同窓会員の皆様へ

秋田　幸二

卒業生の皆さま、お元気にお暮しでしょうか。日頃は同窓会にご協力いただき誠にありがとうございます。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

　2013年11月9日同窓会設立50周年記念総会を開催してから早や、3年が経とうとしています。当日は、1期生から51期生まで幅広く、卒業生の方々にご出席いただき皆さまの母校に対する愛着をひしひしと感じた1日でした。現在の学校の状況は、HPでご覧いただけますが、私は毎年、卒業式に出席しておりまして、最近、特に感じていますのは、卒業生が本当に少なくなった事です。私ども4期生（昭和41年卒）の時代は卒業生が400名ぐらいと記憶しています。しかし、平成28年度の卒業生は各科2クラスになった事もあり133名でした。少子高齢化の流れそのままと言えばそうですが、もっと深刻なのは【ものづくり】教育の原点である工業高校のあり方ではないでしょうか？【ものづくり立国】の日本にしては、いささか寂しい限りです。いま少し工業高校のあり方について真剣に考える必要があるかと思います。将来的に工業高校の合併・統合は仕方ないかもしれませんが、最も大事なことは教育環境ではないでしょうか。設備機械の陳腐化もあり、これでは現代的な教育は出来ません。行政に今少し工夫をいただき、【中小企業ものづくり補助金】も結構ですが【ものづくり学校】の支援も是非お願いしたいところです。また、現場である学校においては、在校生を一般の会社に実習時間のカリキュラムを制度化し、経験を身につけ仕事に興味を持ってもらうのも大事かと思います。同窓会としては、東淀工業高校を卒業してよかった！と思っていただき何時までも同窓会員としての誇りをもってもらいたいと節に願っています。

　皆様には、今後とも同窓会をご支援いただきます様よろしくお願いいたします。尚、平成30年10月には同窓会設立55周年記念号の新聞を発行する予定です。何か良い知らせや面白い情報がありましたらＨＰを通じメールにてご連絡いただけましたら幸いです。
【よどの葦会】情報に是非ご期待ください。

＊今年の熊本震災について東日本大震災同様、東淀工業高校同窓会名で毎日新聞を通じ寄付させていただきましたことをお知らせします。詳細はHPにてご覧ください。