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(1)新しいバッテリーの用意 バッテリー交換のために新しいバッテリーを用意します。純正よりも少し性能のいいもの(頭の数字 が大きい物)を選んでおけばいいでしょう。"B19"の部分はバッテリーの大きさを、次の"L(R)"は端子の 向きを表していますので、これは純正と同じ物を選びます。 今回はコーナンオリジナルの"40B19L"(2980円・ユアサ製)というのにしました。それほど高価な バッテリーは必要ないと思います。 |
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(2)工具の用意 新しいバッテリーの次に作業工具を用意しましょう。特殊な工具は全く必要ありませんので、多分皆さん お持ちだと思います。基本的にはスパナ2本(1本?)でOKです。片目片口スパナ(写真の物)なら10ミリ と8ミリの2本、両口スパナ・メガネレンチなら10×8ミリの物を用意すればいいでしょう。また、 ラチェットレンチがあれば重宝します。 |
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(3)バッテリーの位置の確認 ではボンネットを開けてみましょう。エンジンルームの右側、ウオッシャー液のタンクの横にある四角い 箱がバッテリーです。分かってますよね(笑)。上の赤いカバーのついた端子がプラス側、下の端子がマイナス 側になっています(これは私の車の場合なので、他のモデルでは違うかもしれません)。そしてバッテリー本体は 固定金具と2個のナットで固定されています。 |
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(4)固定金具の取り外し 固定金具を止めている右側のナットに8ミリのスパナをかけて、10ミリほど緩めます。すると金具は U字形の切り欠けになっているので、ナットを外さなくても金具を外せるようになっています。もし外しにくい 場合は、左側のナットも少し緩めて下さい。 金具が外れたら右側のシャフトを取り外します。シャフトは下側がU字形で バッテリー台の穴に差し込んであるだけなので、少しひねれば外れると思います。 |
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(5)端子の取り外し 端子を取り外す前に必ず守っていただきたいことがあります。それは必ずマイナス側から取り外す ということです。多分ショートを防ぐためだと思うのですが、これは必ず守って下さい。 マイナス側(下側)の端子を止めているナットに10ミリのスパナをかけて少し緩めます。端子が外れたら 邪魔にならない所に引っ掛けておきましょう。次にプラス側(上側)の端子を同様に取り外します。 |
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(6)バッテリーの交換 端子が両方とも外れたら、バッテリーを取り外しましょう。バッテリーは見かけよりも重いので、注意して 下さいね。バッテリーを外すと写真のようになり、バッテリー台が現れます。ここにはゴミなど溜まっていると 思いますので、ちょっと掃除してやりましょう。 掃除が終わったら新しいバッテリーを台の上に乗せます。この時、端子の向きに注意して、元と同じように 置いて下さい(今回はプラスが上)。 |
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(7)固定金具の取り付け 新しいバッテリーを置いたら固定金具をバッテリーの上に持ってきて、 ほぼ水平になるように左側のナットで調整します。先程取り外したシャフトをバッテリー台の穴に 差込み、ナットを固定金具のU溝にはめ込みます。そして固定金具が水平になるように、左右均等に スパナで締めこみます。この時ナットを締めすぎないように注意して下さい。固定金具は案外弱いので、 締め過ぎると変形してしまうからです。 |
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(8)端子の取り付け 端子の取り付けは外す時の逆に、プラス側から行います。これも必ず守って下さいね。 バッテリーの端子にケーブルの端子を奥までしっかりとはめ込み、10ミリのスパナで締め込みます。 締めたらケーブルの端子を左右に動かして緩みがないか確認しましょう。いくら締めても緩い場合には、 ケーブルの端子を交換しないといけない事もあります。 (注意:緑の線は、フォグランプの物で通常はありません) |
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(9)交換終了・試運転 マイナス側の端子も同様に取り付けたら、交換作業は終了です。工具やウエスなどの置忘れがないか 確認した上でボンネットを閉めましょう。 キーを回してみましょう。キーを回してインジケータ類が点灯すれば、とりあえず間違いはないと思います。 では、エンジンを始動させましょう。セルが勢いよく回って、一発で始動しました。皆さんはどうでしたか? やっぱり新しいバッテリーは気持ちいいですね。 |