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明石の教育を考える用語集

 掲載して欲しい用語を募集しています。もしよろしければ、文章も考えて下さい。文章は
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内職
 学校の授業中に授業科目とは別の科目の勉強をやること。低レベルな明石の高校の授業に見切りをつけた成績優秀者や理系クラスの私立文系文転組に多く見られる。

2006年問題
 コンピューター用語ではない。2003年から実施される高校の新学習指導要領により、学習指導内容が大幅に削減される。その簡単になった学習指導を受けた生徒たちが大学に入学する2006年に大学生の学力低下がますます加速すると懸念されること。私立中高では旧過程での学習の維持を予定しているところが多く、新指導要領を導入する公立高校の現役大学合格は、激減することが予想されている。私学進学関連の情報誌に登場する新設・中堅私学の校長先生、理事長先生は、「公教育は死んだ」と鼻息は荒く、2006年以降、私学はますます盛隆することが予想される。

日本国憲法第26条
 すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。

ぬるま湯
 総合選抜制度下の中学校では、明石6高の入学定員合計約2000人の成績に入っておけば確実にどこかの高校に入学できるわけで、その甘えから中学生の学力が低下していると言われている。そんな明石の中学の緊迫感のない状況を指してぬるま湯と言う。


白陵中学・高校
 明石市の隣の隣の高砂市にある明石市に最も近い私立進学校。総合選抜を嫌う明石の成績優秀中学生の亡命先として知られる。平成14年、東大合格者数29名。国公立医学部への進学率は全国トップクラス。国公立大学全員進学、センター試験の平均点80%を目指す。昭和38年、開校当初は、アホで有名だったが、テストの点数悪い奴には竹刀で殴るというスパルタ教育が教育熱心な家庭に支持され、明石総選実施以降、東大合格者を複数人輩出するようになった。昭和50年代後半には東大合格者5,6名となり、進学実績において加古川東と争うようになる。両校は犬猿の仲と言われていたが、今は加古川東は完璧に負けている。最近は、文武両道を目指し、スポーツ弱小校からに脱皮を図ろうとしている。柔道とスケートでオリンピック級?の選手がいるとの噂。ゆとり教育となった今でも土曜日授業+60分授業を続けている。塾に行かなくても白陵で十分がモットー。

複数志願制
 兵庫県教育委員会の説明によれば「単独選抜の長所と総合選抜の長所」を取り入れた入試制度。神戸第3学区で平成15年から実施。2校を志願できるが、第1志望には50点の加算点があるため、上位校に影響はない。また、基準点が取れていれば志望の2校以外でも入学できるなど、成績上位者を公立校へ引き留める仕掛けが成されてある。下位校間では第1志望にこぼれた受験生に第2志望校として選んで貰うための過酷な争いが予想される。(文責:山の浜猫)


まわされる
 総合選抜による高校入試制度により、希望した高校に入学できず、他の希望していない高校に入学することとなること。明石市の総合選抜制度では、各校の学力均等を基本としており、学力調整のため、優秀者と低学力者が希望した高校以外にまわされる確率が高い。「飛ばされる」という表現を使うこともある。
明南に飛ばされた〜(笑)参照
使用例
「合格したのに元気ないなあ」
「明南にまわされてん」(泣)

まわし合格
 神戸第3学区などで行われている複数志願制による高校入試制度において、第1志望以外の高校に合格すること。某サヨク系思想団体は、複数志願制に対する批判としてこの表現を使い、あたかも第1志望以外の底辺校に入学することになれば、人生の終わりの如く言い方をする。当団体は複数志願制のまわし合格は批判し、総合選抜のまわし合格については「80%は希望通りの高校に行っている」などといい、裏を返せば「20%が希望通りにならない」ことを全く無視している。子供たちにとってはどちらのまわし合格も同じことだと思うが…。

明教組
 明石市教職員組合のこと。(日教組の明石支部?)総合選抜の導入を推進した張本人であり、組織としては今も一応、総合選抜維持を唱えているが、組合員の先生一人一人と話してみると、意外に総合選抜の欠点をよく認識しておられる先生が多いようだ。
「総選をたたえる会」レポート 明石市史「高校入試に総合選抜明石方式」参照


ゆとり教育
 1970年代に入って深刻化した不登校児の増加や校内・家庭内暴力、いじめ問題は、戦後の成績重視型教育や詰め込み教育が原因であるとされ、その解決策として、1980年頃から始った教育改革の一つ。文部科学省は、偏差値教育から脱却し、ゆとりを持つことで創造力を高め個性を育成する教育をめざしたが、教科書内容の大幅削減や週休2日制の導入で、子供たちの学力低下の傾向が如実に現れ始めた。「ゆとり教育」による公立学校の衰退は著しく、神戸や大阪のトップ公立高校でも、10年前と比べ京阪神大学の合格者数は半減している。「ゆとり教育」で、学習内容、授業時間が削減される一方、大阪の私立中高では、旧課程の学習内容で授業を行い、80%の学校は土曜日も授業をしているそうだ。これでは、ますます私立と公立の差が開く一方である。






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