盛野直樹ヴァイオリン教室

ヴァイオリンの練習についての考え方

 

 

自然の暖かさを感じさせる素材「木」でできた楽器「ヴァイオリン」

大人にとっても、子供にとっても現代は色々とストレスの多い世の中です。
自然の暖かさを感じさせる素材「木」でできた楽器「ヴァイオリン」、
その自然な音色は人の心を暖かくしてくれます。
ヴァイオリンの表板は「松」。裏板、ネック、頭は「かえで」。指板は「黒檀」でできています。
また弓はのさおは「ヘルナンブーコ」。古いものでは「アイアンウッド」。安価なものでは
「ブラジルウッド」。毛箱は「黒檀」、まれに「象牙」や「牛骨」などでできています。
「楽器をいためない奏法」日頃の「手入れ」と「正しいメンテナンス」によって
ヴァイオリンは数百年にわたって使える楽器です。

ヴァイオリン演奏における技術的な考え方

ヴァイオリンの上達には練習は不可欠です。
立ち方、楽器の構え方、運弓法、運指法(手の使い方や音程)など基礎的な技術については
「楽器の構造と人の動きのしくみから奏法を考える。」そして「奏法はできるだけ単純なものがよい。」という基本的な考え方に立ち、日々生徒さんたちと一緒にいろいろ試行錯誤してきました。
私自身過去に習ってきたことにとらわれることなく、あえて「いけないこと」とされてきたことまで試してみました。
最近になって「これは確信を持って教えていい」という 項目が次々と見つかってきました。
まだまだたくさんのことを見つけてゆきたいと思っています。とても楽しいことです。

練習は効率よく

人の意識的な動作の中には常にその人特有の無意識的な動作が潜んでいます。
その 無意識的な動きがその人独特の感受性を生み、それが一人一人の音色や音楽表現の特色
「個性」を作り上げていると考えています。
私はその 無意識的な動きの特徴をうまく活かすことによりそれぞれの人にあった練習方法を見
つけ、効率の良い練習法を指導しています。

音楽表現と練習

ヴァイオリンは弓弦楽器です。4本の弦と弓の運びで
(右手指で弦をはじいたり、左手指で弦をはじいたりすることもありますが。)
表情豊かな音楽表現をしてゆきます。
それは、個々の曲の解釈、使っている楽器や弦の種類、弓の特徴、
それ以上に演奏するひと一人一人の感受性によって運指法、運弓法、表現が異なってきます。
そこには
「楽曲が作曲された時代の表現スタイルが大事である。」とか
「その作曲家の生涯や作曲された時の時代背景が重要である。」とか
「ヴァイオリンの美しい音色が楽しめればいい。」など
様々な考え方がありますが、私は生徒さんとの対話のなかでよりよい方向をさぐりながらレッスンを進めています。


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