研究テーマ
リン欠乏や強酸性などの問題土壌ストレスに対するイネの育種学研究をしています。
研究室ポスター
世界の農耕地には元素の欠乏や過剰として特徴付けられる様々な問題土壌(不良土壌)が存在しています。
広大な面積を持つ問題土壌において持続的な農業生産を可能にするための解決策の一つは、耐性品種を導入することです。
耐性品種育成に向けて、野生イネ染色体断片導入系統など様々なイネ遺伝資源を利用し、有用遺伝子探索を行っています。
耐性品種の利用は、土壌改良剤や余分な肥料の使用を抑えた低コストの農業を実現できるはずです。
- 環境保全型農業のための、イネのリン欠乏ストレス応答形質の単離と機能解析
- イネの低pHストレス耐性、湛水適応性に関する遺伝解析
- 酸性硫酸塩土壌適応作物の探索とその適応機構
- 大規模EST情報からの遺伝子発現パターンを利用した有用遺伝子の探索手法の開発
など,,,
キーワード
栄養ストレス耐性, DNAマーカー, QTL解析, マップベース・クローニング, 多変量解析, 発現遺伝子解析, 品種改良
専門分野
研究者情報
研究業績
研究プロジェクト、研究助成
→ 2023/03/29
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