米軍艦クッシングとバンデグリフトの
和歌山入港反対行動ドキュメント

8月17日 『朝日新聞』朝刊に、姫路港、名古屋港、清水港、下津和歌山港の4港に、米軍艦5隻同時入港の記事。

10時

和歌山県知事定例記者会見で、正式発表。
8月18日 米空母に反対する市民の会(おたる)から資料を送ってもらい、抗議文などの草案作成にはいる。
8月20日

14時

和歌山県庁に行き、抗議とともに、県知事木村良樹宛に「抗議ならびに要請および質問書」を手渡す(和歌山県側・知事公室文化国際課国際班長野田寛芳、土木部港湾空港振興局管理整備課官吏班長西川雄次、総務学事課副課長西村)。

15時45分

市役所に行き、米軍艦和歌山入港についての市側の考えを尋ねるとともに、和歌山市長旅田卓宗宛に「質問書」を手渡す(市側・市長公室調整室長井辺祐二、市長公室秘書室総務班長小田恒男、土井)。
8月22日 鹿児島港にも入港することがわかる。
和歌山県に米軍艦和歌山入港にかんする「公文書開示請求」。この時点で、下津海上保安署長からの入港通知書と、28日の艦上レセプションへの案内状しかないという、西川氏の説明。
8月23日 和歌山県から、回答を今日送る(送った?)と電話。
在大阪総領事ロバート・ルーダンに、「申し入れ及び質問書」を郵送。
8月24日 和歌山県から、回答が届く
「和歌山港を戦争協力に使うな! 米軍艦の入港に反対しよう!」の印刷
8月25日 JR和歌山駅前で、チラシ配布
8月26日  英語プラカードをつくる
和歌山市から、回答が届く。
8月28日

7時

南海和歌山駅港集合。入港反対行動

13時

両艦長に、「申し入れ及び質問書」を手渡すと同時に、体験乗船反対行動
バンデグリフトのタラップの下で待機中、乗用車到着。海軍の制服を着たふたりと、背広を着たひとりが降りる。紀伊民報の記者から、艦長だと教えられる(両艦の艦長か?)。
近づいて、「申し入れ及び質問書」を制服のふたりに渡そうとするが、受け取らず。無言でタラップをあがる。背広を着た男も、いっしょに、艦上へ。
背広を着た男は、通訳らしき女性と埠頭を見下ろすデッキで、わたしたちのほうを見ながら、しばらく会話を交わしていたが、タラップを降りてきて、わたしたちに近づいてくる。自己紹介で、領事?だと名乗る。名刺を要求。
神戸大阪総領事館領事(政治経済担当)?氏が、かならず両艦長に渡すといって、受け取る。こののち、大場が手を出して握手を促すが、応じず。USA人が握手を求められて、応じないのは、ひじょうにめずらしい?
8月30日 西川さんから電話で、米軍艦和歌山入港にかんする「公文書開示請求」の審査が通ったと電話連絡。
8月31日 7時30分 入港反対行動。この日の反対行動は、日本の侵略の歴史を知るわかやまの会からの4人のみ。
警察の妨害で、ほとんどできず。米軍艦が接岸している対岸の埠頭で、ゼッケンをつけたまま(大場、キム)、約15分間、警察と押し問答しながら、英語幕を広げたくらい。わたしたちを取り囲む警官11人。ほかに、車(乗用車1台、バン2台)で待機中の警官も数人か。
埠頭では、警察は権限がないはずだが。
9月3日11時30分 米軍艦和歌山入港にかんする開示文書を受け取りに行くとともに、あらたに「公文書開示請求」をする(たとえ ば、和歌山県から県警への警備要請文書など)。