イースター島の牛
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イースター島はさしずめ全島全土放牧場。さすがに街中で牛を見る事はないが、
街から10分も歩けば牛に出会える。一見ホルスタインとジャージーの搾乳牛の放牧風景
みたいだが、ラパヌイの人たちは搾乳なんて面倒くさいことはしない。
この牛なんかホルスタインかと思うような模様だが、
足の先まで黒いところを見ると、そうではない。
どういう基準で牛を選ぶのかは知らないが、時折牛を捕まえて庭先で屠殺して食うそうだ。
ちゃんと水飲み場が作ってあって牛たちは保護されている感じがした。
人間が牛を連れて来るのか牛が集まってくるのかは不明だが、
多分後者だろう。柵がないのだから。授乳期の牛は喉が渇くのだ。
ホースは海に向って伸びている。そして海岸の岩をよけて作ったらしい穴の中に
ホースの端が差し込まれていた。
プールみたいな大きな水溜りがあって、
行きがけに見た時は満潮時に海水が上がってできた水溜りかと思ったが、
帰りに見た時には牛がその水を飲んでいたから真水だと分かった。
考えてみれば海水が上がったものなら潮が満ちるたびに水が入れ替わるのだから、
こんなに水が濁っているはずがないのである。 旅のページ |