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No.2 ワゴンR・ヘッドランプのバルブ交換
ヘッドランプのバルブを交換しました。
左右とも交換したのですが、 前回スモールで左側はやったので、今回は右側をメインにやります。

(1)工具と交換用バルブの用意

 まず、交換用のバルブと必要な工具を用意しましょう。バルブは同じ消費電力でかなり明るい、 というのがお勧めです。寿命は若干短くなりますが…。今回はホームセンターのベターホームで498円 で売っていたのにしました。
 工具は8×10mmのスパナが1本あれば充分です。ただ、エアクリーナーボックスを外したりする時には、 ソケットレンチがあると重宝します。できればロングソケットの8mmと10mmが欲しいところです。
(2)エンジンルームを見てみましょう

 ボンネットを開けて見てもらえれば分かると思いますが、ヘッドランプの後ろにはいろんな物がいっぱい あって、とてもバルブまでたどり着けそうにありませんね。軽自動車はエンジンルームがとても狭いので、 何かをしようとする時、ほとんどの場合は、まず邪魔になるものを外さないといけないのです。
 今回は、バッテリーとラジエターのリザーブタンクあたりが邪魔になりますので、それらを先に 外してしまいましょう。
(3)バッテリーの取り外し1

 最初に邪魔なバッテリーを外しましょう。まず、端子に取りつけてある金具を取り外しますが、 ショートを防ぐために、必ず−端子(手前、レンチを掛けている方)側から外すようにして下さい。 10ミリのナットを緩めるとすぐに外れます。+側も同じように外します。
(4)バッテリーの取り外し2

 固定金具を止めている右側のナットに8ミリのスパナをかけて、10ミリほど緩めます。すると金具は U字形の切り欠けになっているので、ナットを外さなくても金具を外せるようになっています。 もし外しにくい場合は、左側のナットも少し緩めて下さい。(外れた所は→こちら
 金具が外れたら右側のシャフトを取り外します。シャフトは下側がU字形でバッテリー台の穴に 差し込んであるだけなので、少しひねれば外れると思います。
(5)バッテリーの取り外し3

 右側のシャフトが外れたら、固定金具を反対側に回します。するとバッテリーは完全にフリーになりますので、 持ち上げて降ろして下さい。バッテリーは見かけよりも重いので注意して下さいね。
 バッテリーを降ろしたら、左側のシャフトも金具が付いたまま外します。こちらのシャフトも穴に 差し込んであるだけです。(右側のシャフトの画像は→こちら
(6)バッテリーの取り外し4

 全て外れたら、プラスチックのバッテリーホルダーを取り外しましょう。これはただ置いてあるだけなので、 すぐに取り外せると思います。これでバッテリー関係の部品は全て取り除く事ができ、かなりすっきり してきました。
(ホルダーを外した画像は→こちら
 でも、まだ邪魔なものがあります。次は、クーラントのリザーブタンク(白いプラスチックの容器) を外しましょう。
(7)リザーブタンクの取り外し

 まず、緑色のタンクの蓋を外します。タンクは上にスライドさせれば外れるのですが、かなり固いので、 口の部分に親指を突っ込み『えいやっ!』と引き抜きます。クーラントは多少こぼれても問題ありません。 水道水を足しておけばOKです。
 外れましたか?
 外れたところはこちらをクリック。
(8)カプラーの取り外し1

 これでやっと作業にかかれる、と思ったらまだ邪魔なものが…。エアコンの冷媒のタンク(金属の筒)に 何かのカプラーが付いているのでこれも上に引き抜いて外します。
 写真の真ん中にあるのがヘッドランプのカプラーで、その外側の丸いものがゴムの防水パッキンです。 (これは右ヘッドランプの画像ですので、ちょっと見え方は違うと思います)
(9)カプラーの取り外し2

 このカプラーは爪も何もなしにただ差し込んであるだけなので、ちょっと硬いかもしれませんが、 強く引っ張れば外れるはずです。
 カプラーが外れたらゴムのパッキンも外しましょう。 パッキンの上側にベロのようなものが付いてますので、それを引っ張って外します。切れそうで頼りない ですが、結構強くて丈夫なようです。  (外したゴムパッキン)
(10)バルブの取り外し

 カプラ−とゴムパッキンを外すと、この画像のようになっています。
 中央がバルブで、針金状のスプリングで後ろから抑えてあります。スプリングは左側のフックに 引っ掛けてあるだけですので、それを外せばすぐにバルブを外すことができます。 (外したスプリングは→こちら
(11)バルブの取り外し

 長い道のりでしたが、ついにヘッドランプのバルブを取り外すことが出来ました。 後は、バルブを交換して組み付けていくだけです。
 一般的にバルブのガラス部分は手で持たないほうがいいと言われているので、 なるべく端子部分を持つようにして下さい。
(12)バルブ取り付けの注意点

 バルブを取り付けるときの注意点として、バルブの向きがあります。実物を見てもらったら判ると思い ますが、バルブには三つの爪があり、その爪をヘッドランプの台座の凹に合わせてはめ込むようになって います。爪と凹が合うのは一ヶ所だけですので、向きが分からなくなったときは気長に合わせてみて下さい。
もし分かりにくい点や間違い、また感想などありましたら、メールにて御連絡願います。









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