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朝日新聞に本会会員 岡田昭人(東京外国語大学 教授)の記事が掲載されました (2015.03.15)


 2015年3月14日付 朝日新聞「私の視点」に本会会員 岡田昭人(東京外国語大学 教授)の記事
「今後の大学教育 学問と実学の両者生かして」が掲載されました.
 是非,ご一読いただければと思います. 記事の内容はこちら 

イギリス留学中の当会会員による情報


昨年より英国へ留学している当会の佐々木亮会員が,次のような素敵なエッセイを送ってくれました

ヨークの城壁 

ご覧の皆様も,機会があれば,是非,一度,足をお運びのうえ,城壁の上から英国の歴史に思いを馳せてみられてはいかがでしょうか?

本会会員 岡田昭人(東京外国語大学 教授)による著書出版情報 (2014.08.11)


本会会員 岡田昭人(東京外国語大学 教授)の著書出版情報を更新しました.
AMAZONでは大学院受験部門で第1位,大学生協九州エリアでの書籍販売ランキングにおいても大変,好評を博しております.是非,ご一読ください!

本会会員 岡田昭人(東京外国語大学 教授)による著書出版情報(2014.6.18)

写真この度、私の新しい本『世界を変える思考力を養う  オックスフォードの教え方』を出版致します。
本書は、現在の日本人に必要な「6つの力」を、どのようにすれば「教える」ことができるのかについて、私のオックスフォード大学留学時代の様々な経験やエピソードを交えながら紹介するものでございます。
誰にでも楽しんお読み頂けるような内容となっております♪ ご関心のある項目を選んでお読みいただけましたのなら幸いです。
出版日は来月、7月8日でございます。 TUTAYAをはじめ、全国の大型書店の店頭にて販売いたします。 皆様、是非手にとって見てみて下さい。

「NHKクローズアップ現代〜人生に寄り道を〜」に当会 秦会長が出演しました。(2013.5.28)

先日5月21日(火)の出演に先立ち、5月15日(水)には専任ディレクターの飯田健治氏が広島大学・高等教育研究開発センターにインタビューに来られ、約2時間ほどギャップイヤーについてお話しを致しました。その時点で、終了と思っておりましたところ、17日の金曜日にNHK(渋谷センター)にて生放送に出演を、というお話しを頂きました。TVには縁遠い私ですので大いに迷いましたが、今の硬直した日本の社会をもう少し余裕ある社会に変える一手段となるならばと思い、出演の意思を伝えました。

写真 生放送日の21日は、午後4時からNHKセンター入りし、国谷裕子キャスターの後にメイクをし、その後一時間程度、国谷裕子キャスターとチーフ・プロデューサーかつクローズアップ現代編集責任者、チーフ・プロデューサーもう一名、専任ディレクター、第一制作センターの方1名、そしてわたくしとの6名で打ち合わせを行いました(写真参照のこと、左から2番目の方は、VTR担当の方)。その打ち合わせの中で、クローズアップ現代後半部の生放送部分の話であるギャップイヤーでどの部分に焦点を当てていくのかが議論され、集約されていったのですが、最初に頂いた質問に比べ大幅な変更となりましたので、私自身は大いに焦っていたのも事実です。しかしながら、スタッフの方々がわたくしの述べたいところを最大限引き出そうと終始支援してくださいました。有難うございました。 さて、本番前にスタジオに入ったところ、机も蛍光灯がはいっており、部屋全体も余りにまぶしくて頭がくらくらしながら、その場で最後にリハーサルを行いました。本番では、百戦錬磨の国谷裕子さんが常にリードしてくださり、無事終えることができました。国谷キャスター、またスタッフの方々に改めて感謝しています。
 ただ、時間の制約上、わたくしが言いたかったことが果たしてどこまで聴衆の皆さんの心に届いたのか心配です。是非、皆さんに伝えたかったことは、下記のことでした。

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1)ギャップイヤーから学ぶべき点  GYが、ライフ・コースに関して年限としての縛りが強固で、遠回りを余り許容しない日本の社会の在り方に一つの風穴をあけるものとして機能することである。年齢で細分化された日本社会は、教育に限らず、ライフ・コースに関して、遠回りを余り許容しない社会であると思われる。この年限の縛りが、時に、子どもたちや、学生や、社会人に精神的圧迫を与えているように思われます。そう考えた場合に、まず大学という場で遠回りも可能なのだ、という点を国として許容することには大きな意味があると思われる。  ライフ・コースから落後することへの恐怖から、自らの興味・関心に基づくチャレンジを若者が避けているとしたら、それはこの日本の未来にとっても影を落とすことになる。大学や社会に出るまでの間で、遠回りも含めた若者の多様な選択を後押しするような、政策的・制度的な配慮が求められていると思われる。また、全大学が一斉に秋入学に移行するのでは意味がなく、社会での多様な選択を可能にする制度の一つとして機能する中で、セカンド・チャンスやサード・チャンスが許される社会に社会全体も民度も更に成長していくのではなかろうか。

2)日本が直面する様々な課題に対して、解決できる人材育成が求められていますが、そうした人材を育成するうえで、今の日本の大学教育に何が欠けているのか。  近年、少子・高齢化や国際競争力の強化などを背景に、物作り人材、技術経営人材、高度ICT人材、グローバル人材等、様々な省庁・分野において人材育成施策の実施が盛んである。これらの特徴は、産官学連携によって、産業界や社会のニーズを反映した人材育成の実現や、リーディングプログラムや社会人大学院にみられるように、多様で複線化した学習機会の提供など、効果的で効率的かつ柔軟な教育によって人材を育成しようとする傾向が強い。 しかし、こうした人材育成を全体として捉えた場合、学びのプロセスの中で重要とされる「リフレクション(振返り)」という、学習者が自分の学習について意図的に吟味するプロセスをどう実現するか、という問題が十分に解決されていないという盲点がある。つまり、知識や技能を習得し、反復、強化する教育機会は多様で充分に提供されつつあるものの、リフレクションが十分組み込まれていないため、学んだことが概念化されにくいということである。その結果、予測できない、不確実な環境に対応するための応用力や問題設定力、創造力などの高次の技術の習得やそのための成長に結びつかない場合があり得る。簡単にいえば、事実や経験を知識として蓄えることも大切だが、自分の中で消化して、自分なりに付加価値をつけてどのように世間に提供していくか、経験をどのように自分に有益なものに変えていくのか、そのプロセスが大切であり、それをできる人間が伸びる人間である。そしてそのプロセスこそがGYなのだと考えている。

写真


出版情報 2013.4.23

アゴラ・ブリタニカ 第二回講演講師 折田 正樹先生の著書が、岩波書店より出版されました。書籍情報は次のとおりです。編者の服部氏、白鳥氏が、1年以上にわたって折田教授にインタビューした記録をまとめたものです。イギリスを中心とする内容ではありませんが、イギリスや日英関係に関わる記述が多く含まれています。外交・安全保障史上に残る重要な出来事の裏側を知ることができる貴重な書籍であると思われますので、是非、お手に取ってご一読ください。
 書籍の詳細はこちら 

折田正樹著(服部龍二・白鳥潤一郎編)『外交証言録:湾岸戦争・普天間問題・イラク戦争』岩波書店

出版情報 2013.4.23

当会会員 岡田 昭人(東京外国大学大学院総合国際学研究院教授)の著書が、学文社より出版されました。書籍情報は次のとおりです。昨年、出版された以下(↓↓↓)の書籍とともに是非、御一読ください。

岡田昭人著 『教育の機会均等』(学文社、二○一三)


出版情報 2012.1.24

皆様

このたび、拙著Education Policy and Equal Opportunity in Japan (Berghahn Books (December 1, 2011) ) が出版されました。

http://www.berghahnbooks.com/title.php?rowtag=OkadaEducation

近年日本の主要な問題の一つとして教育機会の不平等問題が眼目とされ、国内では種々の著作が出版されていますが、その状況を英語により論述するものはまだ多いとはいえません。
本書においては、日本の教育機会均等に関する今日的な問題点を史的観点から考察し、さらに比較分析を加えることによって今後進むべき教育政策に言及しています。
これらはイギリス留学時代からの私にとって長年の研究課題でしたので、このたびの出版を大変嬉しく思っており、またお読みいただいた方には、ぜひご意見など頂戴できれば幸いです。

今後ともこれまでと同様のご厚誼とご鞭撻を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。

岡田昭人

東京外国語大学総合国際学研究院
 

出版情報 2012.6.17

2012年6月、秦会長の編著書が、晃洋書房より出版されました。書籍情報は次の通りです。是非、御一読ください。

秦由美子編著『女性へ贈る7つのメッセージ ― 輝く女性たちから、あなたが羽ばたくために』(晃洋書房、二〇一二)