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明石の教育を考える用語集

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サンデー毎日
 毎年、日本全国の高校の大学合格実績を特集している週刊誌。

習熟度別クラス編成
 学力別クラス編成という言葉を少し柔らかくしたもの(と筆者は解釈している)

私立亡命
 成績優秀者が大学合格実績が低下した公立高校を嫌って私立進学校に入学すること。勿論、私立は学費が高く、貧乏人には手も足も出ないわけで、この動きが進行すると、経済格差=学力格差となり、貧乏人が勉強して立身出世するという日本の良き伝統美が崩壊することとなる。総合選抜地域ではこの傾向が如実に現れている。

スポーツ推薦
 明石市の高校入試総合選抜制度は合格者を、各校が学力均等になるように各人の成績に応じて各校に振り分ける制度であるが、水面下ではスポーツ推薦という総合選抜の精神から逸脱した行為が行なわれているらしい。総合選抜廃止を訴える市議会議員・大西氏によると確証が得られる資料が存在するそうだ。(明石市市議会「総合選抜に関する質疑応答」参照)大西議員はスポーツも才能の内なのだから、こそこそしないで公然とやればいいと訴える。

総選・単選折衷案
 総選廃止後の明石6校に期待する姿の1つ。明石6高を成績優秀者が受験する単独選抜校と受験が楽な総合選抜校に分ける。難関一流大学の入学を第1に考える生徒と、楽しく高校生活を送る事を第1に考える生徒の、それぞれを満足させる学校制度。その一種で2×4方式がある。詳しい運用などについては過去ログ参照。

総合選抜制度
 公立高校(普通科)の一般入試で、学力の学校間格差をなくし均衡化を目指す制度。同一学区内に複数の普通科高校を一つの高校と考え、願書受付を行い、受験生を入試と調査書の総合成績順位により男女別で階層化し、各階層で合格者をいずれかの高校に振り分けて調整する。従ってどこに飛ばされるかわからない。反面、学区内の高校の定員の合計が入学定員となるので落ちる可能性は低くなる。このような高校入試制度を取っている地域は、現在、全国で7県にある。(内3県は廃止の方向で検討。)明石市では昭和50年に開始。高校受験が楽な為、子供の学力低下の一因とされている。
反語:単独選抜制度
なかなか充実しているこちらもどうぞ→Wikipedia 総合選抜

総選
 総合選抜制度の略。

総選性善説
 総合選抜になっても、先生も生徒も、しっかりやってくれるやろと楽観していたこと。

総選高校入学資格検定(案)
 中学で上位3割。公立高校入学試験70%。この程度の基礎学力あれば、普通科高校課程を習得できる可能性がある。70%未満で普通科高校課程を習得しようとするなら、すごい努力が必要で、奇跡的でもある。公立高校入学試験60%未満の生徒は、総選高校に入学せず、職業訓練学校に入学することを検討すべきである。

総選維持派
 総選を維持しながら、高校内の内部改革によって教育行政の向上をめざす者たちのこと。総選の欠点をよく認識しており、総選廃止派が話しても建設的な議論ができることが多い。総選賛美派とは全く異なり良い人たちなので注意。

総選賛美派
 総選の欠点をわかっているにも関わらず、それに目を背け、何がなんでも総選を堅持しようとする者たちのこと。「子供がアホなので受験が楽でアホが隠せる総選でよかったあ」と言い、子育てを放棄してしまったアホ親と、悪平等主義思想団体に属し、その面子の為だけで総選を堅持しようとする者との2つに分類される。どちらも自分自身の体面しか考えず、心底、子供にとってふさわしいことは何かを考えないエゴイストである。総選維持派とは違う人種なので騙されないように注意。

総選賛美論
 「総選高校では幅広い人間関係のもと、豊かな人間形成がなされる」という考えを根底に、総選を維持しようとする理論。明石においては、総選導入当初、全くそんな考えはなく、総選を堅持する為に後付けで考えられた論理である。単独選抜校出身者が圧倒的に多い日本社会を見てわかるように世の中が貧しい人間性の者たちで溢れかえっているわけでもなく、また総選校出身者が特に豊かな人間性を持っているわけでもなく、全く根拠のない論理である。
アホもカシコも一緒くたで世界が広がる?参照


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