「ん・・・・・・」
を組み敷いて優しく触れるようなキスをしながら、ジャギはふと、幼き日に見た風景を思い出していた。
雪融け間近の早春の日に、道の片隅にひっそりと残っていたまっさらな雪。
周りはとっくに踏み荒らされ、泥に塗れてしまっているのに、そこだけは美しいまま残っていた。
まだ誰の足跡も付いていない、誰にも汚されていない、空から舞い降りて来たままの無垢な雪。
それは何気ない過去の一コマに過ぎなかったが、あの時感じた嬉しさは、まだ覚えている。
はあの時の雪だ。
真っ白なまま、触れられるのを待っている。
汚れて融けて消えてしまう前に、早く触れてと待っている。
「はっ・・・・・!」
ジャギは舌先でやんわりとの唇を割り、深く口付けた。
は驚いたように息を飲み、身を固くしたが、拒みはしなかった。
小さな舌がどうして良いのか分からず戸惑っているのが、はっきりと分かる。
どうやら、口付けすらもろくにした事がないらしい。
ジャギは一旦唇を離すと、にニッと笑いかけた。
「何だお前、まさかキスも初めてか?」
「・・・・・・・す・・・・、済みません・・・・・・・」
案の定、図星のようだった。
面倒がられていると思ったのか、は申し訳なさそうに顔を曇らせている。
だがジャギは、益々愉快な気分になっただけだった。
どうせなら、何もかもが未経験の方が楽しいというものだ。
何もかもを、己の色に染める事が出来るのだから。
「まあそう固くなるなよ。別に謝る必要はねぇ。まずは力を抜いて楽にしろ。」
「は、はい・・・・・・」
「遠慮しねぇで、自分からも舌を絡めるんだ。良いな?」
「で、でも、そんな・・・・・!」
「こん位ぇで恥ずかしがってんじゃねぇよ。これからもっと恥ずかしい事すんだろ?ん?」
「んっ・・・・・・!」
耳元に低くそう囁いてやると、は微かに身震いした。
どうも耳も弱そうだ。
ジャギは、傍目には凶悪にしか見えない笑みを浮かべてから、再びに口付けた。
「んっ・・・・、んぅ・・・・・・・」
は、大層遠慮がちにだが、言われた通り素直に舌を絡めて来た。
の柔らかく小さな舌が、ジャギのそれにおずおずと触れてくる。
その初々しさに気を良くしながら、ジャギはの舌に遠慮なく吸い付いた。
「んんっ・・・・・!」
舌を吸われる感触に驚いたのも束の間、はたちまち苦しそうに身を捩り始めた。
「ぅっ・・・・・、まっ・・・・、ハァッ・・・・・!待って・・・・、苦、し・・・!」
「息止めてるからだろ?普通に鼻で息しろ。窒息しちまうぞ。」
「は・・・、はい・・・・・」
「よし、じゃあ仕切り直しだ。」
「んぅっ・・・・・!」
たかがキスひとつでここまで手こずったのは初めてだった。
だが、退屈しない。
新鮮で、楽しくて、つい欲望のままに激しくしたくなってしまうが、しかしジャギはその衝動を何とか鎮めた。
の望むように、優しく抱いてやると約束したのだ。
この際、どうせなら自分も未体験のプレイを楽しみたい。
それこそ白馬の騎士にでもなったつもりで、思いきり優しく、甘く、蕩かせてやるのだ。
身体だけではなく、心も。
ジャギは逸る気持ちを何とか落ち着けると、キスを再び優しく啄ばむような調子に戻した。
「ん・・・・っ・・・・・」
キスが軽くなって楽になったのか、の身体からホッと力が抜けた。
ジャギはそのまま軽いキスを続けながら、優しい手つきでの衣服のボタンを一つずつ外し始めた。
「ぁ・・・・・・」
やがて前が完全に肌蹴ると、小ぶりながらも形の良い二つの膨らみが、ジャギの眼前に晒された。
は恥ずかしそうに顔を背けている。
だがその胸の宝珠は、未知の快楽の訪れを期待しているかのように、既にぷっくりと立ち上がっていた。
ジャギは喉の奥で小さく笑うと、早速そこに舌を這わせた。
「あっ・・・・・・・!」
ジャギはの胸の頂を優しく舌先で転がし、甘く吸いつきながら、もう片方の膨らみを柔らかく揉みしだいた。
いつもよりゆっくりとした愛撫である。
「は・・・・っ・・・・、ぁ・・・・・・」
こ慣れた女ならばもどかしそうにするところだが、には丁度良い加減だったようだ。
不安げな表情をしてはいるものの、瞳を閉じて、控えめな吐息を漏らしている。
ジャギは愛撫の手を休めないまま、に問いかけた。
「どうだ、気持ち良いか?」
「は・・・・い・・・・・・・」
「本当か?」
探るようにもう一度尋ねると、は決まりが悪そうに口籠った。
「あ、の・・・・、済みません、本当は、その・・・・、あんまり・・・・よく分からなくて・・・・」
「分からねぇ?」
「あ、の・・・・、何と言うか・・・・、ゾクッとして・・・・、
身体がビクビクする感じが・・・・するんですけど・・・・・」
の本音を聞いて、ジャギは愉快そうな笑みを浮かべた。
それこそが『気持ち良い』という感覚なのだが、にはまだ自覚がないらしい。
それを正直に教えてやっても良いのだが、ジャギはそうしなかった。
「そうかぁ・・・・、ココはイマイチかぁ。んじゃあコッチだな。」
「え・・・・・?・・・あっ・・・・・!?」
ジャギはおもむろにのスカートをたくし上げ、下着越しに秘部に触れた。
「あっ、やっ・・・・・・!」
「じっとしてろ。何も痛い事はしねぇよ。」
「ぅ・・・・・・・・」
は一瞬、身を捩って抵抗したが、ジャギが耳元で優しく囁きかけると大人しくなった。
しかしその身体は、緊張に硬く強張っている。
ジャギはその緊張を解す為、唇をの頬や首筋に軽く押し当てながら、下着の上から優しく秘部を撫で続けた。
「ぁ・・・・ん・・・・・・・、ゃ・・・・・・・・」
「痛くねぇだろ?」
「は・・・い・・・・・・、でも・・・・、擽ったくて・・・・・・」
「じれってぇか?」
ジャギは喉の奥で笑うと、の下着の中に手を入れた。
「あっ・・・・・・!?」
「大丈夫だ。優しくしてやると言っただろう?」
「っ・・・・・・!」
ジャギはの柔らかな茂みを弄りながら、ゆっくりと手を滑らせていった。
「足を開け。膝を立てて、大きく開くんだ。」
「は・・・・・い・・・・・・・・」
が躊躇いがちに、しかし言われた通りに足を開くと、それに釣られて固く閉じていた花弁がゆるりと綻んだ。
ジャギは舐めて濡らした中指で、の秘裂をゆっくりと擦り始めた。
「あっ・・・・・・!」
秘裂から花芽までを擦り上げると、の声が少し甘くなった。
恥じらってはいるだろうが、苦痛はないようだ。
に確かな快感を与えるべく、ジャギは同じ仕草をゆっくりと繰り返した。
「あっ・・・・、あ・・・・・、っん・・・・・・・」
やがて、次第に指先が濡れてきて、微かだが音も聞こえ始めた。
は震えながらも、まだ大人しく身を任せている。
従順なその態度に気を良くしたジャギは、喉の奥で小さく笑った。
「どうだ?これもゾクゾクするか?」
「ん・・・・・っ・・・・・、は・・・・い・・・・・っ・・・・・・」
「そうかぁ・・・・、クックッ・・・・・・」
訊かずとも分かっている事を敢えて訊いて悦に入ってから、ジャギはの下着をも取り払い、
脚を大きく開いてその中心を無遠慮に覗き込んだ。
「あぁっ、いやぁ・・・・・・・!」
「さっきのもイマイチだったんだろ?じゃあ今度はこうだ・・・・・」
「あぁっ・・・・・・・!」
ジャギはの茂みを掻き分け、楚々とした秘部に舌を這わせた。
「やぁっ・・・・・・・!」
の身体が、ビクンと震える。
「駄目・・・・・、こんな・・・、のっ・・・・・・!」
は酷く羞恥して、逃げようと身を捩った。
だが、ジャギは逃がすまいとをしっかり押さえ付け、甘い蜜を啜った。
「やぁっ・・・・・・!駄・・・目ぇ・・・・・!汚い・・・・っ、汚いですから・・・・・!」
「良いから大人しく感じてろ・・・・・」
「あぁっ・・・・・・!ぃ、やぁ・・・・・っ・・・・・・!」
ジャギは舌先を器用に操り、の花弁の中心を擽っては、茂みから控えめに突出した花芽を舐め上げた。
刺激を与えられるその度に、の身体がビクビクと震えている。
もう随分感じてきているようだ。
ジャギは苦痛を感じさせないよう慎重な仕草で、中指をゆっくりとの中に埋め込んでいった。
「あ、あぁ・・・ん・・・・・・!」
熱く滑った内壁が、待ち侘びていたかのようにジャギの指を絡め取って締め付けてくる。
そのデリケートな柔襞を傷付けないよう、ジャギはゆっくりと抜き差しを始めた。
「あっ、あっ、あっ・・・・!ゃぁっ・・・・・・!」
激しく突き回すのではなく、柔らかく解すように、そして快感を得られるポイントを探るように、
ゆっくりと愛撫すると、の声が一段と甘くなってきた。
もう羞恥する余裕もなさそうだ。
あともう一息、快感を高めてやって何とか絶頂に導いてやりたい。
ジャギは再び花芽に舌を這わせ、より一層濃厚な悦楽をに与え始めた。
「はぁうっ・・・・!ぁっ、やっ・・・・、っあぁっ・・・・・・・・・!」
の中は艶めかしく蠢き、蜜がとめどなく溢れてシーツにまで滴り落ちている。
もう少しで絶頂を味わわせてやる事が出来るだろう、と思ったのだが。
「あっ・・・・、あんっ・・・・・、ゃっ、いやあっ・・・・・・!!」
「うおっ・・・・!?」
今一歩というところで、は激しく身を捩り、甘い責め苦から逃れ出てしまった。
「あぁっ・・・・・!はぁっ、はぁっ、っ・・・・はぁっ・・・・・!」
「ったく・・・・・、何やってんだ。折角イイところだったのによ。」
呆れたジャギがそう言うと、は肩で息をしたまま泣き出しそうな顔になった。
「す・・・すみません、でも、何だか・・・・怖くなって・・・・・・・」
「怖い?」
「か、身体の・・・・震えが止まらなくなって・・・・・・、頭も・・・・、痺れるような感じがして・・・・・」
「・・・・・・・・」
「どうにかなってしまいそうで・・・・、何だか怖くなって・・・・・・」
落ち込んだ顔で弁解を重ねるを見ていると、悪い気はしてこなかった。
未知のものに恐れを抱く事は誰にでもある。当然の心理だ。
「・・・・なぁに、怖がるこたねぇ。どうにもなりゃしねぇからよ。」
「そ・・・・・、そうなんですか・・・・・?」
「あのままもう少し頑張ってりゃ、すんげぇ気持ち良くなれたんだぜ?」
「あんっ・・・・!」
おもむろに秘裂を指でなぞり上げると、の身体がビクンと跳ねた。
まだ快感の火種はしっかりと残っているようだ。
指先に絡みつく濃厚な蜜を満足げに舐め取って、ジャギはに笑いかけた。
「どうだ?もっともっと、気持ち良くなりたかねぇか?」
「っ・・・・・・・・!」
「優しくしてやると言ったからな。無理強いをする気はねぇ。お前が決めろ。
どうする?もっと気持ち良くして貰いてぇか?それとも、ここでやめるか?」
そう選択を迫りながらも、ジャギはが断るとは全く思っていなかった。
「さあ、どうする?」
「・・・・・・て・・・・・・」
「ん?何だって?よく聞こえねぇぞ?」
やがては、ジャギの予想通りの反応を示した。
「・・・・・もっと・・・・・、して・・・・・・、下さい・・・・・」
は真っ赤な顔を恥ずかしそうに背けて、そう呟いた。
恥じらいながらも求めようとするその様は、嫌々でもなく、見え透いた演技でもない。
本当に、何と愉しませてくれる娘なのだろう。
「よぉし、良い子だ・・・・・・」
「あっ・・・・・・・・」
ジャギは喉の奥で笑いながら、再びを組み敷いた。
余裕めかしてはいるものの、最早ジャギも限界だった。
はちきれんばかりに猛り狂った自身が、早くを貫かせろと脈打ち、急かしている。
「力を抜いて、楽にしてろ。」
「はい・・・・・・・」
「最初は少ぅし痛ぇかも知らねぇが、じきによくなる。辛抱しろよ。」
「はい・・・、っ・・・・」
未知の恐怖に身を固くしているの唇に軽いキスをしてから、ジャギは己自身をの秘裂に押し当てた。
「っ・・・・・・・・!」
「大丈夫だ。ゆっくり入れる。落ち着いて、力抜いてろ。」
「は・・・い・・・・・・!」
は何とか力を抜こうとして、却って力んでしまっている状態だったが、
これ以上幾ら口で言ったところで、この緊張は解れないだろうと思われた。
従ってジャギは、それ以上の緊張を解そうとはせず、そのまま挿入を試み始めた。
「あっ・・・・・・・!」
ジャギの先端が僅かに入り込んだ途端、は痛そうに顔を顰めた。
しかしジャギはお構いなしに、そのまま腰を進めていった。
「あっ・・・・、うぅ・・・・・・!」
固く膨張した先端が、まだ誰の侵入も許した事のないの中を押し広げながら、ゆっくりと奥へ潜り込んでいく。
「あぁっ・・・・・・!痛っ・・・・・・、痛・・・い・・・・・・!」
「力を抜けと言ったろう。ゆっくりと呼吸するんだ。」
「は・・・・ぃ・・・・・、あぁっ・・・・・・・・」
力にものを言わせて一息に奥まで貫きたくなるのを堪えて、
ジャギは苦痛に歪むの頬や額に優しく唇を押し当てながら、の呼吸に合わせて慎重に腰を沈めた。
「あ・・・・、あぁっ・・・・・・!」
やがて、ジャギは己の全てをの中に埋めた。
「は・・・・っ・・・・・・、あぁ・・・・・・・・・・」
「・・・・・よし、もう大丈夫だぞ。全部入ったからな。」
「ぁ・・・・、はぁっ・・・・・・・」
は赤く火照った顔をして、荒い呼吸を繰り返していた。
そんな乱れた姿を見ていると、つい間髪入れずに追い立ててやりたくなるが、
しかしジャギはそれをどうにか堪えた。
「んっ・・・・・、ふっ・・・・・、んぅ・・・・・・」
チュ、ピチャ・・・・・、チュプ・・・・・・・
ジャギはを抱き締め、優しい愛撫を与え始めた。
「んん・・・・・、はぁっ・・・・・・・、あ・・・・・、んぅ・・・・・・・」
ジャギはの唇を甘く啄ばみ、舌を絡め取ってやんわりと吸っては、乳房や腰を撫で擦った。
すると、やがての吐息が、また蕩けるように甘くなってきた。
内壁も、締まったり弛んだりを繰り返しながら、ジャギを尚も奥へ奥へと誘うようにして締め付けてくる。
そろそろ頃合いかと踏んだジャギは、の耳元に唇を寄せた。
「・・・・・どうだ、もう慣れてきたか?」
「は・・・・・・、はぃ・・・・・・・・」
「よぉし。じゃあそろそろ動いても良いな?」
その問いかけに、は微かに頷いた。
恥じらいと怯えと、微かな期待が混じったように潤んだその瞳は、ジャギの目には酷く煽情的に映った。
「良い子だ。可愛いぜ、・・・・・・」
の耳元に囁きかけ、耳朶を甘く噛んでから、ジャギは一旦腰を引くと思い切り奥まで貫いた。
「あぁぁっ・・・・・!」
鋭い悲鳴を上げるの中を、ジャギは力強く突き上げた。
もう抑えは利かなかったし、抑えるつもりもなかった。
「あっ、あぁっ・・・・!ケン・・・シロウ・・・・様ぁ・・・・・ッ!」
健気にしがみついてくるをしっかりと抱き締めて、ジャギは何度も腰を打ちつけた。
ただ一つ、気に入らないのは、うわごとのように繰り返し呼ばれるケンシロウの名である。
他ならぬジャギ自身がそう名乗っているのだからどうしようもないのだが、
こんな時にケンシロウの名を聞くのは、どうにも興醒めして面白くなかった。
お前を感じさせているのはケンシロウなんかじゃない、思わずそう言ってやりたくなる。
「あぁんっ!ケンシロウ・・・様・・・・・、ケン・・・シロ・・・、んぅっ・・・・!」
それを言う代わりに、ジャギはの唇を塞いだ。
そして、吐息すらも漏らさぬ程に貪りながら、己の欲望を解き放つ為に腰を振り続けた。
「うぅっ・・・・・・!んんっ・・・・、んっ・・・・・!ふ・・・ぅっ・・・・・・!」
「ハァッ・・・・・・、ハッ・・・・・・!」
確かにジャギも、経験の無いに合わせて随分我慢を重ねていた。
しかしにとっても、あまり長い交合は辛いだけだろうとジャギは考えていた。
欲張らなくても、夜はまだまだこれからなのだ。
これから一晩かけて、じっくりゆっくり可愛がってやれば良い。
その為には、ジャギ自身が一度満足し、余裕を取り戻しておく必要があった。
「・・・・・、そろそろ・・・・・・・いくぜ・・・・・・・?」
「え・・・・・・・?あ、あぁっ・・・・・・!?」
ジャギはそれまでにも増して、激しい律動を始めた。
「あぁっ!やぁぁっ・・・・!だ・・・めぇっ・・・・・・!」
強烈な刺激に啜り泣くの最奥を、ジャギは何度も突き上げた。
そして。
「あはぁっ・・・・!あぅっ、あ、あぁぁっ・・・・・・・!!!」
「くぅっ・・・・・・・!」
最後に一際深く突き込んでから、ジャギは一気に己を抜き去り、の白い下腹部に熱い欲望を迸らせた。
絶頂の余韻が引いてきた後も、はまだぐったりと伏していた。
「・・・・・どうだ?『女』になった気分は。」
ジャギが悦に入った声でそう尋ねると、は微かに睫毛を震わせ、そっと目を開けた。
「・・・・よく・・・・分かりません・・・・・。頭の中が・・・・真っ白になったみたいで・・・・、
何も考えられなくなって・・・・・・・」
「ククッ・・・・、そうか。」
「私・・・・・、うまく出来てた自信がなくて・・・・・・。
ケンシロウ様は、その・・・・・、どうでしたか?つまらなくなかったですか・・・・・?」
そう言って、は不安げにジャギを見つめた。
だが、どうしてつまらないなどと思うだろうか。
こんな可憐な反応を示す娘は、初めてなのに。
「つまらない事などあるか。お前は良い身体をしてる。愉しませて貰ったぜ。」
「そうですか・・・・・・、良かった・・・・・・・」
ジャギが上機嫌でそう答えると、は恥じらいながらも安堵したように微笑んだ。
「・・・・けど、これで終わった訳じゃねえぞ。」
「え・・・・・・?」
ジャギは再びを組み敷いて、口元を吊り上げた。
「何を驚いてる?こんなのはまだまだ序の口だ。
もっともっと気持ち良くして欲しいんだろう?ん?」
「っ・・・・・・・!」
また頬を朱に染めたに口付けて、ジャギはその両脚を大きく開いた。
花弁はまだ柔らかく開いていて、未だに熱い蜜が溢れている状態だった。
「さあ、さっきの続きといこうか。一度最後までやられたんだから、もう怖くねぇよな?」
「・・・・・・・・は・・・・ぃ・・・・・・・・」
「良い子だ。まだまだたっぷり可愛がってやるからな。クックック・・・・・」
「ぁ・・・・、んぁぁ・・・・・・っ・・・・・・!」
戦慄く白い太腿をやんわりと抑え込んで、ジャギはの花弁にまた舌を這わせ始めた。
窓の外に広がる闇は、何もかもを呑み込んでしまいそうに深く、夜明けはまだ遠かった。