山登りの経験が少ない僕にとって、この国立公園での滞在はとても楽しいものでした。ワシントン州シアトルの近くに位置するこの山は、カスケード山脈の中に位置しているとはいえ、独立峰に近い山であり、貫禄のある姿だと思います。
富士山に似ているとはよく言われますが、さらに高く(4394m)、ずっと北に位置しているせいで夏でも雪が残っています。
雪の富士山を間近に見たかったら、冬に本格的な登山をしないとならないでしょうが、レイニア山の場合は、寒くない時期でもたくさんの雪に覆われた姿を簡単に見ることができます。僕が見たときでも、外見は立派な雪山なのに、空気は穏和でした。これがこの公園の最大の魅力ではないかと思います。
もちろん、夏に展開する高山植物の花々の魅力も大きいです。僕が初めてここに来たときは６月で、そんなに寒くはなかったけれど、景色はまだまだ冬でした。雪は深くて花は見られなかったし、まだ入れない場所もありました。
それでも気に入ってしまったので、もっといい時期に見てみようと思い、次の年の旅行で、再び訪れたのでした。このときはとても良かったけど、花々に関してはまだベストな時期ではなかったので、８月上旬頃にまた訪れたいと思っています。
 説明不要(^^;) （クリック） |
1999年は、この国立公園の100周年にあたるそうで、98年にここに行ったときに、それを祝うポスターなどを見かけました。99年に行けば、何かいいことがあるかもしれません。(^^)