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9月2日(日)
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オープニングコンサート −大阪弁護士会館−
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40分以上前に会場に行ったのに、すでにたくさんの人が並んでる。ものの10分ほどで建物の中がいっぱいになり、後は外に並んでいる。前にいる人はいったい何時から並んでるのだろう・・・・?
会場は二階のホール、並んでいる椅子は400くらいで私が入ったときはすでに満席で、後の<立見席>に行くことになる。
オーケストラは大阪音大の学生の中に大阪フィルメンバーが約20名加わった混成チーム。
ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲で始まり、ブラームスのハンガリー舞曲第5番、スメタナの「売られた花嫁」から「道化師の踊り」とつづく。
やや硬さがあったが、大植英次のカラダを大きく使ったパフォーマンスで楽員にも笑顔が見えて、好演。
大阪市の関市長も見えていて、大植英次が赤のネクタイをプレゼント。
この日が世界陸上の最終日、そのセレモニーにこれを締めて出ますと約束していたが、どうなったのやら・・・・・
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2.
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ピアソラの音楽−カフェ・ド・ラペ(難波のカフェ・レストラン)−
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安藤文子(Vn);庄司拓(Vc);浜野千津(Pf) |
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オープニング・コンサートの会場を後にして、淀屋橋で昼食をとろうと歩いていると、目の前に楽器を背中に背負った楽員が二人歩いている。見るとヴァイオリンの安藤さん・チェロの庄司さんの二人で、ステージ衣装のまま。
そう、このまま二人は次の会場で演奏するのだ。二人の会話を耳にし、食糧を買い込んでるところも目撃。その内容は秘密にしておこう。
会場に着いたのが30分前、もう立錐の余地もないくらいでかろうじて入り口付近壁際に場所を確保。もちろん立ち見。
今やピアソラのタンゴを演奏する人は世界中に広がったようで、アルゲリッチやクレーメル・バレンボイムのおかげだろう。
演奏は楽しく聴かせてもらった。チェロの刻むリズムが印象的。
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3.
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ストラヴィンスキー作曲:「兵士の物語」 −三菱東京UFJ銀行大阪東銀ビル−
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大植英次指揮大阪フィルアンサンブル 語り:堀江政生(朝日放送アナウンサー)
長原(Vn);新(Cb);金井(Cl);畦内(Fg);秋月(Tr);タカモト(Tb);堀内(Pc) |
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大阪フィルのトップ奏者たちを大植英次が指揮し、アナウンサーが語りをするとなると大勢の人が来るだろうと予想し、一時間前に会場に向かったのに、着いてみると建物の横の道路にまで列が出来てる。
中に入ったときにはすでに満席、ここでも後で立つしかない!
腰に不安のある体、開演まで30分以上待つのは非常に辛いものがある。
始まってみると堀江さんの語りがすぐにこの物語の中に引っ張り込んでくれる。
トランペットなどは複雑なリズムがあったりして大変だと思うが、幸太クンともども力演。
物語を今の世相を取り入れたものにアレンジしたり笑いをとったりと、音楽芝居を楽しませてくれた。
30分の予定だから当然抜粋版になるものと思ってたら、最初から全曲やるつもりだったようで、そのことにまず驚かされた。
演奏は少し苦しそうだなと思うような部分もあったけど、ストラヴィンスキーをプログラムに持ってくるということにまず拍手。

本当はこの後夜の部の、ブラームス作曲弦楽六重奏曲が聴きたかったけど、朝からずっと立ちっぱなしで腰の痛みが徐々に強くなりそうな気配がしたので、本日はここまで!
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