不妊施術について

不妊症とは、正常な夫婦生活をある一定期間を経ても子宝に恵まれないことをいい、子供を作ろうとして1年以上できない場合を不妊症といいますが、施設等で諸説あり、基礎体温表を用いて行ってもできない場合は6ヶ月で不妊症と定義しているところもあります。

■西洋医学では
 Sterility 器質的な障害があり、医術をほどこさなければ妊娠しないものSubfertility( infertility )一般的に不妊症と呼ばれているもの原因不明の不妊症などが含まれます。 
鍼灸治療は主にこちらを治療しますが、ART(生殖補助技assisted reproductive technology:体外受精、顕微授精等)を助ける治療もおこなえます。

卵管の異常
 卵管が閉塞していたり卵管の機能不全など
卵巣の異常
 索状卵巣や早期に閉経した卵巣など
子宮の異常
 形態的な異常(子宮筋腫、奇形など)や機能的な異常(子宮内膜の発育不全など)など
免疫異常
 抗精子抗体など
精子の異常
 精子数や運動率、奇形率の以上など

 

■東洋医学では
 不妊症を『不孕』『無子』『全不産』といい、色々な病因で起き、
腎気の不足、気血によるもの、肝気のうっ結によるものなどがあります。

腎気の不足による不孕
 虚弱体質で腎気が不足し不孕になります。月経周期の遅延あるいは無月経、下腹の冷え、腰やだるさなどの症状を伴います。
気血の不足による不孕
 多くは脾経胃経の機能が低下しているため気血の不足により不孕になります。
顔色が悪い、痩せている、脱力感、めまいなどの症状を伴います。
肝気のうっ結による不孕
 気分が鬱積し、気の流れが停滞し気血が流れなくなり不孕になります。
月経周期のみだれ、イライラ、怒りっぽいなどの症状を伴います。

 

■原因不明の不妊症
 医学の技術なくしては妊娠が成立しない症例は 鍼灸の治療だけで妊娠を成立させることはできません。しかし、原因不明の妊娠や子宮や卵巣の血流不足に起因する症例には鍼灸治療が効果を表すとする 発表がされています。特に原因不明の不妊症のなかには、卵胞の形成不全、卵子の質が悪いなどが原因と思われているものがあります。 これらは、卵巣子宮の血流不足が原因といわれています。ある発表では、卵胞周囲の血流が体外受精治療の妊娠予後に関与し 血流の豊富な卵胞から得られた卵からのみ妊娠例を得たと報告されています。また、卵巣血流は受精に影響するという報告もあります。
血流不足により、減数分裂再開や顆粒膜細胞の黄体化に関予しているLHサージが、卵胞内でLHサージ不全を起こしている可能性が考えられています。その結果、卵成熟分裂の正常な再開に至らず、受精率の低下、胚発生の抑制さらに顆粒膜細胞の黄体化不全が発生すると考えられます。このような症例には、鍼灸治療が効果的と考えられます。
 日本では、遠赤外線を利用した報告や鍼治療で妊娠率、卵巣子宮の血流が改善したという報告があります。 自然妊娠にかぎらず、人工授精、体外受精などと併用することでよりいっそう効果がでると考えられています。報告では、体外受精反復不成の症例に鍼灸治療を併用したことにより妊娠が確認されたとのことです。

 

不妊施術…鍼・灸・カイロプラクティック・光線療法により院長が施術を行います。

施術の流れ
・光線療法にて足部・腹部に照射し血行促進させます。
 
・鍼,灸により気血の流れを整えます。
 ↓
・カイロプラクティックにて頭蓋調整や全身の神経バランスを整えます。

やの鍼灸接骨院では、現状況に応じて施術方針を説明させていただきます。
些細な事でもご相談にのりますのでご連絡ください。

施術時間:完全予約にて行います。

料金:
初回相談料   4400円/人(施術に同意してもらった時のみ必要です。)
施術料金    8800円/人(但し夫婦ご一緒での施術時は2人で16500円)  
 
初回時   通常 15400円/人→13200円/人
2回目以降通常 11000円/人→8250円/人(但し夫婦ご一緒での施術時は2人で16500円)

 

お問い合わせは…

やの鍼灸接骨院

住所:松原市天美東6-16-14
電話:072-331-1085
E-mail:beorc.yano@hotmail.co.jp