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現代の住宅は、気密性が高くなり、共働きの家庭が増加した結果、畳床の含水率が高くなり、ダニなどの発生原因になったりしています。 ダニの生育条件は、高温20℃〜30℃で多湿60〜80%の環境下においてエサ(カビやフケなど)や産卵場所の条件が揃うことによって、大量発生の危険性が出てきます。これを防ぐには、何より、風通しを良くすることです。 |
注意点と予防法は次の通りです。 | |
1. | 年に2.3回、晴れた日に畳を少し持ち上げ、したにビールビンや空き缶などを挟んで風を通す。 |
2. | 畳の上にじゅうたんやカーペットを敷くのをやめる。 |
3. | 水気の多い雑巾掛けはしない。 |
4. | 晴れた日には、窓を開け放して、室内を乾燥させる |
5. | 梅雨時や夏には、除湿機で湿気をとる |
6. | 台所の調理の湿気や浴室の湯気を他の部屋に入れない。 |
7. | 掃除をマメにする |
8. | 加湿機を過剰に使用しない |
9. | 室内で、犬、猫、小鳥などのペットを飼わない |
10. | 室内に盆栽やう植木などを置かない |
11. | 壁際に家具類を敷き詰めない |
12. | 洗濯物を室内に干さない |
表面にいるダニには、電気掃除機をかける方法が一番有効です。 ダニは夜行性なので、部屋を暗くして、1時間ほどしてから、電気掃除機をかけるとより効果的です。ゆっくりと丁寧にかけて下さい。 ダニは、高温に弱く、(75℃以上)、加熱乾燥器なども有効な駆除方法です。 その他にも防虫紙を敷くなど、色々と方法がありますので、一度ご相談下さい。 |
注意点と予防法は次の通りです。 | |
1. | 畳にカビが生えてしまった。 A、消毒用のアルコールを布に、しみ込ませて拭き取る |
2. | インクをこぼした A、牛乳で湿らせて、拭き取る。または、レモン水を湿らせた後、塩素酸ソーダを10倍に薄めた液で拭く。 |
3. | 赤チンをこぼした A、欠亜鉛素酸ソーダ入りの漂白剤をつけ、さらに10倍に薄めたシコウ酸で拭く。完全には取れにくい。 |
4. | 醤油をこぼした A、こぼした上に、小麦粉、ベビーパウダー等をふりかけ、粉末に吸い取らせ処理する。 |
5. | ヨードチンキをこぼした A、アルコールを布に付けて拭き取る。 |
6. | フェルトペンのらくがき A、油性のものはマニュキアの除光液で拭き取る。 |
7. | クレヨンのらくがき A、クレンザーをふりかけ、ブラシでこすり、紙で拭き取る。 |
8. | 石油、尿をこぼした |
9. | ガムが付いた A、シンナーかベンジンで拭き取ります。畳の目に詰まっているときは、布の上からアイロンを当てて、浮かして取り除きます。 |
10. | タバコの火で表がこげた A、周囲の焦げを削り、穴を畳の色に近い木工用ボンドで固めます。 |
注意点と予防法は次の通りです。 | |
1. | 電気掃除機は、強くかけると、畳表を傷つける恐れがあります。 畳の目に沿って、軽く触れる感じでゆっくりかけてください。 |
2. | 雑巾掛けの場合、乾拭きか、固く絞った雑巾で畳の目に沿って拭きます。(脱水機で脱水した位でOK) お湯を使うと、畳表の乾燥が早くなる利点があります。水拭きの場合は、晴れた日に行ってその後、よく乾かしてください。 |
3. | 家具やテーブル等の後が畳に残ってしまった場合、熱いお湯で絞った雑巾を家の跡にのせて、アイロンをかけて下さい。その後、風を当ててしっかり水分を乾かします。家具を置くときは、固くて薄い板を下に敷いておくと後がつきにくくなります。 |
4. | 長期間の使用により、日焼けした畳表は、まず中性洗剤でかたく絞った雑巾で、雑巾掛けをした後、酢を1%ほど混ぜたぬるま湯で拭くと、日焼けが多少ましになります。 |
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