挿入されます。
環境設定の「編集」→「自動インデント」で、「自動インデントする」になっている場合、改行コードの挿入後に、 自動インデントが行なわれます。
「改行」機能は、初期環境では、Enter キーに割り当てられていますが、 変更は可能です。例えば、Ctrl+M キーに割り当てることもできます。
なお、挿入/上書モードや自動インデントの状態とは、無関係に、改行コードを 挿入したい場合は、「強制改行」の慣用語句入力を行ないます。 これは、初期環境では、Ctrl+Enter キーに割り当てられています。
「タブ」を実行すると、挿入モード時には、現カーソル位置に、「タブ相当コード」が 挿入されます。また、上書モード時には、次のどれかになります。
これは、環境設定の「編集」→「各種編集モード」内の「上書き時の「タブ」機能」の指定で決まります。
ここで、「タブ相当コード」というのは、タブコード自身か、または、そのタブ空間を 埋める分の半角空白コードです。このどちらになるかは、環境設定の 「編集」→「各種編集モード」内の「「タブ」は所定の桁まで半角空白を挿入」の指定で決まります。 初期環境では、この指定は OFF で、タブコード自身になります。
以上は、範囲選択がない場合の動作で、範囲選択がある場合は、動作が異なります。 タブ実行前の範囲選択は、通常、その範囲の 字下げ(インデント)のために行ないます。 行範囲の選択、または、複数行の文字範囲の選択をしておいて、タブを実行すると、 その選択範囲の各行の字下げのレベルが次のタブ桁まで深くなります。 なお、1行内の文字範囲や矩形範囲の選択では、字下げを意図したのではなく、 一般の範囲選択と判断されるので、タブを実行すると、その範囲が削除されてから、 「タブ相当コード」が挿入されます。但し、上記の通り、上書モードで カーソルが移動する場合は、それだけの動作になります。
「タブ」機能は、初期環境では、Tab キーに割り当てられていますが、 変更は可能です。例えば、Ctrl+I キーに割り当てることもできます。