防災活動
私が防災活動をしている理由
阪神大震災を実際に体験した私は、当時大阪の某信用金庫に勤めていました。当日早朝は家に大型ダンプが突っ込んできたのかと思うほどの音と衝撃でした。
その時になんとか無事であったので、今の私があるのですが。
そして、その日早速何が起こったのか知りたくて すぐにTVやラジオをつけました。すると、その日に兵庫県南部で大地震が起きたことをニュース速報でやっていまして、TVの画面で倒壊した建物群を見たときに、当時の自分の無力さを思い知らされました。
それは、私が建築の道に進むキッカケを与えてくれた大事件でもありました。
その時に私が強く思ったことが、「建物で人を死なせてはいけない。」ということです。実際、場所にもよるのでしょうが、全く倒壊せずに残っていた建物もあったからです。
この兵庫県の三木市にE-ディフェンスが造られた目的も、そういう大震災があったことに対して、どうすれば地震に強い建物を建てることができるのかという実験にあると思います。
建築場所も大震災があった兵庫県に建てられました。
それにも大きな意味があると思います。
地震の波というものは縦揺れも含んだものであるので、E-ディフェンスのように、その縦揺れも含めた3次元での揺れの実験ができる大規模な実験施設は世界でも類を見ないほどのものです。
このような私の思いとは相反するかのような昨今の耐震偽装問題と、それに続く建築基準法・士法改正で、世間の建築士に対する評価には問題が多い現状ですが、E-ディフェンスも含めて一般の方々にもそういった防災意識を広めていくことも、逆にまた建築士としての使命ではないでしょうか?もし、同じ思いの方々がおられましたら是非協力してやっていきましょう。
~ 2007/12/6 ”耐震偽装問題と戦う 決意表明文” ブログ記事より(※ 一部加筆)
防災活動 (社)兵庫県建築士会 阪神支部 青年部会時代
2008年8月くらい~2009年3月頃まで
そのうち記事にまとめるつもりでいてますが、とりあえず
同士会 青年部会のブログ記事にて→防災関連事業
その後、現在進行中の防災活動
2009年4月以降
そのうち記事にまとめるつもりでいてますが、とりあえず
当方のブログ記事にて→防災・耐震関連活動
また、京阪神地域では各所で随時"防災セミナー"を行っています。開催、参加ご希望の方々はお気軽にご連絡を!!